ヒロリン雑学ブログ

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絶滅危惧種?的なプロフェッショナル

絶滅危惧種?的なプロフェッショナル

世の中からプロフェッショナルが激減している

ここ数年の(というか2年間くらいが顕著に表れているんだけど)【ニュース】を見ていると、私が若い頃には【考えられなかった】ような事が【原因】の【事故や火災】が頻発している。 トラックやダンプカーの【荷台やパネル】を上げたまま【車が発進】して、【電線】へ【接触】するような【事故】。 【電線】を【ぶった切る】か【車の横転】を引き起こしかねない【事故】等を見かける。

また【作業員】が【近く】に【可燃物】があるのに【そこ】で【溶接作業】をして、【火災】を起こして【工場】や、その【周辺】の【敷地】を【丸焼け】にしてしまう。 【考えられない】事故だったり【火災の原因】だったり…。 【溶接作業】をする時には、近くに【可燃物】があるかないかを【確認】する事は【大前提】の【当たり前】の事で、それは【人間】のする事だから、【何年かに一度】はあるかもしれないんだけど、そんな【確認不足】による【事故・火災】の件数が【増えて】いる。

何度か書いていると思うけれど、私は【自動車メーカー】の【生産ライン】で働いていたから、よくわかる。 【口酸っぱく】なるほど、【現場責任者】が【注意喚起】をするように伝えている事だと思うんだけれども…。 その部分が【おざなり】になっている。

本当に【あってはならない】事なんだけどね。 そんな【ショボい】事が【理由】で【火事や事故】を起こしていては、【会社の信用問題】にもなるんだし…。 だけども【現実問題】としては、そうした【火事や事故】の【件数】が増えている。

じゃあ【原因】は何だろう? 【コロナ禍】になってからが【顕著】なのだけれど、その【数年前】から【就職が難しく】なっている事に【起因】するのだと思っている。

【就職】が【難しい】から、【就職】できるまでの間で【資格】を取る。 この【資格】という物が【問題】の根源なんだ。

今時は【テレビのCM】でも【畳屋さん】が【畳製造○○資格取得】とか【謳って(うたって)】いる。 そんなものが【必要】か?【畳屋さん】に? 【畳屋さん】には、ちゃんとした【修業期間】があって、【ある程度】の【技能】を身に着けたら【暖簾分け(のれんわけ)】させてもらって【自分の店】を持つ。 それは【畳屋さん】は【誰でも務まる】アルバイトのようなものではなく、【職人】と呼ばれる【業種】だからの筈なんだけど、今は【そこのところ】が乱れている。

【暖簾分け】してもらった【当初】は【無名】だから、【テレビCM】を打つ時には【資格】を【前面】に押し出しているんじゃないか?と思っている。 一般的には【その方】が【わかりやすい】からだろうと思うと、なんとなく【淋しい】 【受け継がれて】きた【技術】という物が【正当な評価】を受けることが【出来なく】なっていると【感じる】からだ。

一昔前には【トラック運転手】や【タクシー・バス】の【運転手】というのは【プロ中のプロ】という【認識】で【乗って】いても【安心】できたけど、今は【違う】 昔の【ドライバー】は【実務経験】が【長かった】 だから【知識】ではなく【経験】から得た【感覚】で【不要な事故】等は【回避】出来ていたと思う。

でも、今の社会は【仕事】がない。 だから【仕事の為】に【免許】を取って【運輸業】の【仕事】に就く。 それはそれで一向に構わないし、それぞれの【生活】があるのだから【仕方】ない。

しかしながら【ここ数年】の【事故内容】を【ニュース】で聞いたり【映像】で見たりすると、【普通車のつもりで大型車の運転をしてない?】という【事故】が増えている。 【ブレーキ】をかける【タイミング】が、あからさまに【遅い】 そりゃ、【普通車】なら、その【タイミング】でも停まれるんだろうけどさ。 【荷物】を【満載】にしている時と【空の状態】の時の【制動距離】とか【コーナー】への【適正速度】とか【わかっていない】だろう? としか【思え】ない【事故の映像】が、あまりに【多すぎる】。

とはいっても【今時】の【ドライバー】は、少しの間でも【余裕】が出来たら、すぐに【スマホ】を覗き込んでいるという【輩】が【異常に多い】というのも【原因】の一つなんだろうけどさ。 【信号待ち】になったら、【道路状況】の【確認】なんかしない。っていう【人ばかり】だと言ってもいい。ちゃんと【信号が変わる】のを【確認】している【人】は【ごく少数】だ。 だから【青信号】になっても、なかなか【発進しない人】が増えていて、【クラクション】を鳴らされて【慌てて】発進している【車】を何度も見る。

これが【一般のドライバー】なら、ある程度は【仕方がないか】で許されるけど、【職業ドライバー】には、本来なら【許されない】【行為】なのだという事を【考えていない人】が多いのではないかな?

同様の事は、【現場作業者】にも云えて、【溶接】をする場合には、例え【ほぼ燃える物】のない【工場内】であっても、【近く】に【可燃物】がないかを【確認】するのは、【当たり前】の事なんだけど、【ニュース】で伝えられている【状況】を聞くと、そこのところの【確認不足】を感じない訳にはいかない。 【最悪】の【事態】を考えて、もし【火の手】が上がった時に、すぐに【消火活動】が出来るように【水の入ったバケツ】もしくは【消火器】を【用意】しておく事も【考えて】いないような【緩んだ状態】で【火の粉】が飛ぶ【作業】をしている。

たかが【自動車メーカー】の【生産ライン】で、働いていたというだけの者が【何を偉そうに】と思われても仕方がないけどね。 でも【平工員】じゃなくて【リーダー職】という【肩書き】をもらった者は【ライン作業】は、ほぼしない。 【休欠者】が出た時には【休んだ人】の代わりに【ライン】に入るけど…。

その代わりに【何】をするのか?というと、【組付け失敗】した時の【手直し】という【作業】がある。 また【ライン作業者】が使っている【工具】を、より【使い易い】ように【特殊工具】に【加工】もする。 この時に、【溶接】もするし、【サンダー】と呼ばれている【研磨用の工具】も使用するので、【周囲】に【気を配る】琴は、自然と【覚える】のでありました。

【溶接作業】は想像しやすいと思いますが、【火花】が飛びます。 【サンダー】という工具も【金属性】の【工具】を【削る】ので、これも【火花】が飛ぶのですよ。 近くに【工具】や【設備】に塗る為の【塗料】などがあったら、【火災要因】なので、もちろん【火花】が散らない場所への【移動】や【戸締り】出来る物があれば、そこに【収納】します。

こういうものは【知識】ではなくて【経験】を積んで【自然】に【覚え込んで】行くモノです。 だから今、【現場】には【免許取りたて】の【経験不足】な人が【増えて】いるのだと思います。 明らかな【経験不足】から【周辺のチェック】や【使った物】を【元に戻す】という事の【確認不十分】が引き起こしている【事故や火災】が【増えて】いる。 【知識】とか【免許】を持っているからと【仕事】に就けた人が【多い】事は良い事だと思うのだけれど、【現場】を【甘く見る事】だけは、しないようにしてほしい。 【重大な事故(火災含む)】に【つながる可能性】は【否定】出来ないから…。

その内には【本当】に、【信頼】して【安心】の名のもとに【仕事】を任せられるような【プロフェッショナル】っていなくなっちゃうかもね?(TT)