ヒロリン雑学ブログ

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違う視点で歴史を見る その3

違う視点で歴史を見る その3

民主主義は弱肉強食 その2

ところで、民主主義というとどんなイメージなのでしょう? 【自由】と【平等】で【安全】と【安心】が【約束】されている【世界】でしょうか? しかし、深く見ればこれらは【刷(す)り込まれたもの】であり、大きな【間違い】なのです。

大雑把(おおざっぱ)に言うと、【民主主義】の代表とされる【欧米諸国】は、この前の記事で詳しく書いていますが、【自由と平等】とは程(ほど)遠い行いをしてきています。 【十字軍の遠征】や【植民地政策】とか。 特に【植民地政策】は【強者】が力で【弱者】をねじ伏せ、利益を【貪(むさぼ)り】現地の人を平等とされているにも関わらず【奴隷】として現地で、または【本国】に連れ帰って【使役】するという【自由と平等】とは【相反する】行為です。 しかし【それ】は行われた。 これは、まさしく【弱肉強食】を体現(たいげん)している行為に思えませんか? 【弱いものは強いものに喰われる】という【弱肉強食】の原理そのものじゃないですか?

【欧米諸国】は特にそうですが、【アメリカ合衆国】はその中でも【抜きん出て】その差が【顕著(けんちょ)】に表れています。 まず初めに【貧富(ひんぷ)の差】があり、【学歴の差】が続きます。 【貧富の差】は元々の【移民者】である【ヨーロッパの人々】と【奴隷】として【個人の意思】を無視され【連れて来られた黒人】達の間に歴然と【2021年の今】でもあります。 簡単に乱暴に分けてしまうと、【白人種】は【お金持ち】で【奴隷】から【アメリカ人】になった【黒人種】は【極貧(ごくひん)階級】です。 【黒人】は【極限の貧乏:これを極貧といいます】状態なので、【学校】にも【満足】には行けなかったし、【学歴はいらないから働け】とする親も多かったのです。 これはつい数年前までは、まだまだ【根深い因習】として【アメリカ】には残っていたんですよ。 ハリウッド映画などで悪人といえば【黒人】とされる【図式】が多いのは、このことが【原因】です。

ほんの【一昔前まで】は【黒人】の【地位】そのものが低く、【学歴】も【無いか、あっても低いレベル】だったので、【まともな仕事】につける機会も少なかった。 だから【犯罪】に走るとか、または【スポーツ】を頑張って最高レベルの【選手】になるしか【お金持ち】になる【術(すべ)】がなかったのですね。 ボクサーの【モハメド・アリ】バスケットの【マイケル・ジョーダン】など、有名選手は恐らくになりますが【貧困】からの【脱出】を願ってあそこまで昇り詰めたのではないかな? その事実を利用して【アメリカン・ドリーム】は作られたのではなかろうか? 「アメリカは自由の国で誰でもチャンスをつかめば巨大な富や名声を手にすることができる」 そのままに【受け止めている人】も日本人の中にも多いけれど、これは【黒人】始めとする【多くの移民者】の不満を抑えるための方便(ほうべん)【政策】だったのではなかろうか? 【コロナウイルス】に【翻弄(ほんろう)】された、この2年余りの間に【考え方】や【思考方法】が変わった私には【欧米人】の【底が見えた】気がしているので。

ちょっと横道に入りますが、私は昭和36年生まれです。 第二次大戦(日本では「太平洋戦争」とも呼ばれる)の時に【1発】で事足りるのに【2発】も【原子爆弾】を落とされて【終戦】を迎えた昭和20年から16年後。 私が生まれて、物心がついた約終戦後20年ほど経過した時には、日本国内で【アメリカ】を【悪く】言う人はほぼいなくて【政治屋さん】の中には【ビッグ・ブラザー】と称する人もいたほどなんですよ。

つまり、私の成長期において、アメリカはまさに【夢の国】だったのですね。 幼少期の【アメリカ製のホームドラマ】では【デカい自動車】を乗り回し、家に帰れば【デカい冷蔵庫】や【テレビ】に【オーブン】までもが当たり前のように、そこにある。 知らない間に【アメリカは理想の国】という【思い】が【刷り込まれて】いたんだよね。 そうなのさ、今だから【考えつくこと】だけど、当時は【アメリカは偉大な国】を疑う人もいなければ、私もそんなこと考えもしなかった。←4~6歳の子供だし('◇')ゞ

今から考えると【アメリカ】っていうのは【盗人(ぬすっと)猛々(たけだけ)しい】というか…。 この【違う視点で歴史を見る】の1回目か2回目に書いているのだけれど、【アメリカ】の祖先は【先住民族】の【インディアン】を殺戮して、土地を奪いそこに住み着いた【略奪者】だ。 私の子供の時代には、まだ【西部劇】というものが映画でもドラマでもまだ作られていたし子供向けのアニメでも【ローン・レンジャー】とかいうのもあった。 それらの【悪役】は大抵(たいてい)の場合【インディアン】が多かった。

これもこの記事の1回か2回前の記事で書いているのだけれど、アメリカというのは国土が広い。 Aさんの家からBさんの家まで【馬】でも数十分もかかることはざらだった。 一つの集落から隣町でも同じことだ。 なので、【インディアン】に襲われた【町】は孤立してしまう。 そうした【町】を守る為に【騎兵隊】が組織されることになって、大抵のパターンが【集落】が襲われて住人たちがピンチに陥った時に【騎兵隊】が颯爽(さっそう)と登場して解決! 私も子供だったから、単純に格好いいと思っていたし、インディアンの中で騎兵隊に味方をする者がいたら「あれはよいインディアンだ!」とか言っていたしなぁ(遠い目)

でもコロナ禍になって【アメリカの歴史】に触れる機会があって、よく考えたら。 自分達が集団で【殺戮】しておいて、【娯楽】の中で【悪役】にして【略奪者】の癖に【自分たちが正義】とする物を作ることはある意味【プロパガンダ】と言っても過言ではないと思う。

ほかにも【アメリカ】は【原爆実験】の効果を確認するために【自国の軍人】を使って平気だった。 その為に、今でも【アメリカ人】の中に【被爆症】で苦しむ人がいる(もっとも終戦前の出来事なので、今生存者が何人いるかは不明) 日本人にも、また諸外国にも【アメリカ】は夢の国だと思っている人々は多くいるのだけれど、【奴隷】といい【原爆実験】に使われた軍人といい、アメリカは【人命】を軽視している国なんだよね。