ヒロリン雑学ブログ

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アニメ四方山話(よもやまばなし)4

アニメ四方山話(よもやまばなし)4

機動戦士ガンダム その4

なんとなく、富野監督を「よいしょ!」している内容になりつつあるなとは思いますが(^^;) 委細構わず先に進みたいと思います。 とにかくガンダムに夢中になった高校3年生の時にはアニメックという雑誌に掲載されていた設定資料から気になる物を抜き出しては調べまわった。 スペース・コロニーとは何か? 今更の感もあるけれど、地球と月と太陽の重力の中和点である、ラグランジェ・ポイントに浮かぶ円筒形の人工都市の事である。 これが1基(バンチ)だけでなく大量に独自の軌道を描きながら地球の周りに存在しており、これらの集団を【サイド】と呼ぶ。

つまりアムロが住んでいたサイド7というのは7番目に開発されたコロニー群の事を指すわけですよね(もっともサイド7は開発途上のコロニー群の設定でしたが) そしてこのシリンダーといってもいい円筒を一定数の時間に1回転させることによって、コロニー内部に人口重力を発生させて地球と同じ1Gにしている(細かい数字を忘れてしまいました。すみません) さらに、できるだけ地球と同じ環境を整えるために土を入れ、植樹して多くの動植物も移動させていたり。 人口の湖なども作りもした。 一番興味を引いたのは、自然の環境を忘れないためか?天気も予定表がある。という事だった。 つまり予定表に合わせて人口の雨を降らせたりするのである。

他にもコロニー内に朝、昼、夜を再現させるためにコロニーについている大型のミラーの角度を変えていたり、また食糧確保のための農業プラントが別途ついていたり。 スペース・コロニーの登場によって、これらに興味を持つことになって、色々と新しい理論を知ることができたのは、嬉しい限りである。 このスペース・コロニー計画というのは、名前など細かい事は忘れてしまったが、ちゃんとした学者さんの提唱していた理論でした。 こうした事を考えると、後に登場する【ニュー・タイプ】についてもある程度の予測はできると思う(もちろんガンダムを全話観た後にわかる事だけど…) なにしろ足の下は宇宙なのであるから、コロニーに何かあった時を考えると人は不安にもなるだろう。 またコロニー間の移動は宇宙船の存在失くしてはありえないことで、その宇宙船も壁ひとつ向こうは宇宙である。 何かの事故で宇宙に放り出されてしまっては、ほぼ「死」が待つのみであろう。

そうした事態を考えた時に宇宙に浮かぶそれぞれの場所から不安を消す為に種としての同族を無意識下で探すのではなかろうか? そうした能力が特別に秀でて発達した者がニュー・タイプの素養がある。と認識されるのではなかろうか?(あくまでも、私の私見です) という形で想像を膨らませることができたのもガンダムならではの面白さだったように思う。 そしてモビル・スーツも徐々に進化していく。 毎週観ている時には「おお、新型モビル・スーツだ」とか「今度はモビル・アーマー!?」と無邪気に喜んでいました。 だから私がモビル・スーツの名前などを覚えて楽しんでいたのは、この最初のガンダムの時くらいではなかったか?

どちらかというと私は物語を重視するタイプなので、登場キャラクターの誰が好きとか、このメカにはこうした武器が付いて口径何ミリのバルカン砲が何門ついているとか、そうした事にはあまり興味がなかった。 なにしろロボットアニメの進化系なのだから…。 ただ、やはりガンダムの秀逸さであるとするのは、できるだけリアルな兵器と理論上は可能な兵器をうまくミックスさせて登場させているところだろう。 それが、いやがうえにも物語りにリアリティを持たせる演出につながったのではないかなぁ~?と思っております。 ただ、これが【ルパン三世】などになると話は別で、小さい頃からの銃器好きなのでルパンや次元の銃がなんだかんで結構な時間話ができる。