ヒロリン雑学ブログ

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エルピスというドラマ

エルピスというドラマ

今週の放送分で3話。
3話までを観た限り、面白い。

見るきっかけは大した理由ではなく、長澤まさみと真栄田郷敦(漢字はあっているのだろうか?)に鈴木亮平の名前があったから見た。
一応、ちゃんとした演技のできる役者さんだと思っているので…。

しかし、最近のドラマとかアニメっていうのは、途中で興がさめるような展開になる事も多いので、これからの展開に期待。です。

呪術廻戦というアニメも4話まで見たところで、なんとなく展開が見えてきたので見るのをやめてしまったし。
ファーストペンギンというドラマも、堤真一の名前があったので、内容は知らないままに見て、「あ、この主役のモデルになった女の人の話は知っている」という事もあって、毎回楽しみに見ていた。

何かのドキュメンタリー番組か、ワイドショーの1コーナーの取材だったかは憶えていないんだけど、ドラマの第1話を見て、話の内容から思い出した。
なので、多少の創作部分は感じながら、でもこちらも役者が揃っていたから見てたんだけど…。

これも第5話だった。
女性社長に就任して活躍する主人公の呼ぶ「先生」という人物が、元社長の息子だった。というのはいい。
いいんだけど、それが男なのに男しか愛せないという、今の流行り(話題?)である性的少数者というものだったというのが、残念でしかなかった。

この物語の骨子というものは、漁師の事はおろか魚についてもよく知らないような素人の女性が漁師達の信頼を勝ち得て新しい流通ルート開いて成功する。というものの筈なので、それだけでも十分に面白い物語が作れるはずなんだけど。
こういう流行り(話題)の要素を無理やりにでも入れ込んで、ドラマそのものに話題性を持たせて視聴率を稼ごう。
みたいな作意が見えてしまうと非常につまらなくなってしまう。

時代小説にも多く見られる。
全くの創作上の話なら、問題はない。
歴史上の人物を書いているものだと、どうなんだ?それは?
安直に敵役を作って面白く見せようとする作家さんも多々いる。

わかりやすい例で言うと、幕末物の小説で、瓦解する幕府側から見た話で多いのが、桂小五郎が憎まれ役で登場することが多い。
理由はよくわからないけど、西郷隆盛坂本竜馬だっているのに、大抵の場合、桂小五郎が嫌な奴で登場する。
一般的に【怜悧で卑怯】であり、自分が逃げる為なら町人を巻き込んで殺してしまっても構わないとするような役回りだ。
逆に。官軍側から見た話の中では新選組土方歳三が憎まれ役を担う事になる場合が多かった。
所謂、戦闘狂で、冷徹で非情。憐憫の情など一切持たない男のような扱いが多い。

新選組だったら近藤勇沖田総司もいるのにね。
とにかく、徹底的に憎まれるような役回りの敵を出す事で、あまり苦労しないで、お話を面白くできるのだから力量がない作家でも、売れる本は書ける。
という認識を持っている←何様(^_^;)

今夜、ファーストペンギンの第6話が放送される。
一応は見る予定だす。
役者も一応、良い人が揃っている事に間違いはないので、この後の展開次第では、また面白く見られるかもしれない。