ヒロリン雑学ブログ

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ポンコツ夫婦

ポンコツ夫婦

といっても、今回は私の両親のことではなく、私と嫁さんのことでおます。
嫁さんとは書いているけれど、現在、戸籍上は赤の他人の私と嫁さん。
離婚原因は、嫁さんが致命的に金銭管理ができなかったということ。
それに気がつくまでに数年前に父親が死ぬまでの期間が必要だった。

二男がめでたくも高校を卒業したのが、つい先だってのこと。
その二男も就職が決まっていて、現在は仕事に必要な私の若い頃でいう【小型自動二輪】のバイクの免許を取りに教習所に通っている。
二男の仕事は小型の自動二輪に乗って配達をするという仕事だ。
しかし、二男はどうにも地方というものに縁があるようで…。

通っていた高校も地方であった。
岡山県という県自体が地方なので、その中でも地方というから、よほどの田舎になる。
隣の市なのだけど、倉敷市のように、そこそこメジャーで認知度も高いようなところではなく、多分、他の都道府県の人にはわからないようなローカルな場所にあった。
「夏になれば海水浴で賑わうよね」「港町だから海産物が美味しいよねぇ」くらいしの認知度しかない。と言えば地元の人には悪いなぁとは思うけど。

行くべき用事もないようなところだから、入学式の時に二男と嫁さんを乗せて行った時には、パニック障害もあって緊張した。
3年前だから、今ほど回復はしていなかったので、心療内科で処方された頓服薬を持って出かけた思い出が…。
それでも、学校の行事であるとか、嫁さんが顔を出さないといけない用事があると、親子3人で何度も行ったから、なんとか馴染んでいた。

そして、さっきも書いた通りに二男は現在、教習所通いの真っ最中。
で、この教習所のある場所というのがまた、割と遠い場所にあって、普段は行くべき用事がないので1度も行った事がなかったところにあるという…。
入所式の日に二男を乗せて行ったけど、ついでに嫁さんと一人でお留守番をさせるのは可哀想だという理由で三男も一緒に…。
さすがは、名うての方向音痴、行きがけも帰り道もカーナビを使いながら道に迷った私。
ふふふ、ポンコツ全開(^_^;)

先週の二男の卒業式と前後して、二男の就業場所が決まったという連絡が会社から来たらしい。
正確には【配達区域】が決まったという事なんだけどね。
その配達区域がまた、割と離れたところにある、ローカルな市。
私がうんと若い頃に両親と、まだ嫁に行ってなかった姉とで出かけた観光地に近い、【田舎】であった。

国道二号線を使って、制限速度70キロの道を走って、それでも30分近くの時間がかかるところであった。
先日、会社の説明会というのが、現地支社であったから例によって嫁さんと二男を乗せて行った結果、わかった事である。
地図(ネット上の)で調べたら、片道が20キロという事だった。
なので、職場近くにアパートを借りた方が良いだろうと、話し合っていた時…。

やっと本題に入るのだけど、書き足しておくと、嫁さんは私よりもパニック障害やうつの症状が重いので、働けない。
だから現在は生活保護を受けている。
その生活保護の話。

二男が就職が決まって、4月から家を出て独立をする。という事は保護の担当者に話していたらしい。
のだけれど、今月(3月)の支給額が、既に5万円減らされていたらしい。
ひとり分の食費や光熱費としても5万円は高すぎる金額だろう?
私の食費だって一カ月に3万円はいかない(ちゃんと節約しているからかもしれないけど)

どちらにしても二男が入社するのは4月1日からだ。
これは、ほぼ全ての会社で共通しているはず。
しかも、4月1日になったら、求職票に書かれている給料がもらえる訳じゃない。
4月の給料日が来るまでは、無一文だ。
会社にもよるけれど、下手をすると4月の給料日が来ても、給料が支給されないかもしれない。

月末締めの翌月後半支払い。
という給与体制の会社というが、実はかなり多い。
月半ばで(15日ごろ)締めて、同月の月末払い。
という会社もあるけど、あまり多くはない。
だから、下手をすると5月の20日前後まで二男は無一文で過ごさなきゃいけないかもしれない。
そうした事への配慮など一切ない様子なのが、現在の生活保護というものらしい。

という事なので、昨夜のうちに嫁さんにLineで「担当者に、殺す気かって言ってみたら」というようなメッセージも送ったのだけれど、よく考えたら、何の準備もしていなかった嫁さんにも非はあると言えば、ある。

嫁さんは未だに致命的に金銭管理が出来ていない。
二男の高校生活3年間でも、そこはハッキリとしている。
初年度は【しょうがない】かもしれない。
学校で必要なお金の集金とかはわからないから。

でも2年目の高校2年生となれば、少しばかり事情が変わってくる。
高校2年生といえば【修学旅行】は外せない行事だ。
修学旅行に行くとなれば、お金が必要なのは言うまでもない。
しかし、嫁さんは準備をしていなかった。
だけど「あの高校はいつもギリギリになってから【お金を払え】と言ってくる」という愚痴も何度も聞かされた。

修学旅行という点では、難しい時でもあったのは事実だ。
その前の年のニュースでは【コロナ禍で修学旅行は中止になった】というものが、数多く流れていた。
だから、二男の時も修学旅行自体が、行われるのかどうかも、不透明であったことは間違いない。
でもね、「仮に行けるとしたら」という思いで準備しておくのが、親というものだ。
なんだけど、嫁さんは準備をしていなかった。

生活保護なのだから、学業とか医療関係のお金は出してもらえる。
出してもらえるけれど、手続きをしてから、かなりの日数を経て支給されるのが普通なんだ。
だから、その差を考えて、嫁さんは「いつもギリギリで請求してくるから間に合わない」と怒っている。

その当時は母親も生きていて、その年金の管理を私がしていたから多少の融通はできた。
まあまあ人並みな思い出作りには貢献できたかな?とは思っている。

母親が亡くなる前から、一緒に買い物に行って、目についた事は注意していたけど、なんら改善されることはなかったので、ある種の諦めもついてはいた。

私の目からしたら、無駄な買い方というものがある。
例えば【おやつ】。
子供一人一人に、それぞれのおやつを買う。
それは、ある程度の金銭的に余裕がある家庭の買い方だ。
余裕がないのだから、その事を説明したうえで「みんなで仲良く分け合って食べなさい」という事で、量の多いお菓子を買う方が節約はできる。

飲み物も同じで、各人に好みの飲み物を買うから、余計なお金がかかる。
子供はかわいいけど、我慢させるところは我慢させないと、家計は苦しくなる一方だ。
その上で、自分の嗜好(しこう)品(お酒やたばこ)も買うのだから、毎月赤字は変わらない。
計画的に、これが必要になりそうだから、その為にお金を貯めておこう。という考えはない。
ないのか、出来ないのかはよくわからないけれど、それができないから、二男が独立するという事に関しても「お金が足りない」としか言えないのが嫁さんの本当のところだろう?

しかし困ったなぁ。
嫁さんもだけど、私にも預貯金はない。
今年に入ってから、就職を急いでいたのも、こんな理由があった。
あったけど、間に合わなかった。
私もポンコツなので、しょうがないのかもしれない。
しれないけど、両親が、こんなんじゃ子供達が憂き目にあってしまう。
既に長男と二男は相当な憂き目を経験していると思う。

ごめんなぁ。という子供達への思いは、しっかりすぎるほどある。
それは情けない事だ。