異常な事態…だと思う
昨年の暮れくらいから、また動画の編集とか作成とかに関心を持ったので、動画を作ってYouTubeにアップし始めたのだけれど。
だいぶ前にも、そうした事をしていて、私の個人的な趣味の動画などは、せいぜいが再生回数600回オーバーがいいところだったので、時折にはそうした事をチェックしても、あまり気にする事はなかった。
ところが、今年の2月に入った頃から、過去にアップしていた動画にコメントを入れてくれる人が出始めた。
動画の内容は、テレビシリーズの【Gのレコンギスタ】の第一期のOPとEDを、当時は使えていたAdobeのPremiereProを使って雑につなげて一本にまとめただけのものだった。
動画にコメントがつくと、通知が来るので、一応チェックすると、どうやら8年前にアップしたものらしい。
最初は確か1000回を超えるほどの再生回数だった(筈だ)
1000回を超えるとなれば、私の動画としては、すごく多くの再生回数を誇る事になる。
ちなみに現在アップしている作ったものは大体100回再生されれば、御(おん)の字という事になる。
しかし、それがコメントの数が徐々に増えてきた。
2月の中盤くらいで、再生回数を見てみたら、なんと6.7万回も再生されていた。
6.7万回。普通に書いたら6万7千回。
おかしい、私の動画がそんなに再生されるはずがない。
しかも何の細工もしていない、単にアニメのOPとEDを雑につなげただけの動画だ。
訝(いぶか)しんでチェックした時が6万7千回だったのが、あれよあれよという間に8万回再生を超えてしまった。
あまりにおかしな現象なので、今朝もチェックをしたら、今朝は9万4千回に、さらに増えている。
2014年に放送された【Gのレコンギスタ】のOPとEDなので、多分2015年くらいに作ったものだと思うけど、「何故、今頃になって?」という疑念は増すばかりだ。
で、考えたのが、昨年の秋ごろで【Gのレコンギスタ】の劇場版・5部作が全て公開されて完結をした。
今年の2月には、最後のDVDやブルーレイディスクが発売されている(劇場版の4と5)。
だから、なぜか目立ったのかな?
という推測。
8年前にアップしたらしい(自分でも、いつアップしたのかも覚えていない(^_^;))動画。
今年の2月まで、ほぼ無視されていたような動画が、何故これほどまでの再生回数を急激に得ることができたのか?
ひとつの推論が成り立った。
現代人は【流行りもの】に敏感すぎる。
だから個人主義で作られたような【ワンピース・フィルムレッド】なんていう、(私にとっては)どうでもいいような映画が、圧倒的な興行収入を得ることができた。
「これが面白い」「流行りそうだ」という、俗にいう【前評判】だけで判断して大挙して映画館に出向くのじゃないのだろうか?
その物語の内容などはそれほど精査もしないで…。
ある意味で【ブランド力】に弱いのかもしれない。
尾田栄一郎が描き下ろしで作ったんだから面白いに違いない。
多分、内容はそれほど重視されない世の中なんだろう?
あまりにつまらなければ、さすがにダメなんだろうとは思うけど、大した内容ではなくても【そこそこ】楽しめたらOKになるのかな?
でも、これも今に始まった事じゃないんだけどね…(苦笑)
私の動画にしても、見てくれた人には感謝はするけれど、心からの感謝ではない。
だって、フロックみたいなものだもの。
動画を収益化させようとか、ユーチューバーになろうとかいう大それた思いは持っていない。
動画を作ったりする工程が好きなのだから。
だから、かなりの個人主義で今の動画は作られている。
自分の好きな(ほとんどが)アニメの事を紹介しているだけのものが、私の動画なのですよ。
再生回数が伸びているのは、確かに嬉しい。
そこは間違いないのだけど、あまりに過ぎた再生回数には戸惑っているというのが実情。
という事を、今日は書いた(^_^;)