ヒロリン雑学ブログ

時事ネタや歴史、漫画アニメネタの雑学ブログです。

ドラマ・新撰組始末記

ドラマ・新撰組始末記

というものが、ついさっき見たYouTubeのおすすめ動画の中にあったので、見た。
高校生の時にテレビでやっていたものだ。

懐かしい。
しかし、さすがに昭和52年くらいか?
なので、すっかり忘れている。
ビデオデッキさえ、まだ市場には出ていなかったので。録画して何度も見返すという事も出来なかったしなぁ。

俳優は近藤勇役に平幹二郎さん、土方歳三役に古谷一行さん、沖田総司役で草刈正雄さん。
この当時、古谷一行さんは、まだあまり名前が知られていなかったように思う。
なにしろ、このドラマで名前を憶えた。

平幹二郎さんは、現代で憶えている人と言えば、60歳前後を基準とした人達くらいかな?
永倉新八役の夏八木勲さんや藤堂平助役の三ツ木清隆さんも懐かしい。

特に三ツ木清隆さんは、うんと子供の頃に放送されていた、松本零士さん原作の、高速エスパーで主役を務めていた人だし。

永倉新八役の夏八木勲さんには、つい先日まで混乱していたのだけれどね。
名前を憶えているのは夏八木勲という方が断然、憶えているのに、この前観た映画、蘇える金狼から、その前後で流行った映画主題歌を探して、白昼の死角に辿り着いた時。
映画、白昼の死角の主演俳優さんが夏木勲だった。

頭の中???である。
写真は間違いなく夏八木勲さんのものなのに、名前が夏八木から八の字を取っただけの、夏木勲。
え~、私の記憶違いですかぁ~?

と思っていたら、どうやら俳優人生の中の数年間(よりは少し長いかな?)は、夏木勲名義で芝居をしていたらしい。

このYouTube動画は少しばかり画質が粗い。
パラビでなら、全話見られるらしいというのを見たので、そちらならもうちょっと画質良いんだろうか?

ちょっと気になる。

芸能人も消耗品

芸能人も消耗品

人間のキャリアも、間もなく61年ともなると、それだけの間テレビっ子だったので、色々と見てきている事になる。

経年劣化というものは、商品や製品だけじゃなく、人にも云えるのだなぁと思うと諸行無常の響きがあるなぁ。
と思う今日この頃。

若くて、現役だった頃には、あんなにも輝いていた芸能人やスポーツ選手達が、年と共に劣化していっている。
最近のネット上のくだらない記事なんかでよく目にするのが、日曜日の朝に放送している某局のワイドショーのMCを務めている…、職種は何だろう?
ドラマにも多数、出ていたけど俳優ともいえず、タレントでいいのだろうか?

それから同番組で長らくスポーツコーナーのご意見番をしていた元プロ野球選手とか。
老害だとか、理解していないとか、悪評ふんぷんで、炎上騒ぎが多発しているらしい。

もっとも、そんな記事はくだらなさ過ぎて読まないし、この年になると、どうでもいい。
取り敢えず、よく見かける記事なので、例として書いただけなんだけど。

役者さんでも、ひと頃は個性的だとか言われてドラマの主演までしているのに、今年に入ってからはCMくらいでしか姿を見かけなくなった人も多い。

話題になれば取り上げるけれど、テレビにも引っ張りだこにもなるけれど、その後は放ったらかし。というのが多く見られるのが、芸能界事情。
10~20年前にはテレビでよく見かけたタレントさんなのに、現在の話題性のあるドラマには出ていない。

もっとも、役者さんは、何もテレビだけが活動の場ではないので、知らないところで元気に舞台とかをしているのかもしれない。

冒頭にも書いた通り、年齢的にはおじいさん世代なので、すっかりと夜、寝る時間が早くなってしまった。
その代わりに、朝、目が覚める時間も早くなっている(^_^;)
早朝に、音がないのは淋しいからとテレビをつけると、その時間帯というのは大体が高齢者向けの通販番組を流している。

で、気がつくとさっき書いたようなひと頃、活躍していたタレントさんやアイドルさん達のオンパレードに出くわしてしまう。
若い時、好きだったようなぁ。という懐かしい気持ちにさせてくれる女子タレントさんも多い。

なんとなくなんだけど、今視聴率のいい時間帯には、なかなか呼んでもらえないタレントさんの再生工場の様相を呈してさえいる。
ふふふ、これが時代の移り変わりというものだよね。

最近のテレビは面白くない。
と感じ始めて数年になる。
それは、若いタレントさんたちの態度が見ていられない。というのもある。

なんで、大したキャリアも実績もないのに、あんなに大きな態度ができるのあろう?
と思うけど、時代の流れという事なんだろう。と最近気がついた。
最初はそうしたところが気に入らない。と思っていたけど、今は違う。

この子達も、いずれは歳をくって中堅とかベテランと呼ばれたりするようになる。
そうした状況になるまで、あと何年あるのだろう?
今の時代は移り変わりが昔より早くなっているので、案外早い時期にそうなってしまうかもしれない。

単純に消耗品扱いされてしまうタレントという職業は虚しい仕事だよね。
としか思えないので、最近は同情的になってもいる。
今、コケにされるのが仕事のようになっている、少し前のタレントと同じ道を辿るのが、今、人気者扱いされてるタレントたちなんだ。

ああ、無常。

地震大国日本なんだけど…

地震大国日本なんだけど…

実は月曜日に放送されているドラマを録画していたのをさっき、やっと見たのだけれども、昨夜の10時30分ごろに地震があったのね。
という事です。

いくら地震大国とはいえ、ここのところ立て続けに地震が起きてる。

先日の地震にしても、その後、あまりに広範囲で揺れが観測されたから、何か、新しい名前の付いた○○というものが、話題に挙がっていた。

実のところ、地震学といういうものを、あまり信用していない。
他にも脳科学とか海洋専門家とか宇宙の事についても宇宙線たか磁力とかは信憑性があるとして、宇宙の起源とかいうモノは、今やSF用語との境界がはっきりしないから論じる価値もないのかな?とか…。

過去記事には書いてあると思うけど、今の科学にしても、全てが仮説の上に成り立っているのは、歴史が証明している。
ガリレオが地動説を唱えるまでは、地球を中心に宇宙が回る天動説が揺るぎない真実だったわけだし。

今の科学の根幹である相対性理論も、誰かが新しい説を唱えて、それが証明されたら、途端にインチキに降格される(筈だ)
ある程度の事はわかっていながら、そこから先の大幅な進歩がないのは何故なんだろうね。

マントルが対流していて、それが大きくたわんで弾けて地震が起きる。
というのは、小松左京さんの小説、日本沈没が発表され映画化された時に初めて知ったけど、未だにその時と変わらない説明しかできないのは何故だろう?
結局は、地震が起きる本当のメカニズムは未だによくわかっていないんじゃないのか?
としか思えない。

気象庁の職員も地震の専門家という人達も、大きな地震の後に言う事は決まっている。
「ここ数日間は、同じ規模の揺れが来る可能性があるので、十分に注意してください」

それしか言えない。
いつ頃、どの辺で同じ規模の地震があります。とは言わない。

もっとも、今の社会では断定して、それが違った時に容易く炎上騒ぎになるから言えない。
というのも、大きな原因なんだろうけどね。

脳科学とかも同じで、偉そうなことを言っても、まだ人間の脳の事など大してわかっていない。
結局は統計学的に、こうだからこうだろう。という仮説でしか言えてない筈だ。

人間っていうのは、割とあやふやな理論の上に自分達がいるのに、そこは大して問題にはしない。

海洋の事だって、わかっているのは自分たちの目の届く範囲までしかない。
子供の頃は、潜水艦を使えば海洋調査は十分にできると思っていたけど、大きくなるにしたがって、水圧というものがあるから、そんなに簡単には深海にまで行けやしない。
という事もわかってくる。
深海の生物の種類も個体数だって、わからない筈だ。

つまり、人の想像力を超えるものについては、人は無知と変わらない。
よく目にする防災工事。
これも、今迄の体験から、このレベルが最高だったから。
で、目算が建てられているので、線状降水帯とかいう、ここ5年程前から出てきたものを考慮した時に、本当にその規模で大丈夫なの?
という漠然たる不安が、自分にはある。

地震発生

地震発生

今日、2022年11月14日17時過ぎ三重県の沖合いを震源とする地震が発生したらしい。

首都圏が揺れると中央の放送局は大騒ぎだ。
地方だとすぐに切り替わるのにね。
というのは、どうでもいい事なんだけど、

問題なのは、福島の原発に影響がないかを今調べている。という事実だ。

電力の供給についての懸案事項の筈なんだけど、先送りにされてここまで来てる。
確かに原発は効率的に大量の電気を作ってくれる。
けどね、そこには今も昔も放射能というものがくっついて離れない。

側面的にものを見ると、わざと放射能を野放しにしている感は否めない。
そこには核爆弾というものの存在が厳然とあって、それを抑止力にしているという事実がある。

日本に原爆が落とされてから既に七十有余年。
インターネットは20年間で、スマホなどはここ10年程で、めざましい進歩を遂げているのに、なぜ放射能は70年以上も無害化する為の研究が進まなかったんだろう?
答えは、多分。

抑止力というものが関係している筈だし、仮に放射能を無害にする何らかの装置などがあると、原爆は単なる途方もない威力を持った爆弾になってしまう。
原爆が落ちた爆心地の放射能の心配がなければ、トチ狂った指導者がいれば人類史がなくなるほどに核爆弾を発射し続けるかもしれない。
人間は、綺麗事を抜きにしたら、非常に愚かな存在だからだ。

原発に関しては、そうした側面も考えられるから、放射能を排除して考えることはできない。
常に放射能の危険と隣り合わせで、電力供給が為されている。

原子力発電というものを思い立った時に、代替エネルギーを考えなかった昔の世界のリーダーの愚行が、今の世の中に影を落としている。
と、現在の様々な状況を考えると思わざるを得ない。

全てが中途半端なまま、先送りにされてきて地震のたびに放射能に怯えなければならない世の中になっている。

などと今、言ったところでここまでの世の中の流れを変えることはできないので、何を言っても無駄なのだよね。とは思っているけど。

別にどうでもいい話

別にどうでもいい話

昨日、心療内科に行って来た。
パニック障害うつ病で20と数年通っているから、ある意味ベテラン選手だ。
時間をかけてパニック障害になったから、治るまでに時間がかかるのか?
それともパニック障害という病気が治るまでに途方もない時間がかかるのかは、よくわからない。

とにかく心療内科に行って処方箋を出してもらい、調剤薬局に渡して薬ができましたと呼ばれて窓口に取りに行ったんだけど…。
尋問された。

実は今年の8月に便秘が原因と思われるめまい症とかいう聞いた事もない病名をつけられて24時間で入院して退院するという経験をした。
落ち着いた頃に心療内科に行った時に、便秘になるのが嫌で便秘解消用にマグネシウムを出してもらったんだけど、その時に同じ薬局のおじさんに「便秘は水分の取り方でかなり解消しますよ」と教えられて、その通りにしたら(結構、素直な私)、1週間も経たない内に良くなったので、9月10月とマグネシウムを出してもらっていない。

その事について、根掘り葉掘り聞かれた。
何故、便秘薬を出してもらわなくしたのですか?
水分の取り方を変えた。
どんな風に変えたのですか?
どうして、そんな事をしたのですか?

といった質問が、矢継ぎ早にきた。
イラっとした。
このおばさんは。おじさんは教えてくれたから、為になる話だったので良い。
そんな事をいちいち説明する必要があるのか?
改善して良くなったからと答えているだろうが。

としか思えない。
しかも何故か。いちいち細かい。
今時の女っていうのは、何様のつもりなんだろうか?
コンビニの店員でさえ客を小馬鹿にした態度をとる。

世の中の流れというものなんだろうなぁ。とは思っているけど、自分にされると腹が立つ(^_^;)
でもおじいさん世代になっているから、表面上は穏やかなやり取りを済ませて帰って来たんだけど。

現代社会は、なんでも細かく分析したがる傾向にあるようだ。
それだけでも、今でも、十分に窮屈だな。と感じているのに、このままいくと規則とか何でもかんでも、がんじがらめに縛られて皆が平等に不自由だと思い始めるんじゃないか?

民主主義の根幹は「みんな違ってみんないい」の筈なのに、今ではみんなが同じ方向を向いて、みんなが同じことをしていないと吊し上げを食ってしまうように変化している。

ジェンダーとかLGBT(に何かつくんだよね?今は)とか同性愛者とか…。
これはね、何度も書いているけど、自然の摂理や営みという視点で見れば不自然なんだよ。
でも、どこかの議員さんが「同性愛者には生産性がない」と発言して炎上している。
皆に優しい。なんていうのは幻想で自然界でそんなものは通用しないのだけれど、今やみんながそちらに向いているから、その事に異を唱えたら、著名人なら1発で炎上。

私のように発信力のない、ボッチのおっさんなら、相手にされていないので、あまり影響はない。

多分、今は人は自分で自分の首を絞めている途中なんだと、心密かに思っているけど、それも自業自得という世の中が、将来的には待っているかもしれない。

不思議な巡り会わせ

不思議な巡り会わせ

私が漫画家の石森章太郎石ノ森章太郎)さんの名前を知ったのは、仮面ライダーの放送が始まってからだから小学4年生の時だった(と思う)

日本のSF小説家の平井和正さんの名前は高校3年生の時、当時クラスで小説の貸し借りが流行っていて、皆、授業中に授業そっちのけで小説を読んでいた。
大多数の人が読んでいたのは、当時の少女向けの恋愛小説の類いだった(理由は知らないけど…)

そんな中で、それに対抗するようにSF好きな連中がいて、そんな一人に「これ面白いで」と言われて貸してもらったのが平井和正さんの【狼の紋章(エンブレム)】だった。
読んだら、メチャクチャ面白くて、借りて帰った翌日に読み終わって返すほどの勢いで読んでいたけど、なんか、朧気に思い出した漫画があった。

それは、まだまだ小さかった頃。
多分、字が読めたから小学2年生の頃だったと思う。
我が家は貧乏家庭だったので、両親は共働きだった。
姉はいたけど、3歳年上なので、基本的に帰ってすぐ。というタイミングでは私は独りぼっちだ。

で、退屈しのぎに家の中をあれこれ見ていたら、親父が隠していた(と思われる)成人誌を見つけた。
ヌードのグラビアがあったかどうかは憶えていないけど、その中にあった漫画は非常に克明に憶えている。

どうやら連載が始まったばかりで、第1回のものだった。
男子高校生が、夜の街で不良に絡まれている。
不良は片手にナイフを握っていた。
いわゆるカツアゲをされているみたいだけど、ふてぶてしい態度で歯牙にもかけない。
そこに女性が通りがかる。

女性の声に驚いた不良が手を滑らせて男子高校生の腹を深々と刺してしまう。
女性が次にあげたのは悲鳴だった。
その悲鳴に驚いて不良達は逃げ出すのだけど、男子高校生もその場から立ち去ってしまう。

人気のないところまで移動した男子高校生が刺されたお腹を見ると、それは見る見るうちに消えてなくなってしまう。
空には満月が輝いていた。

少年の名前は犬神明
狼男だ。
というのは、高校3年の時に借りた【狼の紋章】を読んで、初めてはっきりと認識した。

その漫画は、平井和正氏が原作で漫画は坂口尚さんが担当して描かれた【ウルフガイ】の初回だった。というのは後から知った。
ほぼ同時期だと思うけど、2軒隣の2歳年上のお兄ちゃんがいる家に遊びに行った時、漫画雑誌を見つけて読ませてもらった。

その中にあって、際立って異常ともいえる展開を見せる漫画の印象が強かった。
それが、原作平井和正、漫画石森章太郎の【幻魔大戦】だった。
これも後になって知った。
読んだ場面は超能力を(一時的に)失ったプリンセス・ルーナが戦列を離れて途方に暮れる東丈たち地球の超能力戦士たちの前に【わしがリーダーじゃ】と現れたキ印(当時の原文のまま)のドク・タイガー。
そのやり方に不満を持った東丈がタイガーの腰のベルトで、むさんこに叩かれて折檻されているシーンだった。

仮面ライダーの放送が始まる数年前の事だから、まだ石森章太郎という名前は知らなかったし、平井和正という人が絵イトマンの原作者だとも知らなかった時に、この2人の作品に触れていたというのは、高校3年生以降で「凄い偶然だな」と我ながら感心した。

ちなみにこの当時の売れっ子の漫画家さんというのは、同時に数本の連載を抱えていた。
今の1本しか代表作がないような人達とはレベルが違う。
アニメも、毎週毎週ちゃんと作って見せてくれていた。
お休みというのはお正月の時くらいだったんじゃないかな?

経済という名の魔物

経済という名の魔物

私が20代半ばだった頃、約35年程前の頃。
人間っていうのは【時間と経済】で自滅していくんじゃなかなぁ。と漠然と思い始めた。

そのきっかけは、やはり温室効果(現在の温暖化)というものの危険性について知ったからだ。
私はこの事を【オゾン層の破壊】とセットで知ったから、それからはニュースやメディアの発信する記事にも、その関係のものが出ると注視していた。

そんな中、1980年代の半ばで、オゾン層の破壊と温室効果ガスに対する国際会議が開かれるというので、やっぱり注視していた。
オゾン層の破壊については、わかりやすく目に見えたから「フロンガスを使うのはやめよう」という方向性で早めに決まったらしい。

しかし、温室効果ガスについては、あまり目に見えなかったために先送りにされたんだと理解した。
この時に経済というものの影響力の強さを感じたから「ダメなんだとわかっていてもお金が絡むと、すぐには中止することはできないんだ」という事に気がついた。

オゾン層を破壊するフロンガスの使用を中止するだけでも、大変な事だった。
過去記事にも書いたような気がするけど、当時のエアゾール商品の大部分はフロンガスを使っていた。
殺虫剤や整髪料、およそほぼ全てのスプレー商品は、人にとって【無味・無臭・無害】だったフロンガスを便利だとして多用されていた。
それだけではなくて工業の世界でもICチップの洗浄など、多くの場面で使われていたし、当時流行り始めたサバイバルゲーム用のガスガンのガスもフロンガスだった。

だから、使用禁止となると、数多くの生産現場で、設備を入れ替える必要が出来てしまった。
大企業でも二の足を踏むような設備の入れ替えだから、中小企業の生産会社には死活問題だ。
それでも敢行されたのは、オゾン層の破壊の状況がハッキリと見えたからに他ならない。

温室効果ガスに対しては、スルーされた。
だって、差し迫った危機的状況が微塵も見えなかったから。
確か、二つの議案があったと思うけど、現在のネットでは90年代に入ってから温暖化については会議が持たれたとされている。

どちらにしても、その時に真摯に話し合いがされていれば、その時点で現在の取り組みの柱である【脱炭素】や【SDGs】はされていただろうから、先に書いた通り、軽く見られてスルーされたツケが今になって表れている。

あまり重要視されていなかったことの証拠はある。
同じ90年代に化石燃料(石油・石炭など)に関して言われていたのは、「このペースで化石燃料を使っていったら、〇十年後には化石燃料が枯渇する」という事だった。
温暖化への危惧など、どこにもない燃料がなくなるよ、注意しようね。みたいな、俗にいうおためごかし的な事でしかなかった。

でも、過去の事なので、今更言ってもどうしようもない事ではあるんだけどね。
せめて80年代に開かれた国際会議の席上で、もう少し真摯に話し合われていたら、5年程前から頻繁に登場するようになった線状降水帯というものも出現していなかったと思う。

経済をなによりも優先するし、そうしないと豊かな暮らしはなくなるので、ダメだと思っても軌道修正がすぐにはできない。
というのが現状の元凶。