いやぁ、アニメって面白い
と、後一カ月ほど61歳になろうとしている、おじいが言う。
間もなく61歳になるというのに、中身は小中学生並みだ。
というか、同世代が高校生の頃の常識として云えば、「アナタも、もう高校生なんだからアニメから卒業しなさい」と言われていた時代なのに…。
ガンダムでアニメの世界に引き戻されてしまった。
ちゃんと一般的な高校生のようにアニメから卒業しかけていたのに。
ガンダムというか、富野由悠季という監督によって、アニメ好きに引き戻されてしまった。
とはいっても、現在、放送されているアニメはSPY x FAMILYとチェンソーマンしか見ていないけどね。
面白くないと見るという事にも力がいる。
ワンピースは原作はしらほし登場から買っていないけど、アニメはちょくちょく見ていたのにな。
何を思いあがったのか、趣味に走ったアニメ映画なんか作って。
それを毎週放送している方でも特別編とか作って、アホらしくて見る事は、その後一切ない。
なので、現在は性格が幸いしてか?
過去に録画したり買い込んだりしたアニメやドラマを見て楽しんでいる。
Vガンダムは約30年振り(大雑把だから…)に見て、あまりに面白かったから10月から見始めて今に至るまでに既に6~7回、全話通して見てしまった。
で、少しばかり趣向を変えて見始めたのが、神撃のバハムート。
その始まりであるジェネシスから続編のヴァージンソウルまで、ふふふ。さっき全て見終わった。
面白い。
見ていた当時は気にしていなかったけど、制作会社は今チェンソーマンを作っているMAPPAだ。
キャラクターデザインは、閃光のハサウェイの恩田尚之氏。
神撃のバハムートを見て知った。自分の好みに合っている。
思うに、アニメは総合力が問われるものだなんだろう。
声優の○○が出ている。
アニメーターに有名な人がいる。
制作会社が有名だ。
だけでは面白い作品なんかできないんじゃないか?
神撃のバハムートを見ていても、その話の中には【情】がある。
愛情であったり友情であったり憐憫の情であったり…。
そうした心の動きが見て取れるものが面白い。
おじいだからか?
とにかく、心というものをないがしろにして作られた物語は面白くない。
神撃のバハムートも、脚本家が凄いのだろうと思う。
良い脚本だから、物語は面白く、それを演じる声優さん達も演じっぷりが見事だから感情移入ができる。
それだけじゃなくて、OPやEDの楽曲も良いし、当然の事ながら劇中に使われているBGMも良いものだから、それは面白くなる。
という事に、この歳になって気がついたから総合力が問われるんだぁ。と思った次第であります。