ヒロリン雑学ブログ

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方言ってほっこりするよね

方言ってほっこりするよね

方言のお話

今日は趣(おもむき)を変えて、方言について語りたいと思います。

とりあえず私の住む【岡山弁】 去年、無事に還暦を迎えた私より上の世代の人達が使う【岡山弁】は非常に【汚い方言】ではないかと思っています。 1~2年前、岡山でも田舎の地方で【役所】に勤める【若い女性事務員】の人が「パワハラを受けた」ということで【提訴】した事があるのですが、相手は70代の男性でした。

しかし、ニュースでよくよくその場の【やり取り】というものを知ると、「いやいやそれはパワハラじゃないよ、その年齢のじいさんならそう言うし、物を投げたとするのも大した問題じゃない」と思った。 【若い世代】はとにかく【テレビ】であったり【インターネット】があるので、同じように【岡山弁】を使っていても、それは【様変わり(さまがわり)】しているのね。 かなり【標準語】の要素が加わっているので、【大人しい】というか【丁寧】?

私の世代でも【気を付けなければ】現代では【ハラスメント】扱いされる可能性大です。 私より上の世代では【地方】にもよりますけど【女性も男性も】一人称が【ワシ】というのは当たり前でした。 私が生まれ育った地域でも【お婆さん同士】の会話で「今日は孫がお年玉を取りに来やがるけぇのぅ(来るからね)、お年玉用意せにゃ(しないと)おえんがな(いけないでしょ)」 みたいな会話で「おじいさん同士か!?」と思える会話をしてました。

何しろ【汚い】というものが【岡山弁】では【きちゃない】と、文字にすると【いかにも汚そうな】ものに置き換わってしまうという。 「あほう」「ばーか」「こおらぁ」などは【岡山弁】では【接続詞】のようなもので、話の【文章と文章】の間に【悪気なく】挟んで使っていましたしね。 あ、言葉の最後にもつけていたな。

他所から来た人には【けんか腰】で話していると勘違いをする人もいるくらいで、【汚い】うえに【乱暴】に聞こえる【方言】なんでしょう。 私の【嫁さん】は結婚後に【私の両親】が【原因】で【パニック障害とうつ】になってしまったので、何度も【引っ越し】をしています。 それは【心療内科医】の「原因から離れたほうが良い」という【アドバイス】があったからなんですが、県内では電話がかかってきても【声】が聞こえただけで【発作】が出るようになっていたので、何度か【県外】までの【引っ越し】を【敢行(かんこう)】しています。

県外への引っ越しの1回目は【神奈川県の川崎市】に引っ越したのですが、この時はまだ【心療内科】という【科目自体】が、まだまだ【世の中】に浸透していなくて、【クリニック】もあまりなかった頃なんですが、【川崎市】は酷かった。 というか【首都圏】ではそれが【当たり前】なのかもしれないけど【車移動】が主な【移動手段】の田舎からは想像もつかない。 【電車】で【一駅、二駅】乗っていかなければ【無い】という…(^_^;)

私は二駅先の【心療内科】に行けたのですが、嫁さんはそこまで行けなくて(パニック障害持ちには【電車異動】は苦行になります。自由が利かないからです) 駅と駅の間で【発作が出たらどうしよう?】が【予期不安】となって【発作】が出やすくなるのですね。 なので、なんとか一駅先の【心療内科】を見つけて、そこに行ったのですが…。

そこの医者っていうのが、役立たずで【処方】された【薬】を飲んで嫁さんは【1日中】寝るようになったのですね。 当時は、長男がまだ1歳にもなっていなくて、お腹の中には次男がいるという状況でした。 嫁さんが1日中寝てしまうという事は、私は【就活】もできないわけで、【クリニック】に行った時に【どうにかなりませんか?】と担当医に言ったら。「どういう事でしょうかね?」と。 「いやいや、貴方が出した薬のせいでしょ」と思った瞬間に【これはだめだ】と【これはやぶ医者だった】と認識しました。

暫くは【パニック障害】の事もあったので、我慢していたのですが、さすがにそれが長期間に及ぶと【就活】ができない事が負担になって、私の親には内緒で嫁さんの両親を頼って岡山に帰ってきたのですが。 その後、私の親父が【探偵さながら】に住所も教えていないのに、しらみつぶしに探したんでしょうね? 私達家族の【家】を探し出して【両親揃って】来たりして。 嫁さんの【症状は悪化】の一途を辿りだしました。

何年かは我慢して【もうダメだ】ということで2回目の【県外脱出】をしましたが。 そこは同じ神奈川県の【横須賀市】でした。

それまでに何度も引っ越しをしていて、いわゆる【引っ越し貧乏状態】だったので【市役所】に行って相談をしていたんですが、その時の担当者の人が【けんもほろろ】な対応をしてくれまして、嫁さんが、ちょっとばかり【イラっ】とした口調で【岡山弁丸出し】で【一言】言ったら担当者がビビったのでしょうね。 私をフロアの片隅に呼んで「あなたね、奥さんは態度良くないですよ」と。

私としては単に【岡山弁】で【ちょっと語気を荒げた】だけなので、なんとも思っていなかったのですが「ああこちらの人にはけんか腰に聞こえるんだ」という事を認識しました。 岡山弁って汚いんだなぁと思った次第です。

しかし、逆に【岡山県人】からしたら【横須賀の人】が使う【方言】は【妙に馴れ馴れしくて】「俺は君の友達か?」と思うこともしばしば。 そのうえ、かなり年齢が上の人でも「○○じゃん?」とか言ってくるので、「舐めてんのか?」と思う事もしばしば(;^_^A

ところで、私は根っからの【岡山県人】なのですが。育った環境からか? 私は【関西弁】が混じったような話し方をします。 これは【母方の伯母さん(4人姉妹の次女の伯母さん、ちなみに母は4人姉妹の末っ子)】が私が小さい頃には【兵庫県】の伊丹だったかな? その辺に住んでいて【従姉弟(いとこ)】が【二女一男】の三人組でいたのですよ。

今考えると【厚かましい】事に、この3人を【春・夏・正月休み(小学生から高校生まで)】に【長女】の【伯母さん】の家に【預(あず)ける】のですわ。

その後【叔母さん夫婦】も来て、総勢5人で岡山に来るという…。

とにかく私を基準に、2歳上、4歳上、6歳上の従姉弟達なので、格好の遊び相手にはなってくれるんですけどね。 この従姉弟達が【長期間】【長女の伯母さんの家】に居ついているので、自然のうちに【関西弁】も耳で覚えてしまうというか、つられてしまうというか。 なので、ごく自然に【関西弁もどき】の言葉が、口をついて出るようになっていったのですよ。

本物の【兵庫県民】だった4歳上のお姉ちゃんには「あんたの関西弁は嘘くさいんやで」と言われた事もありましたが。 純粋な【岡山県人】には、そんな違いがわかるはずもなく。 ひどいのは【保育園】から【中学校】までずっと同じだった同級生に「お前そういえばどこから引っ越してきたんだっけ?」とか言われた時に感じた。 お前ずっと一緒やったやないかって思った(笑)

ちなみにですが、耳で【似非(えせ)関西弁】が使えるようになったせいか、私のお袋がよく観ていたNHKの朝ドラで出てくる各地方の【方言】もしっかりと覚えてしまうという【特技】も身につけてしまった私です。 全て【もどき】なんですけどね。 それらしく聞こえるように【話す】のは【得意技】でした。