ヒロリン雑学ブログ

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宮崎駿監督と富野由悠季監督

宮崎駿監督と富野由悠季監督

ひと頃の私(宮崎監督の【もののけ姫】公開前くらい)の中では、劇場版のような長編は宮崎監督が1番で、それよりも長いテレビシリーズ(昔は週に1本制作で約1年間続いていた)では、富野監督。というような区別をしていた。

それは宮崎監督が1本の長編用にアニメを作っていたのに対して、富野監督はテレビシリーズの総集編のような映画が多かったからだ。
伝説巨神イデオン】の第1部【接触編】などはテレビシリーズを見ていないと、話の流れも何もわからないだろうなぁ。と感じざるを得なかったし…。

∀ガンダムをリアルタイムの放送よりも随分と遅れてちゃんと見たのは、確か今年に入ってからだったと思うけど、それは2014年に放送された【Gのレコンギスタ】が面白かったからにほかならない。
俗にいう【Gレコ】を何度も見返して、見るものがなくなった時に、「そういえば∀って」で見返したのがきっかけだった。

∀ガンダムの面白さは、個人的な趣味や思い出というもので出来ている。
この作品の中で地球人の代表として登場する【グエン・サード・ラインフォード】
このキャラクターも割とお気に入りなのだけど、この人を呼ぶ周りのキャラの呼び方の【御曹司(おんぞうし)】という言葉。
また、グエンが呼ぶ月に住む武人【ギム・ギンガナム】の呼称が【御大将(おんたいしょう)】というのも、大時代がかっていて気に入っている。

それというのも、私のお袋は富野監督よりも8歳年上なんだけど、まだ私が小さかった頃に口ずさんでいた、軍歌(?)だと思うものの歌詞に【御大将】というものがあったような気がする。
するから、なんとなく懐かしい響きがあって好きなのだ。
【御曹司】というのも、もう聞かなくなった呼称ではあるまいか?

懐古主義というのとは、少し違うのだけど、こうした大仰な言い方が割と好きである。

宮崎監督の作品は【よく動く】のと【冒険心】に溢れているところが好きだった。
天空の城ラピュタ】は、最もわかりやすく冒険心に溢れていたし、【魔女の宅急便】だって、主役は女の子で魔女だけど、新しい世界に踏み出すという部分で、遺憾なく冒険心を発揮していた。

やはり、キッカケは【もののけ姫】になる。
途中まで非常にわかりやすく面白かったのに最後まで見ると「この映画で監督は何が言いたかったんだ(伝えたかった)?」となった。
映画のキャッチコピーが【生きろ!】だと記憶しているから、多分それに絡めて作られてはいるんだろうが…。

【神さま】とか【祟り】とかいうモノが、今ひとつわからなかった。
その後の作品も何本かは見ているのだけれど、それほどまでに、世間の評判ほどには面白いとは感じなかった。

富野監督のアニメには、日常というものがそこここに散りばめられていて、そこが面白さのひとつの要素になっている。と思っている。
∀にも、一つの絵の中に【前面はストーリー】を追っているのに、後ろの目立たない方の絵は本編とは関係ない【日常会話】をしている。
そうした、普通は描かれない演出があるから面白い。

しかし、私のブログというものも。かなり個人の好き嫌いだけで構成されているなぁ。
と思っているし、世間の流行りとは、ほぼ無関係に書いているし、何が言いたいんだ?的なものも多い。

なんだろう?
でも、自分のガス抜きにはなっているような気がする。
両親中心の家族など、思い出しただけでも腹が立つ。という事をここで書いてストレスを発散させている。
そのおかげで、多少は心の平安というものが保てるようになってくれている。
でも、それを読まされる方はたまったもんじゃないかもしれない。

ごめんなさい。