ヒロリン雑学ブログ

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ガンダムの世界

ガンダムの世界

レコンギスタって何だろう?

最近、【劇場版Gのレコンギスタ】【宇宙からの遺産】を観て、YouTubeの【ガンダムチャンネル】で【TVシリーズ】を観ていたのが【お話もクライマックス】に向かいつつあって、【レコンギスタ】の意味を考え直してみた。

この【アニメ】の【オリジナル放送】はもう何年も前になる。 その頃に、やっぱり【レコンギスタ】なんて言葉を知らなかったので、調べてみた。 なんでも【造語】ではないか?という結果に終わった。

しかし【レコンギスタ】の【元】になったのではないか?とされる【単語】の意味するものは【帰還】ではないか。というところまでは知り得たのであります。 ここ最近で【TVシリーズ】の【Gのレコンギスタ】を見直していると劇中に【お前達はレコンギスタをやれ】という表現が、セリフの中にかなり入りこんでいることを知った。 じゃあ、ここでいう【レコンギスタ】とは? それは【月の向こう側】の【コロニー】で生活をする【人々の地球への帰還】ではないか?

この前に作られた【∀ガンダム】を私は【リアルタイム】で観ていない】 それは確か【放映権】が【BSの放送局】にあったから【加入】していなかった私は、観る事ができなかったという…。

なので順番が逆になっているのだけれど、【Gのレコンギスタ(通称Gレコ)】の後に【∀ガンダム】を観た。 却ってその方が【よりよく】物語を理解できる事につながったのではなかろうか?

あからさまに【アメリカ】をもじったような【アメリア】という【国名】が【Gレコ】の前、【∀ガンダム】にも登場していた。 よくわからないけど、興奮したのを覚えている。

そして、この【∀ガンダム】の【物語】を要約すると、【宇宙世紀】に【絶滅】仕掛けた【人類】の中で、【月に取り残された人々】がいる。 その人達が【密(ひそか)】に【地球に帰還】するという【物語】だった。 これは【Gレコ】を先に観ていた私には、わかりやすかった。

つまり私が17歳の頃に始まった【ガンダム】では【増えすぎた人類】を【宇宙】に浮かぶ【人工島(スペース・コロニー)】に【移住】させて【生き残り(種の保存)】をかけていた人類。 しかし【宇宙】に出ても【人々の争い】は止む事がなく、【人の持つ】【権力欲】や【強欲(ごうよく)】【支配欲】をもとに【地球】から最も離れた【スペース・コロニー群】の【サイド3】の内部で【静かな内紛】の果てに【ザビ家】が権力を【掌中】にして【ジオン公国】を名乗って【一年戦争】が始まってしまう。

その後も【地球連邦政府】と【宇宙に暮らす人々(スーペース・ノイド)】の間の【認識の差】が縮まる事はなく、結局は【ティターンズ】という【特権階級】を生み出して、更には【一年戦争】の【亡霊】ともいえる【ジオンの残党】が現れて、【エウーゴ】と戦うという【三つ巴(みつどもえ)】の戦いの【図式】が出来上がる。 結局【人類】というものは【暮らす環境】が変わっても【争い】というものに【囚われた】ままで進歩はなかった。 私見だけれど、これは【弱肉強食】という【生物の持つ理(ことわり)】の【変化】した物なのかもしれない。

もともと【食物連鎖】でも表されているように、【植物】を【草食動物】が【食み(はみ)】それを【肉食動物】が【食べる】 そして、そうした【動物】が死ぬと、その【躯(むくろ)】は【自然分解】されて、それを【養分】として【植物】は成長する。

それが良かったのかどうかは別として【人類】は【生物の理】の【範疇(はんちゅう)】を大きく【逸脱(いつだつ)】してしまった。 【家畜】を飼って【命懸け】の【猟】を破棄(はき)してしまった。 【農業】などで、【食物】の【備蓄】をすることを学んだ。

【人】は死んでも【何一つ】【自然に返す】ことなく、ただ【自然】を破壊して【個体数】を増やしていった。 なるほど【生物界】の【バランス】は壊れるよね。という話。

ちょっと話はズレてしまったけれど、その代わりに人は【道具】を使う事を覚えた。 【道具】は日々進歩していき、それはやがて【戦争】をする【道具】に【進化】したと言えばいいのか【なり下がった】と言えばいいのか? 【文明】が【発達】するごとに【戦争行為】は【拡大の一途】を辿る。 それは【禁断の果実(リンゴ)】を食べてしまった【人類】の【性(さが)】なのだろうか?

【人】が【道具】を使った【弱肉強食】というものを【体現】すれば、それは【核使用】も辞さない【戦争】という形になるしかないのではないか? それが【形】を変えた【弱肉強食】であるとすれば、【人類】というものは、その【本能】と切り離せない以上、【どこでも】【いつまでも】【戦争】というものから【逃れる】琴はできなくても【当たり前か】という【結論】になってしまう。

話を戻しますね。

そうした【愚(おろ)かな行為(愚行(ぐこう)ともいう)】は【劇場版】の【逆襲のシャア】まで続いていくのだけれど。 テレビシリーズの【Vガンダム】で、すでに【文明】の【退行】のようなものが見て取れるのですね。 そして【∀ガンダム】では一度【絶滅】仕掛け、【月に取り残された】人々が【地球に帰還】したいと思う心から、【宇宙世紀の遺物(いぶつ)】である【モビルスーツ】の【∀ガンダム】が地球の地中から現れて始まる【物語】なのです。

それに続く【Gのレコンギスタ】では、劇中のセリフの中にも「だから人類は宇宙世紀に一度滅びかけたんでしょ!」というものがある。 【宇宙世紀】から【長い年月】を過ぎても【月やその周囲】に【暮らして】いても【人の帰巣本能】は知らず知らずに【地球】という【大地】に惹かれていく。

【冨野監督】の【意図】するものの【核】はどこにあるのかはわからない。 何が【言いたい】のかを【推測】するのは【各人それぞれ】の【感性】による。 この【作品達】を観て【単純】に【面白い】のなら、それもありだと思う。 「なぜ、人の世から戦争はなくならないのか?」それを【真剣】に考えるのもありだと思う。

【宇宙】に【出て】も【人】は何故【地球】に戻りたがるのか? それを考えてもいいと思います。

私のように、上に書いた通り【どことなく】【哲学風】に【考えて】みても【面白い】 【伝説巨人イデオン】なんか【哲学】だと思って間違いないんじゃないか?と私は思っているし。 【表層的】に【物事】や【物語】を見るだけじゃなくて、その底にある【感じる】べき事が【感じられたら】更に【面白い】と思っております。

そのせいもあってか、現在流されている【アニメ】や【ドラマ】【映画】についてもあまりに【見た目】に【こだわって】【物語】を【ないがしろ】にしているものには興味がわかない。 どんなに【興行収入】が大きかろうと、【観る価値】さえないとも思っています。 その【原作】になっている【マンガ】や【小説】なら、猶更【読む気】にならない。

そうして考えたら【鬼滅の刃】は最近の【マンガ】で勝った【唯一】の物なので、私の中では【面白い】のだろう。 でも【昔のマンガ】ほど何度も何度も読み返す事は出来ていない。 これは、やはり【深み】がないのだろうと思っている。

【ネット】や【昔読んだマンガ】を頼りに【全くの想像】で描かれては、私の年代では【面白く】ない。 【基本的】に【マンガ】も【小説】も【想像の産物】だ。 だけど、そこに【何かしら】の【信憑性】のある【嘘】がない限り【寄せ集めて作られた】【物語】になってしまう。

鬼滅の刃】は私にとっては【突っ込める】という【要素】があっての【面白さ】になる。 正直、【Twitter】上でも何個も【突っ込みツイート】をしている(^_^;) でも、そんな事をしていても「この作品は駄作だ」とは言わない。 【面白い】事は面白い。それは認めているのだから。

ただやっぱり【大正時代】の【小説】や【資料】を読み込んだとしても【肌感(はだかん)】というものがる。 要は【どのくらい】【皮膚(?)】で、その時代を感じることができるのかどうか?なんだけど。 私も【大正時代】に生きてはいないので、あくまでも【その時代】の【感じ方】という事にはなるのだけど。 少なくとも、私は【昭和中期】の生まれだから、【その頃】の【生活水準】に照らし合わせて「いや、これは昭和でもなかったことだよ」と言える。

今は、何でも【時短】【簡単】【便利】な【インスタント】の時代だから、若い世代はそれでも【納得】出来るんだろう。 でなければ【呪術廻戦】も、あれほど流行らなかっただろう。と思う。 主人公が【魔物】の【指】を食べる以前から【身体能力】が高すぎる。 【短距離走】も【砲丸投げ】も【オリンピック・レコード】を大幅に超えている。 そのうえで【霊感】も持っていて【一昔前】なら、そのままで【立派なヒーロー】だ。

まとめを書いていなかった(^_^;) 冨野監督の【アニメ】は、何かしら、どこかしら【哲学】につながっているように思うで、私には面白い。 そして【レコンギスタ】は地球への【帰還】を【切望】して止まない【人類】の悲しい【性】だと思う。