占いというもの
には、若い頃は人並みに…というか、結構、興味を持っていた。
下地としては、お袋が【九星気学】が好きで、どこからか?【暦】をもらってきては、何かをする時の参考にしていたから。
その内には【ジョジョの奇妙な冒険】で、【波紋】では戦闘方法のバリエーションに限界があったからか?【第三部】から【スタンド】が登場したのだけれど。
その【スタンド名】が初期の頃は【色】と【タロットカード】の【カード】を組み合わせたものだったことも大きい。
他にも【三国志】の【諸葛亮孔明】が能くするという【奇門遁甲】なども気にはかかったものの、こちらは当時、それに関する書物があまりなくて、気のすむまで調べる事ができなかった。
ただ、そうした【占い】なのだけれども、数年前から「これってほぼ適当なんじゃない?」と思い始めたので、あまり気を入れてみる事はなくなった。
原因は【YouTube】上にアップされている【占い動画】だったんだ。
特に【タロットリーディング】とサムネイルに記されているものは、【眉唾物】と考えていい。
当時好きだった、元アニメーターの【天野喜孝】さんがイラスト担当だったので買ってみた【タロットカード】の本。
他にも数種類は買って、読んだし実践もしてみた…(;^_^A
という事で、基本的に【タロットカード】は【占う人】と【占われる人】の1対1で行われるものなんだけど…。
【動画】の物は、例えば【おひつじ座さん】とか【一白水星さん】とか【不特定多数】を相手にしているので、「そんなに占える占いではないよ?」と、ごく当たり前に思ってしまったからだった。
しかし、【八木亜希子】さんがMCを務めていた時から【めざましテレビ】を見ていた私は【めざまし占い】だけは、今でもチェックしている。
とはいえ、上位に自分の星座があれば「ふむふむ」で、下位や最下位だった時には「所詮、占いなんていうのは、こんなものだよねぇ」くらいにしか思わない。ようになったのだった。
でも、この前YouTubeをチェックしていたら、サムネイルの画像が「これはAIイラストですよね?」っていうモノがあったので、ちょっと気になって見てみた。
小説だって、表紙のイラストにつられて買う事もあるから、これもありだよなぁ。とか勝手な事を思いながら…('◇')ゞ
見たら、この動画を上げている占い師の女の人が面白いの。
「あわあわ」しながら喋っていたり、せっかちなのか?言い間違えたり。
そして、かなりの【雑な人】なのか?
カードがちゃんと切れないで、切っている最中にポンポンと飛び出す事が、かなりある。
でも、「この人スゴイな」と思ったのは、そうしたカードのことを【アピールカード】と呼んで、「私は貴方に伝えたい事がある」という事で、勝手に飛び出してきたカード。と【定義付け】ているみたいだった。
内容は、まあ、私の星座は【今年は凄い】というものだったけれど、
以前から、気になっていたことが「ああ、やっぱりこの人もか」と思ったので、【話半分】くらいかなぁ?と思ったけど、肝心な部分なので【話半分以下】としか思えない。というとこに落ち着いた。
他にも【サムネイル画像】が、【AI】っぽいので気になって見た人の動画も、やはり同じだった。
【良い事】は言ってくれているんだけど、【耳触り】の良い事は言ってくれているんだけど、根本的に【タロット占い】の【肝】の部分が抜けている。
【タロット占い】のカードには【天地】がある。
つまり並べた時に天地が合っているものは【定位置】と呼ばれ、天地がひっくり返っているものを【逆位置】と呼ぶ。
どんなに【良いカード】であっても、【逆位置】なら【心配事】があったりする物に変わる。
逆に【カード自体】が【最悪じゃない?】というものも【逆位置】なら「ああ、これは希望が持てますね」というものに変わる。
この2人だけじゃなくて、過去に見た他の占い師さんも、多分【シャッフル】と【カードを切る】を取り違えている。
「カードをシャッフルしますね」と言いながら、手に持ったカードを切っている。
これでは、絶対にカードが【逆位置】になる事はない。
【タロット占い】でいう「カードをシャッフル」というのは、テーブルなり、床の上なりの平面で回転するように【カードを掻き回して】バランバラにする事を云う。
だから、カードに【定位置】と【逆位置】が出来上がる。
という基本を押さえないままに、行われている【タロットリーディング】と書かれた動画は、一切の【見る価値】はない。
他にも【独自のメソッドを加えて…】とか言っているものは【九星気学】でも、信用はならない。
自分の動画をバズらせる為に【見る側】が身持ち良くなるような事を言っているだけなんだろうな。とは思う。
しかし、【信じる心】というものは【大きな力】になる事は確かなので、信じて「これからは良くなる」と思えたら、言われた通りに行動するrのも良いのではないか?と思う。
昔の話で、単に動物の骨を砕いて【粉】にしたものを「これは、お前の病には大変効力のある薬なんじゃ」と言って飲ませたら、患者が治ってしまった。
という事もあったそうだから、【信じて行動】することが肝要なのだろう。
と、思ったところで、今日はおしまいです。