ヒロリン雑学ブログ

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大人の発達障害が増加中

大人の発達障害が増加中

という記事を何日か前のYahoo!ニュースの見出しで見た。
今の子はいいよな。と思う。
子といっても、私の年齢的に40代や30代でも、みんな表現としては【子】なのだけど。

ちゃんと読んでいなくて、斜め読み程度にしか読んでいないけど、要は【発達障害なのだから暖かい目で見ましょうね】という内容だったと思う。

綺麗事が言えるのは、自分の身近に発達障害の人がいないから言える事だだろう。
私の父親と姉は、何らかの発達障害を持って、生まれ育ってきた人間だ。
父はもう既に数年前に他界しているが、姉貴は今も元気に生きている。

私がそういった事を認識したのは、自分が結婚をして、子供が生まれて、その子が成長して小学校に上がってからだ。
長男が通う小学校で【発達障碍児童】に関することが、色々と言われていると、嫁が教えてくれたからわかった。

嫁の言う【発達障害】の特徴は、親父と姉貴にピッタンコと符合する。
ただ親父は昭和12年の生まれだし、姉貴も昭和33年生まれだから、発達障害という言葉はおろか。そうした概念すら存在していない時代に生まれている。

なので、今のように発達障害だから、大目に見よう。という事など誰も思わなかった。
ハッキリと言えば【融通が利かない】【機転が利かない】【空気が読めない】【言われたこと以外はできない】まだいえば【応用もきかない】

なので、ちょっと可哀想な子として扱われることも多かったろうが、一般的には【相手にされない子】になる。
姉貴は学生時代に、友達という存在は、ほぼ皆無だった。と言っていい。

親父も、自分の物心がついてから、友達が家に遊びきたような思い出は、ほぼ無い。
親氏は草野球が好きで、そのチームメイトらしい人が2度ほど遊びに来ていた思い出が限りなく薄くある。

つまり2人とも友達と言える友達はいなかった。

まだ若い頃には、お袋が【あたしが生みそこなったばかりに、この子は…】とこぼしていた。
その頃は、私も「そんな言い方するなや」と怒っていたけど、
60歳近くになってからの、姉貴の言動は我慢し難いものがあった。
その頃には、子供がいて、小学校経由で発達障害については知っていたし、そうなんだという理解はしていても、常に腹に据えかねるものがあった。

という事で、現在、姉はいないものだというスタンスで生きている。

けど、潜在意識の活用を考えた時に、これはマイナスにしかならない。

ジョセフ・マーフィーは言う。
「全てを許しなさい」と。
それは、【現在の自分の姿は、常日頃、自分が考えているものが現実化されたもの】だからだ。

マーフィーの法則に関して言えば、日本ではややこしい事にジョセフ・マーフィー自身が書いた本の翻訳本と、よくわからないけど、マーフィーの法則を日本で広めようとした(目的がわからない)人が書いた物があって、読んで思うのは本人が書いた物の翻訳本を読む方が確実にわかりやすいし理解しやすい。

マーフィーの言う【全てを許せ】というのは、自分を例にとると。

私が過去に親父や姉貴にされた事を思い出すたびに腹立たしく、その事に対しての不平・不満を頭の中でごちゃごちゃと考えていると、夜が寝られなくなることがあった。
これは精神衛生上、非常によろしくない。
常に他者に対しての不平や不満を考えながら「今、自分には必要とするお金が流れ込んでくる」と言ってみたところで、腹の底にある怒りの方が勝ってしまって、潜在意識は【怒り】の方を選択してしまうだろ。

いくら表面的に良い事を考えていても、人の意識というものはマイナス方面、つまりはネガティブな考えの方が勝ってしまう。
他人と話していて、こんな事を言ったり聞いたりしたことはないだろうか?
「嫌な予感って、よく当たるよね」

これは、冷静に考えると当たり前のことで、人間は、なかなか良い事の想像というのはしにくい。
腹の底に【そんなにうまくいく訳がない】というものがあるからだろう。

逆に悪い考えというのは、非常に微に入り細に入り、想像がしやすい。
Aさんと会ったら、こんな風に言われて、こうされて結局はそんな事になる。
経験則というものがあるから、容易く想像ができてしまう。
なので、そんな心配ばかりをしていると、潜在意識は「ああ、そんな事を欲しているのだな」と、それを現実化させてくれる。

マーフィーの本を読めば、ところどころの注釈に【潜在意識は善悪を選ばない】と書かれている。
つまり「善人にだけ、良い事が起こる訳じゃない」と言っている。
世間的に悪人でも【その欲する力が強ければ】その思いは現実化される。

ただ、そうした人がお金持ちになったとしても、最終的に【誰かに盗られる】とか【裏切者がいるんじゃないか】とか、いうなれば【猜疑心】が強くなると、その時点で、その魔法は溶けてしまう。
だから、誰にも恥じる事のない健全な精神で良い方向を望むことが必要だと説いている。

というのは、理屈では理解しているのだけれど、現実的に身内に発達障害の人がいて、それがデカい態度で、年長者だからと偉そうに言ってきたら、やはり反感は持つ。

難しいのよね。