【実質無料】というワード

これは、頭に【実質】という言葉がついている以上、【無料】ではないよ。
という事が、何故？わからないのだろうか？

少し前に【歯列矯正】で詐欺にあったとして【歯科医院】を提訴したグループがニュースになっていたけれど、【アレ】は、私から見たら【自己責任】でしかない。
何故、自分の身にかかわる事案に対して、ちゃんとした【対価】を支払わずに【実質無料】という言葉に惑わされて【安く】仕上げようと思ったのか？

【怪しげな】コピーを使わない、まっとうな【歯医者さん】に行って、決められた【治療費】を支払っていれば、何の問題もなかった筈なのに…。

私の育った家庭は【貧乏世帯】だというのは、何度か書いてはいるけれど、そんな貧乏世帯でも、今から５０年程前。
当時、姉貴が中学生だった頃に姉の【歯並び】が悪いからと近所の歯医者さんで【歯列矯正】をしてもらった。
その当時、【歯を矯正】するために口の中に金属製の危惧を装着している子は、あまりいなくて（近所では）そのせいで、姉貴は【苛められて】もいたようだったが…。

それはさておき、歯並びだけは【半世紀】が過ぎた今でもきれいだ。

【現代人】の不思議なところは【遊び（食事などを含む）】には、お金を出し惜しみなく使うのに、「そこをケチると失敗するよ」というところには【出し惜しみ】をする。
だから、今の日本人は【裕福】なのか、【セコイ貧乏人】が多いのかがわからなくなっている私です（もう何年も前からだけどね）
例えば【テーマパーク】には毎週のように遊びに行くくせに、【どこか】で【何か】の【クーポン】が配布されますよー。という情報が出たら、砂糖に群がる蟻の如く集まってしまう。

しかも、順序良く行列も作って、何時間でも待つ。
不思議だ。
テーマパークに入るのだって、【無料】じゃない。
【入場料】というものが必要だろう。
中に入ってからがまた【アトラクション】で【お金】が要り、【食事】だってしなくちゃいけない筈だし【水分補給】も必要だから【飲むもの】だって必要になる。

あくまでも一般的な例だけど、なのに何故？必要なところに使う【お金】をケチろうとするのだろうか？
自分にとって、大事なところに使う【お金】は少々高くなってもケチるべきではない。
その方が後々、後悔しなくて済む。
という事を思ってしまうのも、自分自身が歳をくって、色々と経験してきたから思う事なのかもしれないなぁ。とも思う。