【慇懃無礼】って知ってる？

読み方は【いんぎんぶれい】となります。
今、テレビのニュースの【インタビュー】を受けて答えている一般の人の９割は、これです。

意味としては【あまりに丁寧すぎる言葉ばかりを使うのは【無礼」と変わらない】というものですが、私の場合は感覚的に、そう思っているので【正しい意味】を知りたかったら【国語辞典】などで調べてくださいませ。
つまりは「まともな日本語が話せない人が増えている」
っていうか【その日本語は変ですよ】が違和感なく使われている変な現象が、この国に起きている。

多分、テレビの影響だろうと思うけど…。
その上で、少しでも【きつい口調】であったり【表現】をすると、そうした【著名人】達が【ネット】で【吊し上げ】を食らってしまう。
というものが【常態化】しているので【自己保身】の為にそうなっているのだろう。とも思うけど。

【テレビ番組】などで【新商品】を開発した会社の責任者が登場して、それについて説明をする。
とか、【新発見】をして、そうした技術を使って【商品開発】を進めていたりする人。
が、テレビでインタビューに答える時に【丁寧】な【言葉】や【表現方法】を使うのは、【会社】を代表して、世間の人達に【いずれは販売】されるだろう【商品】のことを思ってのことなので。

テレビを見ている【消費者】に向かって「この商品を使って、こうした製品ができます。そうしたら【便利】なので買ってくださいね」というものが【言下】に潜んでいるから、いわば【カメラの向こうにお客様】がいる前提で話しているので、仕方のない事なのだけれど。
一般の人には、そんなものは【存在】しない。

なかには迷惑をかけれらて【感想】を聞かれているのに【くそ丁寧（すぎる）】話し方をしている。
おかしいでしょ？それは？
貴方の場合には、もっと怒ってもいいんだよ。とは思うけど、現在は、ちょっとしたことでも、すぐに【ハラスメント】扱いされるから…かな？

ちゃんと使えば、これほど【奥が深く】て【情感】たっぷりに伝えられる【言葉の文化】を持っていながら、なんか侘しい…。
効率化とか【数値】に代表される【データ化】ばかりが進んで、【心】が置き去りにされている世の中なので、仕方のないことかもしれないけどねぇ。
こうして【文化】は廃れていくのかもしれない。

【簡単】なことばかりが持て囃される世の中。というのは、どうなんだろう？