ヒロリン雑学ブログ

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本当の豊かさって何だろう?

本当の豊かさって何だろう?

【マテリアル(物質)】か【マインド(精神)】か?

現代人の多くが、この事を考えない。
確かに【テクノロジー】は進歩して人の生活は豊かになった。
けど、人は【心】をどこかに置き忘れているような気がしてならない。

日本には独自の【日本文化】があるのに、それらが失われつつあるのは、かなり前からだ。
【除夜の鐘】がうるさい。という。
「子供が寝付かないだろ」
という声が上がって、お寺が遠慮して鳴らさなくなったところも多いはずだ。

いよいよ【晦日みそか):基本的に【月末】を意味する】も極まった【大晦日】から【新年】に移る際の古来からある行事なんだけど、それを楽しむ【余裕】さえ失くしてしまったらしい。
その理由は、自己都合である。
「子供を寝かしつけるのは【大変】なんだぞ」という、自らに手間がかかるのを嫌がった【親の我儘(わがまま)】に他ならないのだけれど、それが通ってしまう。

同じような理由で【盆踊り】もできなくなっている。
けど、こちらは他の理由として【櫓(やぐら)を置く場所】がない。
というものも関係してくるので、ちょっと、何とも言えないところもあるのだけどね。
ただ、しても【うるさい!】という声が上がるのは【除夜の鐘】と同じところだと思う。

今は【簡単・時短・お手軽に】が重要視されているみたいだから、【余裕】がなくなっている。
それから【大家族】がなくなり、各家庭内でも【個人主義】に重きを置くから、プライバシーというものが少しばかり【捻じ(ねじ)曲がって】大切にされ過ぎている。

【時間をかけて楽しむ】という事がなくなっているのは【本格的】な【喫茶店】が少なくなっている事でも、わかる。
昔(私の若い頃)は、喫茶店で【ブレンド】とか【モカ】とかコーヒー豆を選んで【サイフォン】でコーヒーを淹(い)れてもらって、飲んでいた。
こうしたコーヒーは【香り】も楽しむことができたし、コーヒーが入るのを待つ間の【お喋り】が楽しかったりしたのだけれど、今は【スタバ】なんかで注文して【待つ事なく】既に準備済みの【ドリンク】をもらって終わりだ。

今の時代に必要なものは、個人的な意見として【心】だろう。
【心】がないから、他人に何かしてもらっても【上辺(うわべ)】の【ありがとう】しか言えない。
この夏の甲子園の【選手宣誓】を聞いても、昨日のドラフトで巨人の第1指名を受けた子にしても、【言葉の使い方】を知らない。
というか【自分中心】に世界が回っているのか?と疑いたくなるような事を言っていた。

甲子園の選手宣誓をした子は【…感動を与え…】と言っていた。
違うよ。
君ら如きの力で【感動を与えている】んじゃない。
「君達が一生懸命、プレーをしている姿を見た側が【勝手に感動】するのだよ」
と思った。

昨日のドラフトの1位指名を受けた子は「歴史ある球団に指名してもらってホッとしている」とのたもうた。(のたもうた:言っているの意味)
他の言葉があるだろう?
「ホッとしている」というのは【上から目線】の言葉だよ。
「光栄です」とか「安心しました」とか「良かったです」とか…。

でも、こうして【文字にして】見ると、それほど酷い(ひどい)表現でもないのか?
では何故、昨日のニュースを見た時に、そう感じたのだろうか?
その子の持つ雰囲気が影響したのだろうか?

なんだた、もっと違う事が言いたかったのに、今日も脱線した様子の私です(^_^;)