先日の広島より
3日遅れて、今日は長崎で、平和を祈念する【平和記念式】が執り行われている。
しかし、ここに【難癖】を欧米諸国がつけてきた。
というニュースを見た。
なんでも長崎市長は【イスラエル】の首脳をを招待しなかった。という事だったのだけれど…。
それが「けしからんじゃないか」という事らしい。
「なんで?」と思う。
長崎市が、何故イスラエルの首脳に招待状を送らなかったのか?
というところの本意は他人である私にはわからない。
けれど【平和】の為の記念式典なのだから。現在【ガザ】で【ハマス討伐】の名前に隠れて【非戦闘員】を含む民間人を(中には、確かにハマスの軍人もいるのだけれど…)【3万8千人強】殺害して、平然としている国の首脳は、なんとなく平和とはかけ離れている存在のような気がするので、これで良いのではないか?と思っている。
確か昨日までに【アメリカ(本国のみならず駐日大使までも)】は言うに及ばず、【EU】からも「どういうこっちゃ、今からでもイスラエルを招待しないか」
というクレームが届いているそうだ。
アメリカなどは露骨に【駐日大使の参加】を取りやめにして、意地悪をしている。
日本の、しかも地方都市。
かつて【原爆】を落とされた都市が主催の【平和】の為に式典に【誰】を招待しようが、するまいが、大きなお世話だ。としか思えない。
これは明白な【内政干渉】になるのではないだろうか?
というか、この事でも、未だに日本という国はちゃんとした国家としては【欧米】には認識されていない。
ということの証明ではないだろうか?
遥かな昔から【日本人】は【イエローモンキー】と呼ばれて【蔑まれて】きた。
【敗戦】から逞しく復興を遂げつつある時、日本人を差す差別用語は【エコノミックアニマル】だった。
その頃のアメリカの新聞紙上に描かれていた日本人の風刺画は【スーツを着て、眼鏡をかけて、首からはカメラをぶら下げて】というもので、なんか不自然に出っ歯でもあったような気がする…。
幕末期の頃から【欧米諸国】にとっての【東洋】の人間というものは、【植民地政策】の標的でしかなく、【搾取】して【こき使って】構わないような【人権】も有しない人種だった。
というものが、未だに連綿と続いているような感じだと、私は思う。
長崎市長の本意は、本人ではないのでわからないけれど、欧米からの「招待しろよ」という【圧力】を受けながらも、その要求を突っぱねた姿勢に、私は称賛を与えたい。と思うのだった。
ま、人によってはいろんな意見があるのもわかるけどね…。