マテリアルは豊かになった
では【マインド】はどうなんだろう。
物質面(マテリアル)は確かに豊かになって人類は、その恩恵を受けている。
それは間違いない。
しかし精神面(マインド)はどうだろうか?
豊かになっているという気がしない。
心の豊かさというのは【誰にでも優しい】というのとは違う。
大きな心ですべてを包み込めるようになれば、あるいは豊かさというのは実感できるのかもしれない。
表面的に物事だけを見て「こちらが正義で、こちらは悪だ」と決めつけてしまうのはまったくもって間違いだと思う。
イスラエルとハマスの争いだって、他国の者にわかる筈もない。
あるいは【他民族】と言い換えてもいいかもしれない。
【ユダヤ】の人々の問題は相当に根が深い。
なにしろ【国土なき国民】がユダヤ人だったのだから。
あまり、この辺りのことは興味が持てなかったので、その関連書物は読んでいない。
だから、何故ユダヤ人が国土を失って【ユダヤ人の国】がなくなってしまったのか?という経緯は知らない。
しかし【お金が絡んで嫌われている民族】だという事は知っている。
【ヴェニスの商人】という、お話があるけれど、あの物語の中に登場する【悪徳な金貸し】は、確かユダヤ人だった。
作者は【シェークスピア】なので、そのお話の古さは否が応でもわかる。
更にいえば、【キリスト教】だって【ユダヤ人】の物語なんだよね。
ユダヤ教が浸透する世界でキリストは生まれて、ユダヤ教とキリスト教は【軋轢】を生んだのではなかったか?
などといっても所詮は異国の歴史のお話なので、私もあまり詳しくはない。というのが実情なんだけど…(;^_^A
とにもかくにも、【イスラエル】という国が出来上がってからの歴史は、ごく浅い。…筈である。
確か与えられたに等しい形で「あんたらの国はココね」と決められた感が。私の中にはある。
ので、民族やら宗教やらが入り混じっているので、ハッキリ言って「もう、わけわからんわ~」と、私の頭の中ではなっている。
もっと古くから【聖地】といわれる【エルサレム】を巡っての争いもあるしなぁ。
【アメリカ】がイスラエルに肩入れしているのも、その方が【アメリカ】にとって【都合が良い】という理由以外が見つからない。
【ロシア対ウクライナ】も【中国対台湾】も、【アメリカ】が掻き回しているようにしか見えないのだけど、【緊張】を生んでいるとしか見えないのだけれどもなぁ…。
いつもの如く、話がかなり変わってきたような気がする。
心豊かに暮らせる世の中になっていれば、世界の現状もかなり変わっていたのかもしれない。とか思う。