ヒロリン雑学ブログ

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ダーティーハリー

ダーティーハリー

のDVDを購入してから相当な年数を経過して、昨日やっと観た。
面白かった、クリント。イーストウッドの格好いいこと。
勿論、十分に若い頃だし。

私が初めて見たのは【ダーティーハリー2】で、確か中学生の時だったと記憶しているので、この映画は映画館では観ていない。
当時はDVDはおろかビデオデッキなどという録画機器もなかったので、【映画は映画館】というのが基本だったけどねぇ。

ダーティーハリーは好きだったので、何年か前にDVDでかなりの数を揃えていた(かなり長いシリーズ物だったし)。
ただ、買って安心したのか?
買ったけれども、長い間放置していた映画でもあったんだけど。

最近は面白い、というか見たいと思えるテレビ番組がないので、20年近く前のアニメのDVDをとっかえひっかえ何度も見てはいたんだけどね、さすがに新しく面白いものを見たいなとも思い。
アニメじゃない映画の置き場所を探して見つけた(忘れとったんかい!っていう)
ちなみに、コロナとかが出る前の平和な世の中だったので、ロッキーシリーズもかなりの数集めている。

だから、この映画、ダーティーハリーは20代の頃にテレビの【洋画劇場】的な番組で見て以来、メチャクチャ久しぶりに観たのでありました。
20代の頃から【ガンマニア】を気取っておりましたが、今見るとその時には気がつかなかった事にも気がついたので、その意味でも面白かったという…。

最初に見たのが、テレビの吹き替え版だったから初代ルパン三世の声を担当していた【山田康夫】さんの声のクリント・イーストウッドって格好いい。
今の声を担当しているタレント崩れの演技力では、どんなに絵が格好良くなっていても、見る気がしない理由がそこにあるのでありました。

というのは余談なんですが…。

テレビ番組の中でしか観ていなかったので、割と記憶も曖昧で「えっと、この後はどうなったっけ?」と思うシーンもしばしばあった。
キャラハン刑事が(ダーティーハリ-のフルネームは【ハリー・キャラハン】という)愛銃であるS&Wの44マグナム。M29じゃなくてライフルを使っているのを見て、「おお、万能選手(言い回しが古い(^_^;))」とか、勝手に感動していたし…。

犯人役が最終的に持っていて使っていたのが、ルパン三世でお馴染みの【ワルサーP38】だったいうのも、初めて知った。
アニメ以外で、映画の中でワルサーP38を見たのは初めての気がする。
何だか実銃はアニメと違ってごつごつしていて不格好だった(^_^;)
ので、最初はよくわからなかったけど、シルエットがどことなくワルサーP38ぽかったので、その後のシーンを目を凝らしてみて確信した(これで間違っていたらどうしよう)。

この映画の冒頭と最後のシーンのセリフ。
それがダーティーハリー2の本当の初っ端(しょっぱな)から銃だけが映っているシーンに使われている。
最初はM29が横向きで映っていて、セリフの間に正面を向くように演出されていて、セリフが終了した時に銃口から火花が散るという、当時の中学生の私にはたまらなく格好いいシーンだった。

この時代のアメリカって、何の疑いも持たずに憧れていた国だったからなぁ。
今となっては、先住民族(インディアン)を殺戮して土地を奪って住み着いた、元ヨーロッパ人種の国。という認識しか持っていないけど。
第二次世界大戦中に誤って日本海軍がアメリカの民間船を沈めて沈没させて参戦するまでは、国ぐるみの死の商人といっていいような軍産複合体だったという事も念頭に置いての話だけど。

でも、この映画は面白かった。