日本は舐められている
欧米各国に…という事だ。
という記事を見つけたからリンクを貼ります。
記事を読むと【英語で書かれた意見書(といっていいと思う…)】は【1500件】のうち【1400件】は同一の【タイトルと内容】だったらしい。
なんとなく【組織的】な意思が働いているような気がする…。
ちなみに【長崎平和記念式典】に【駐日大使】を出席させなかった国は【アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア】と【欧州連合(EU)】
【原爆】を落とした張本人である【加害国】が出席を拒否。
おまけに【第二次世界大戦】当時には【同盟国】だったのに【ドイツ・イタリア】も出席を拒否。
これは、個人的なものの見方だけど、「日本は。ちょっと外交的に脅しつけてやれば、いう事を聞くさ」「政府が圧力をかけてくれるんじゃないの?」という、甘く見られている結果ではないだろうか?
日本の首相は「ホワイトハウスに国賓扱いで招待をしてやれば、ヘコヘコしながら、ノコノコとやってくる」
「その前には無関係なのにNATO首脳会議に出席させてやると伝えたら尻尾を振ってきたきた」
「ウクライナにしても、こっちが水を向けてやれば、ホイホイと幾らでもお金を出す」
というくらいには【軽く】思われているのだろう?としか思えない。
別に【岸田文雄】に始まった事じゃない。
1980年代には【中曽根康弘】の時に実証済みのことだから「おだててやれば、扱いやすい国」という図式は出来上がっているのだろう。
1980年代に何があったのかといえば【日米経済摩擦】
時の大統領は【ロナルド・レーガン】で【総理大臣】は【名曽根康弘】だった。
ちなみに、日本ではアメリカに配慮(というか忖度?)をして【経済摩擦】という表現だったのだけれど、アメリカでは【日米経済戦争】と呼んでいたそうだ。
というニュースも流れていた。
これお個人的な意見なのだけれど、【日米経済摩擦】の本質的なところの問題は、当時の日本は今と違って【高度経済成長期】の真っ盛りで…。
【経済大国】のトップである【アメリカ】を猛追していて【肉薄】していた。
だからアメリカは【日本を潰す為】にいろいろと無理難題(当時としては)を吹っかけてきていた。
基本的には「アメ車を買えや。輸入を増やして関税を下げてアメ車を売れや」という事だったのだけれど…。
その背景には【優秀な日本車】の台頭というものがあって。
そりゃあ欧米でも【安くて壊れにくく燃費も良い】という事になれば、アメ車よりも日本車の方が重宝されるし、売れる。
1980年には自動車の生産工場では足りていた私が聞いた噂では「休日明け(つまり月曜日)にアメリカで作られた車の中には、缶コーヒーの空き缶が放置されているものがある」ということ。
そのくらいダラダラと車を作っているらしいぞ。という噂…。
いくら大統領が車を売れ。といってもアメ車は横柄な存在だった。
とにかく車体がデカい。
日本の田舎の狭い道なんかでは絶対に一度では曲がれない。
何回か切り返しをしないと塀に当たる。
首都圏でも、下町の家が密集しているところでは、同じ事だったろう。
おまけに【左ハンドル】のままで売りに出す。
日本から【北米向け】の輸出車として作る時には、アメリカ人が扱い慣れている【左ハンドル】の車を作る。
基本、右ハンドルばかりが流れてくるライン上にポツポツと左ハンドルが紛れてくると、ちょっとばかり手間なんだけど日本人は勤勉なので一生懸命に作る。
【売れる車】を作る為の【企業努力】というものの現れだろう。
その上で【致命的】だったのは【燃費】
当時の噂では「アメ車はリッター当たり2~3キロしか走れない」
「スタンドで入れたばかりのガソリンをばら撒きながら走ってる」
こんなにも不経済な車を誰が買う?
妙なステータスに憧れる成り上がりの人達くらいだろう。
お金持ちなら上品なヨーロッパの車の方が好まれただろう。と思う。
というくらい【企業努力】を一切しないのに、「関税下げて車を売りやすくしろ」というのは無茶な注文だ。
いくら車体価格が下がっても【維持費】が高くついては、やはり購入に二の足を踏むのが人情。というものだ。
長々と説明書きを入れてしまったけれど、この時にアメリカが使った手法が【特別扱い】というものだった。
時の大統領と総理大臣が、お互いを【ニックネーム】で呼び合う(ロンとヤス)という他国とは違う【特別な関係】を強調する事で【懐柔】しにかかって、日本はそれにうまうまと乗ってしまった。
多分、このくらいから【日本経済】は下降線をたどり始めたのではないだろうか?
今、岸田文雄がいろいろとアメリカに優遇されているように見えるのは、【アメリカ】にとって【日本】がなんの脅威でもなくなって従順な飼い犬同然の位置まで落ちてしまったからだ。
と思っている。
日本の代わりに叩かれだしたのが、実は【中国】だったりする。
日本が経済大国競争から脱落した後に、伸びてきたのが中国だった。
ちょうど【ファーウェイ】の携帯が(スマホだったかな?)、アメリカで疑問視されて締め出しを食らった。
その頃から、今度は本気でアメリカが潰しにかかったのが【中国】だった。
別に中国に肩入れをするつもりはなく、フラットな視点に立ってみると【日本】の後がまとして【経済戦争の相手国】として選ばれたんだなぁ。と思っている。
思った以上に長くなったので、なんだか要点がよくわからなくなっている気がしてきた。
結局はまとめると、日本はアメリカにとって【何かに利用】できる時もあるだろうから、【いろんなご褒美(に見えるもの)】を与えておけば【便利だ】くらいの価値しかない国になっているのではないだろうか?
【幕末期】に、日本には【士(さむらい)】がいたから、その【忠義】の心とか【武士道】とかいう毅然としたものがあったので、当時の【列強】と呼ばれる国々の【植民地化】を避けられた。
今はもう、その誇りも何も持ち合わせていない【腰砕け】の国になったいるような気がして…、なんとも哀しい。