ヒロリン雑学ブログ

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地味だけど、少し不安な事

地味だけど、少し不安な事

というのは、昨日も含めてここ1週間ほど、ほぼ毎日(のように)日本のあちこちで地震が起きているということ。
震度1という微弱なものもあるけど、大抵の場合は震度3か4だ。
東日本大震災】で感覚が麻痺しているのだろうか?
震度3でも地震が起きた地方ではかなりの揺れは感じるだろうに…。

震度4というのは、【阪神淡路大震災】の時の岡山南部で観測された揺れだ。
あの時は、まだ自動車の生産ラインで働いていて「夜勤も、もうじき終わるぞ」という時間だった。
当時私がいたのは【ハイライン】と呼ばれるところで、車のボディが頭上をハンガーに乗っかって移動し、それに足まわり(タイヤとかエンジンとか)の部品を組み付ける現場だった。

正確に言えば、エンジンやストラットを組み込んで、メインのラインになる【ハイライン】へ送る現場だった。
岡山では地震は滅多に経験しないし、地震をすっかり舐めていた私は若い社員の子が散って逃げる様子を見て、ちょっと笑っていたけど、「これは笑えないな」と思ったのは【ハイライン】のありさまを見てからだった。

車のボディが(ほぼ)見渡す限りハンガーから落っこちいた。
これは作業者は下手したら死んでいたかもしれない規模の地震だったんだ。
と初めて気がついた。
ハイライン上のハンガーから、ほぼ全ての車が落ちているのではすぐに仕事は再開できないことは明白だったので、すぐ傍にある休憩場に行ってみたら、最初に逃げ出していた若い衆がテレビをつけていて、そこで初めて関西の地震による惨状を見た。

という事で、割と大きな地震だったのではないか?
と思っていても、テレビのニュースでは伝える事がない。
テレビでは【ニュース速報】として、テロップで「地震がありました」と伝えられるだけだ。
何の危機感もないのか?
という思いが漫然とある。

もう感覚が麻痺してしまって【震度4】くらいじゃ大袈裟に騒ぐことはなくなったのかな?
やはり【北海道】とか【北陸・東北】地方が多かったように思う。
たまに九州か沖縄か。
その辺りでも起きているのにね。

今の世の中はメディアが中心になって、なんでもお祭り騒ぎにしてしまう傾向が強いから、人が多く死なないとマスメディアも動かないのかなぁ。
よくわからない時代にはなっている。

最も地震は【突発的】な出来事で【地震の専門家】とかいうのが大きな顔してテレビには出る癖に、言う事は「ここ数週間は揺れ戻しがあるかもしれないので注意しましょう」しかなくてね。
【専門家】なんだけど、【地震の起こるメカニズム】も何も解っていないから【地震の予知】なんていう事もできない。突発的に起こる事だから「どうしようもないよねぇ」で、いちいちニュースにすることもなくなったのだろうか?
という事を感じている今日この頃。