ソドムとゴモラ

神によって滅ぼされた街

神といっても、これは【旧約聖書】に書かれているので、【ユダヤ教】の神様かもしれない。というか、多分そうだ。
なので、細かく言えば【キリスト教】の教えとは異なる。

最近の日本の在り様（ありよう）を見れば、この【ソドムとゴモラ】の話が頭をよぎってしまう。
そんな事も少なくない。
【旧約聖書】の話を簡単にまとめると…

ソドムとゴモラという隣り合った街の風紀が乱れに乱れて、【性的な堕落（だらく）】や【自堕落（じだらく）な生活】【犯罪の増加】となり、それを目にした【神（ユダヤ教）】の怒りを買って【滅ぼされて】しまった街の話になる。
ただ、一応【神さま】は【斥候（せっこう）】を出している。
荒廃（こうはい）した街ではあるけれど、心正しき者がいるかもしれない。そういう人（家族）を探し出して、天罰（てんばつ）を下す前に街から非難させている。

そんな話が【ソドムとゴモラ】
一般的には【性の乱れ】が一番大きな原因として認識されているらしい。

現代社会はどうだろう？
海外なんかは昔から【戯け（たわけ）ている】ので、どうでもいいんだけど、【日本】の現状。

何年か前から【ジェンダー平等】とかいう騒ぎが多くなっている。
日本人の持つ【美徳（びとく）】
【奥ゆかしさ】とか【貞操観念（ていそうかんねん）】というものは、どこかに消えてしまって久しい（ひさしい）。

およそ、この地球上に暮らす、ほぼ全ての【生き物】というものは【♂と♀】で構成されている。
そのふたつの性の共同作業で、子供が生まれて育ち、いわゆる【種の保存】というものが為（な）される。
しかしながら、現在は【男（女）なのに、男（女）しか愛せない（興味がない）】という人が増えて【ジェンダー問題】というものが広がりを見せているようだ。

以前どこかの党の議員さんが「同性愛者は【生産性】がない」と発言して【袋叩き】の憂き（うき）目にあい、大炎上して謝罪していたけど、この議員さんの言っている事は正しかった。
現代社会では【老人】は【医療の進歩】によって【長生き】している。
そりゃあ老人の人口は増えるわなぁ。って話だけど、【若年層】の中には「結婚なんかしたくない」とか「異性に興味がない」といった人が増えている。

結婚して子供が出来ても、精神的に成熟していない為に【乳幼児】を苛めて（いじめて）、笑いながらその様子を動画にとって結果、殺してしまうような【親】も増えている。
自分の子供に対して。であるところが怖い…。

世界的に、このジェンダー問題というのは広がっているから、日本人も後れを取ってはいけない。
そんな考えの人達も多いとは思うけど、これは【自然の摂理（せつり）】た【理（ことわり）】に照らし合わせたら【常軌（じょうき）を逸した（いっした）】行為なんだという事には誰も言及しない。

多分、この５年程の間で【スマホ文化】が急速に広まったことも原因のひとつだろうと思っている。
【テクノロジー】の急速な発達に、使う側の【人間】の理性とかの【成熟度】が追い付いていない。
だから、現在、その部分に【綻び（ほころび）】が生じ（しょうじ）ている。
多分、社会はこれからも【歪（いびつ）な形】で進化していくんだろうなぁ。という【危惧（きぐ）】しか持てない。

【ソドムとゴモラ】のように【神の鉄槌（てっつい）】が落ちない事を祈るのみだ。
といっても【無宗派・無神論者】なんですけどね(^_^;)