ヒロリン雑学ブログ

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読書のすゝめ ~私の読書法~

読書のすゝめ ~私の読書法~

私の読書方法は本ととことんお付き合いです。

今回は私の読書の仕方について書きますので、ほぼ回顧録となるんじゃないかと思いますが、よろしくお付き合いくださいませ。 元を正せば、私は結構な昔から本が好きでした。小学校の折の国語の時間に図書室に行って読書をします。という授業が大好きでした。 しかしながら、この頃というのは当時観ていたテレビ漫画と言われていたアニメの影響もあってか?割とSF物ばかりを選んで読んでいた気がします。 でも、この時期には一人前に”シートン動物記”とか”ファーブル昆虫記”などの小説も読んでいた気がします。

小学校の中学年頃でしょうか? 私は”逃げたロボット”という小説が気に入って、何回も借りては読んでいましたし、また宇宙人の船に乗せてもらって、色んな冒険をする物語も好きでした(残念ながら、この小説のタイトルは忘れてしまいましたが…)。 もっとも印象に残っているのは、モノを倍に増やす装置が書かれていたことですね。今考えるとこの装置があれば食糧事情は大きく変わっていたと思いますが。 なにしろ主人公の少年は、大好きな李(スモモと読む)を調子に乗っていくつも倍にして増やして食べて、お腹を壊すというシーンも書かれていましたし。

当時の小学校の図書室というのも案外バカにしたものでもないなと思いますね。 他に読んだ本は”太平記”この作品で、私は楠木正成新田義貞という武将の事を知ったわけですし、また後醍醐天皇と言われる方が当時の幕府から主権を皇族に戻そうとして謀反を起こしたという史実も知ることができました。 もっとも、小学校の図書室にあったものですから、子供が読みやすいように改編された物だろうとは思っていましたが…。 高校生になった頃に、隠岐の島に友人3人と共に旅行に行って「あ~、ここが後醍醐天皇が流された島だったんだ」と気付かされる事もありました。

他には「宇宙船ビーグル号の冒険」だったかな?タイトルはちょっと違うかもしれません。 この小説に中に出てくる、ネコ型の宇宙生命体である”ケアル”と呼ばれる”それ”がのちに高千穂遙氏の書いた小説「ダーティーペア」シリーズに出てくるクアールのムギ。であったとは高校の友人のO君に教えられるまでは知らなかった私ではありますが…。 ガンダムのキャラ監督であった安彦良和氏がこの小説の挿絵を描いていて、まさかケアルがあんなに大きなネコ型宇宙生命体とは思っていませんでした。宇宙船ビーグル号~を読んだ限りに私の想像では、ケアルというのは普通のネコよりもちょっとばかり大きな生命体であろうと思っていたからですが…。

本を買いだしたのは…

私が、本を自力で買えるようになったのは、小学4年生になってからで、買い出したのは当時の子供達が夢中になったコミックスです。 横山光輝氏の描く超能力マンガの代名詞である「バビル2世」が、それです。 とはいえ、まだまだ低所得者層が多くて、我が家もご多分に漏れず、貧乏一家でしたからお小遣いは貰っていましたが、それでコミックスを買うと一気にお金がなくるという環境で…。 なので、必然的にお金を貯めて計画的にコミックスを買うというのが習慣になりました。 買った本を捨てられないというのは。この頃の貧乏性が染みついているかもしれませんね。とはいえ、それだけじゃなくて私は気に入った本しか買っていなかったので、後で何度でも読み返しができるという利便性も踏まえてのことだとは思います。

小学校の図書室に話を戻しますが、この頃に読んだ本の中で、ずーっと長い間書店に行くたびに探しては、無いなぁとため息をついていた小説があります。タイトルは忘れてしまっているのですが、内容は今でも覚えています。 地底世界ペルシダーという小説が似通った内容で、何度書店でため息をつかされたのか?メチャクチャがっかりした覚えがあるのですが、本のタイトルからもお判りでしょうがSF小説で、舞台は地球の大地の底の底。 地底世界です。ある科学者が”鉄のモグラ”と呼ばれる地面をどこまでも掘っていくマシンを作り上げて、その試運転に科学者と主人公が出かけていくと、辿り着いたのは地表と変わらぬ世界でありながらも大きく違っていたのは、人は労働力であり、また食べ物という存在で、その世界を支配していたのは恐竜のプテラノドンに酷似した恐竜人間。で、いいのかな?だったという物語でした。

その地底世界に迷い込んだ科学者と主人公は最初はその恐竜人間に捕まるのですが、なんとか逃げ出して、恐竜人間の支配から抜け出して、人間が世の中を収めるようにと反撃の狼煙を上げ、巧妙な作戦を立てて、地底の人々と協力をして、恐竜人間たちを討ち滅ぼして、人間が治める世界を作ったという物語です。 この作品の最後は、恐竜人間たちを滅ぼした後に主人公達は一旦地上に戻って、地底の人々が豊かに暮らせるようにと、道具を揃えて再び地底の国を目指すのですが、もう2度と地底の国へは辿り着けなかったという結末になっています。 どなたか、この小説に覚えがあって、タイトルを知っているという方がおられましたら、ぜひタイトルを教えていただきたいと思います。 が、あれから40年くらいの時が流れているので、もはや絶版の可能性大ですけどね。

今日のお勧めの本は以下の通りです(一部DVDあり)。