ヒロリン雑学ブログ

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映画・イップマン

映画・イップマン

を初めて観たのは、確か、今年の4月のとある金曜日。
何故、金曜日なのかというと、岡山では(正確には、岡山・香川では)金曜日の深夜に【映画を流す】チャンネルがあって、それで初めて観たから(たまたまだけど)
何故4月なのかというと、二男の引っ越しに伴う用事でまだ離れた二男の新居まで、出かけていた筈なので。

パニック障害のおかげで【運転が苦手」になっていたから、二男の家まで行って、帰ってきたら結構に疲れるので、疲れが取れるまでは嫁さんの家にいて、休憩する事になっていたから。
普段は三男も【夜型人間】なので、起きているところだったのに、学校で疲れたのか?
寝落ちしていて、嫁さんと二人で「見る番組がないねぇ」とか話しながら、嫁さんがチャンネルを変えていたら、本当にたまたま、映画を流すチャンネルで【イップマン】の姿が垣間見えて。

【イップマン】という映画がある事は知っていた。
YouTubeの【おすすめ】によく出てくるからだけど、【イップマン】を演じる人は、本当に【そこら辺にいる、おっさん】にしか見えなかったのと、昔のように「面白そうだな」と思っても【レンタル屋」に出かける事もなくなったので、ついぞ見る機会がなかった。
YouTubeの動画も見ていなかったけど、サムネイルのコピーから【ブルース・リー】に関係のある人なんだな。とは思ったけど、そこで止まっていた。
それが思わぬ形で地上波の深夜枠の映画で見られる。というので、「良いチャンスだ」と思って見たら、これが思いのほか面白かった。

久しぶりに【正統派】の【カンフー映画】を観た。
【そこらへん】の【何の変哲もないおっさん】が見ていくにつれて、すごく二枚目に見えてくるから不思議だ。

イップマンが使う拳法は【詠春拳】。
【えいしゅんけん】と読む。
映画を観ていくと、どうもブルース・リーの師匠だった人みたいだった。
だから、読み方を知っている。
ブルース・リーの【燃えよドラゴン】日本でヒットした時、私はまだ小学6年生くらいだった筈だ。

中学1年生になってから、【ドラゴン危機一髪】を皮切りに【燃えよドラゴン】以前の【ブルース・リー】の主演映画が公開された。
実際問題として、この時には既に【ブルース・リー】は他界して、この世には存在していなかったけど。
ただ、チビでガリガリの男の子だったけれど、やはり【強い男】には憧れるので、【ブルース・リー】の半生を綴ったような本を買って読んだ。
映画やプライベートな写真もふんだんに使われていて、楽しめた本だった。

その中に【ブルース・リー】が学んだ中国拳法が書かれていて、その中に【イップマン】が使う【詠春拳】というのも出てくる。

余談だけど、【燃えよドラゴン】が大ヒットした時に【中国拳法】とか【クンフー(あるいはカンフー)】というものは、まだまだに品での認知度は低く、というよりか、全くないような状態だったので、映画のコピーには【空手映画】という表記が踊っていた。
更に紛らわしい事に【映画の中】の【ブルース・リー】のセリフに「お前は少林寺の名を貶めた」というのがあって、書店に行くと【少林寺拳法入門】というタイトルの本もあって、かなりの人が【誤解】して【少林寺拳法】の門をたたいたのではないだろうか?

かくいう私も、その頃は【少林寺拳法】だと思っていた。
少林寺拳法】と世に云う【少林拳】とは違うものだった。
嵩山少林寺】で広く伝わるのが【少林拳】で、【少林寺拳法】は、そこで修業した日本人(宗道臣)が、日本人に理解しやすいように体系づけて日本に帰ってから広めた、ある意味日本で作られた憲法。なのかな?

映画そのものは、面白かったし、すこぶる楽しめた。
ただ【ブルース・リー】が弟子。アピールがちょっと鼻につきはしたけれど。
で、嫁さんの家ではUーNEXTが見られるので、そちらで【ドニー・イェン】肯んじ類【イップマン】の全4作を見たら、4作目の【完結編】では、成長した【ブルース・リー】の出番が思いのほか多くて、少し笑ってしまった。

有名人が、その一門だという【まことしやかな】アピールはその昔から多く使われる。
中学生の頃に、夢中になって読んでいたマンが【空手バカ一代】でもブルース・リー極真空手のハワイ支部で修業を積んだという事が描かれていたし、今となっては「なんだかなぁ」というお話。

とりとめがないまま、かなり長くなったような気がするので、ここで一応はやめておきます。