ヒロリン雑学ブログ

時事ネタや歴史、漫画アニメネタの雑学ブログです。

メインテーマとその時代

メインテーマとその時代

先日、久しぶりというには、あまりにも久しぶりに映画、蘇える金狼のDVDを観たという事はブログで書いた通りなんだけど。

映画を観るという事は当然の事ながらテーマ曲も聴くという事になる。
この映画のテーマ曲のタイトルは、そのままずばりの【蘇える金狼のテーマ】というもので、歌っているのは前野曜子さん。

久しぶりに聴いたら、やっぱりいいなぁと思う。
この人の歌は大人の女性の歌だ。
落ち着いて聴いていられるのがいい。

YouTubeで聴いて(見て)いたので、横の方におすすめの動画並ぶんだけど、そこにテレビアニメのコブラのテーマ曲もあった。
何故なら、この曲も前野曜子さんが歌っているからだ。と思う。

ジャンプに連載されていたコブラがアニメ化されたものだけど、確か劇場版が先行した。
その後でテレビ用のアニメは作られたはずだ。
どうでもいい事なんだけど、劇場版のコブラで主役のコブラの声を担当したのは歌手の松崎しげるさん。

どうして?とは思ったけど、それならそれで仕方がない(だからといって、最悪だ。とも思わなかった)
そしてテレビ版が始まるという事で、コブラの声は誰が?
と思っていたら、声優のプロである(変な言い方だけど)野沢那智さんが担当するらしいというのを知って、ちょっとホッとした。

劇場版だかテレビ版だか?タイトルがコブラではなく、スペースコブラに変わっていたと思うんだけど、どっちだったか憶えていない。

このコブラという漫画も連載開始当初はコブラのキャラクターとして平井和正さんの小説、アダルト・ウルフガイシリーズの主人公、犬神明をパクっている。
アダルト・ウルフガイシリーズの1巻、タイトルは【狼男だよ】を読めば(今となっては読めれば。になるのかな?)わかるんだけど、ジャン・ポール・ベルモンドをどうにかしたような顔というのは、コブラの顔そのものだったし、葉巻を常に咥えているのも、ルポライター犬神明のハイライト(タバコの名前)を唇の端っこに咥えているのを葉巻に置き換えただけ。と思う。

という事を書いたところで、あまりにも古い話だから、今の若い世代には「どーでもいい」事かもしれないという事に今、気がついた。
なので、早々に話を切り上げる事にしようと思うけど、1979年に封切られたこの映画は非常に面白く(ガンマニアだったし)、同映画のサントラ盤のレコードも買って聴いていたから、あれから何十年と経っていてもバックで流れる前野曜子さんの歌に合わせて口ずさむことができたのは、ちょっと嬉しかった。

そういえば、ほぼ同時期だと思うけど、【白昼の死角】という映画も流行って、そのテーマ曲もかなりのヒットだったように憶えている。
歌っていたのはダウンタウンブギウギバンド。
宇崎竜童さんのバンドね。
ああ、あああ、あああああああ、欲望のまぁちぃ~。というフレーズも憶えている(^_^;)

確かこの映画のキャッチコピーは【狼は生きろ、豚は死ね】だったと思う。

今のTwitterなら、一発でセンシティブ案件になるかもしれない。

昔の映画って面白かったなぁ!というお話でした。