ヒロリン雑学ブログ

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終末的な世界へようこそ03

終末的な世界へようこそ03

ノストラダムスの大予言

これも、かなり前の話になるのだけど。 多分、20歳を超えた頃に、【人類が滅亡するとしたら、その原因は何になるのだろう?】と考えた事がある。 これも、結果的には【40年】ほど【前】の事になる。 その結果、思いついたのは以前【Twitter】では、ツイートした事があるけれど、【時間】と【経済】だという事だった。

【時間】というものは、当時、私が【自動車の生産工場勤務】だったことが大きく影響していると思う。 なにしろ、【生産ライン】は【秒】が勝負の世界だった。 例えば【ライン】の車1台分が動く間の速さを【1秒】速くしただけでも、作業が終わり切らずに後ろの工程にまで遅れてしまう人もいたくらいだ。

それだけではなくて、【社会問題】にもなっていたけど、元々【時間】というものは【目安】でしかなかった筈なのに、その当時の【人々】は時間に追われる生活が当たり前になっていたからだ。 【会社】や【学校】に遅れていく訳にはいかない。 【時間】に追われて【心】には【余裕】が無くなる。 そうすると、本来、起きる筈のない【トラブル】にも遭ってしまう。

【電車】等では、急ぐあまりに【割り込み】などで【トラブル】になるし、【自動車】を運転していれば【時間に遅れる】かもしれないと、慌てて【交差点】などの注意がおろそかになって、しなくて済んだ筈の【交通事故】を起こしてしまう。かもしれない【危険】は、常にあった。 最初は「じゃあ、昼飯を食ったら会おうな」程度の【目安】として使われていた【時間】に、いつの間にか人は【追い立てられる】ようになった。 【人の心】から【余裕】とかいうものが【影を潜(ひそ)め】ていった。

心に【ゆとり】が無くなると、人は【イライラ】し始めて、しなくていい【争い】を生む。 人と人との【繋(つな)がり】も【ギスギス】したものに【変化】してしまう。というか、変化してしまった。

【経済】というのは、平たく言えば【お金】の事になる。 前回、書いた事だけど、【温室効果ガス】の問題が【スルー】されたのも【経済】が絡んでの事だろうと思った。 【オゾンホール】は、非常にわかりやすく【数値化】もしやすい為に、人々を【納得】させる【説明】もしやすかったのに対し、【温室効果ガス(温暖化ガス)】については、説明が難しかったし、当時はそれほどの【影響】も出ていなかったからだ。

なによりも、当時の電力事情を考えると【火力発電】が総電力の【70%】を超えていた筈なので、これを止めると【快適な生活】に支障をきたす。 世の中の【会社】【工場】【自動車】も【機能】しなくなる。 自動車は【内燃機関】で動くから、これを【破棄】すると【不便】だ。

電車だって【電気】で動く物だから、人の移動は【江戸時代】に【逆戻り】する。 ここまでは【日本】に限っての事だけど、【諸外国】だって同じ事だ。 ここで【火力発電】をやめてしまったら、とんでもない【経済損失】を招くから、【温暖化】については【スルー】されたのだと考えていたし、多分【間違ってない】

話は変わるけど、私が12歳の頃に、【日本】で1冊の本が【刊行】される。 【ノストラダムスの大予言】という、タイトルの本だ。 【昭和48年11月】に【初版】が【発刊】されているから、昭和36年生まれの私は12歳。なんだけど、12月生まれだから正確には、11歳の時になる。 これは【ベストセラー】となって【映画化】もされた。

映画館まで観に連れて行ったもらった記憶があるから、多分、小学6年生の頃だろう。

取り敢えず、書くのだから、ちゃんと伝える義務が生じると思うので、自宅にあった【同書籍】から【一言一句】間違いないものを書きたいと思う。

↑古い本。よく持っていたな。

この本(映画も含む)の一番の【目玉】は「人類の終末の予言か!」といわれた【四行詩】になる。

以下に、間違いのないように、記述したい。


一九九九の年、七の月

空から恐怖の大王が降ってくる

アンゴルモアの大王を復活させるために

その前後の期間、マルスは幸福の名のもとに支配に乗りだすだろう


上に書いた物が【著者:五島 勉】氏が書いた物ではある。 ただ【翻訳】されたものだから、ちゃんと会っているのかどうかは【無学】な私には、わからない。

ここで【問題】になったのは【一九九九の年、七の月】という文言だ。 昭和48年に書かれたものだから、西暦に直すと1973年。という事になる。 当然の事ながら、その時点では【未来】の事だから、色々な憶測(おくそく)というものが取り沙汰(ざた)されて、【映画の中】では、当時の【社会問題】のひとつ【公害】の中の【光化学スモッグ】ではないか? という【表現】が【映像化】されていた。

ちょうど、この本が出版される何年か前、【水俣(みなまた)病】や【イタイイタイ病】というものが「その原因は、垂れ流されていた工場排水にある」と認定された頃だから、【光化学スモッグ】は、割と【信憑性】が高い。と思われていた けれど【西暦1999年7月】は、何事もなく通り過ぎて行ってしまった。 それ以前に【光化学スモッグ】という言葉は、忘却(ぼうきゃく)の彼方(かなた)だった。

でも、1999年になる前から、私には【気にかかる】部分があった。 【四行詩】を、よく見てもらいたのだけど、どこにも【西暦1999年の7月】とは書かれていないのである。 あくまでも【一九九九の年、七の月】としか表記されていない。

「どの時点からの1999年の七の月なんだ?」と不思議には思わないかな? ひょっとしたら【ノストラダムス】が、この【四行詩】を著(あら)してから【1999年と七の月】が【経過】した時という【可能性】も、あるんじゃないか?というのは【純粋な疑問】だった。 だとしたら【一般的】に【言われて】いた【西暦1999年7月】から、それだけの【タイム・ラグ】が存在するんじゃないか? そんな事も考えた。 とはいえ、この【予言】を【四行詩】にまとめた年代までは知らないので、その辺はよくわからない。

今ちょっと【ノストラダムス】が、いつ【四行詩】を読んだのかを調べてみたら、【西暦1558年】に【アンリ二世】に向けて【編纂(へんさん)】して、まとめた物を【発刊】しているらしい。 それで【単純計算】すると、人類史は【西暦3557年】までは存在するみたいだけど、これは【仮に】四行詩を著してから1999年経ったとしたらの話になるので、本当のところはわからない。

今でも、多分そうなんだろうけど、【予言者】の【予言】は、文章になった時点で、非常に解読が難しくなってしまう。 それはそこに【良い事】もあれば【悪い事】も書かれているから、その予言を【良く思わない勢力】によって【焼かれたり】しての【消失】を恐れての事だという。

テーマの【ノストラダムスの大予言】というのも、実際の【的中率】なんかは、わからない。 今の時代よりも過去の事は【よく当たっている】 それは【いろんな四行詩】を読み解いている内に【この○○というのはドイツの台頭の事ではないか?」 とか、「ここで出てくる、この場所というのは○○という事ではないか?」 そんな具合に【予言】の【信憑性】を高める為に、言ってしまえば【こじつけ】ているんじゃないか?

テレビに必要な【オカルト趣味な人】や【超常現象研究家】とかいう人が、面白くする為に話を盛っている。 そんな可能性だって、相当に高い。

気がつけば、かなり長くなっていた。 という訳で、また続きを書こうと思います。 改めて【四行詩】を見て、現代にも置き換えられる危険(かもしれない)ものを、見つけてしまった。