ヒロリン雑学ブログ

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終末的な世界へようこそ

終末的な世界へようこそ

キーワードは【40年前】

私にとっては。という注釈がつくけれど、実は【殆ど(ほとんど)の人】が知らないけど【重要】な事があったのは、40年程前から始まっている。 テレビアニメの【機動戦士ガンダム】が始まったのは、いうまでもなく【1979年】になる。 たかが【テレビアニメ】だけど、【スペース・コロニー】というものの【構想】が、というよりも、その論文が【宇宙植民地島】という【タイトル】で書籍化されて、販売されていた。

機動戦士ガンダム】というアニメは、色々な面で興味深かった。 【大気圏への再突入】で【ロボット(ザク)】が、摩擦熱で溶解して【爆発】するというシーンも初めて見たし、何よりも【ザク】のデザインは秀逸だった。 更に言えば、「ジオンの制空権内だ」という【セリフ】に首を傾(かし)げた。

それは、それまでの【ロボット物】というものには似つかわしくない【セリフ】だったからだ。 今では、当たり前に誰もが知っている言葉だろうけど、こんな【戦争用語】は【マニア】でなければ、当時の子供達には、耳に【馴染(なじ)んで】いなかった。筈だ。

ともあれ、【増えすぎた人口】を【スペース・コロニー】という、宇宙に浮かぶ【人工物】に【移民】させるなんて【想像】さえできなかった【時代】だった。 なので、一気に【SF好きな血】が騒いで、【ガンダム】の【設定資料集】を載せていた【アニメ雑誌】を読み漁(あさ)った。 ほぼ全ての【設定】が、初めて知る物だったから【読書好き】の血も騒いで、夢中になって【読んだ】

今から43年も前の話になる。 最初は、「これが実現したらすごいな」と思っていた。 【スペース・コロニー】は難しくても【農業プラント】だけでも【実現】したら【食糧事情】は大きく変わるだろう。とも思った。 計画的に【日照時間】や【適切な水量】を与えるのだから、【渇水】による【不作】というものは、考えられない。 【凄い(すごい)ぞ、これは】と思っていた。

しかし、時が経(た)つにつれて、その難しさがわかってきた。 【宇宙空間】には【スペース・デプり】と呼ばれる(当時は、そんな呼称ではなかったけれど)【ゴミ】が多数。高速で飛び回っているという事を知ったからだ。 その正体といえば、言わずもがなの【廃棄】された【人工衛星】の【成れの果て】である。

【1969年】に【アポロ】が【月面着陸】を果たし、【米ソ宇宙開発競争】が激化した。 【1970年】に開催された【大阪万国博覧会】では、その時に【採取】した【月の石】が【目玉】として【アメリカ館】に展示されていた。 貧乏家庭の我が家も、どこで工面(くめん)したんだか、見に行く事は出来た。

ちょうどその頃、母方の【おばさん】の家が、兵庫県伊丹市(だったと思う、ひょっとしたら宝塚市だったかもしれない)にあったので、そこに泊まらせてもらって見に行って【宿代】が要らなかったから、行けたのかもしれない。 なにはともあれ、当時【小学3年生】だった私の夢は膨(ふく)らんだ。

その熱狂ぶりは、すごいもので、通っていた小学校の【講堂(今でいう体育館)】に集合して、当時だから【フィルム】だったんだろうけど、【月面着陸】の【映画】を見た記憶がある。 そこでも、やっぱり【興奮】して、スクリーンに見入っていた。

ハッキリ言って【それ以前】はよく知らない。 なにしろ【小学生】だから。 でも【それ以降】で次々に【人工衛星】は、打ち上げられた。 【軍事衛星】は勿論(もちろん)のこと、技術の発達によって【気象衛星】等も。随時(ずいじ)【打ち上げられた】

【米ソ宇宙開発競争】が激化していたのだから、衛星の打ち上げはアメリカだけじゃなく、ソ連も負けじと【いっぱい】打ち上げた。 それからの【累積したゴミ】が、1979年当時は【アホくらい】存在していて、まともに【機能】していた【人工衛星】よりも、既に【ゴミ】と化した残骸の方が多かったのではないかと、推測される。

そういう事を知れば【スペース・コロニー】の無理も、必然的に見えてくる。 宇宙空間というのは。誰もが知る通り【真空】の【空間】である。 という事で【摩擦(まさつ)】が起きる筈もなく、ひたすらに【高速】で【周回軌道】を回っている。

という事は、見方を変えれば【スペース・コロニー】という【巨大】な【人工建造物】に【高速移動】している【ゴミ】が当たらない方が、おかしい。 常に【危険】に晒(さら)されるのが【スペース・コロニー】という名の【デカブツ】になる。 そんな【危険】な場所に【人類】は移民なんてできないし、死にに行くようなものなので、してはいけない。

ちょっと長く引っ張り過ぎた気もするけど、なんでも【使えなく】なったら、そこへ【放置】してしまうのは、かなり昔からの【人類】の【悪癖(あくへき)】である。

ちなみに、【太陽光発電】なんだけど、地表で行うのよりも【宇宙空間】で行う方が【効率的】かつ【100%】損失無く、膨大なエネルギーを【利用】出来るのは、もう数十年もの昔から言われている【常識】なんだ。 なんだけど、【スペース・デプリ】の問題は、避けて通れないので【宇宙空間】に【設置】した【パネル】は、必ず【損壊】する。 何故、地表では【効率】が悪いのか? それは【大気の層】があるからだ。

【虹】とか【オーロラ】はどうして、出来るのだろうか? 簡単にいうと【光の屈折】というのは、かなりの人が知っていると思う。 では何故、光は【屈折】するのか? これも有名なのですが、地球には【大気】があるからですね。 宇宙からやって来た【光】は、【大気】を通過するときに【屈折】してしまうのです。

【屈折】した【光】は、弱くなります。 【宇宙空間】で【ストレート】に受け取れる【エネルギー】よりも、どうしたって【弱く】なるんです。 だから、【地表】に【ソーラーパネル】置くという【方法】では効率が悪くなる。 しかし、弱くなっても住宅の屋根に【ソーラーパネル】を設置すれば【オール電化住宅】が出来上がる。 それを考えると、太陽の持つエネルギーというものは、膨大で【無視】してしまうのは【惜しい】エネルギーになりますね。 太陽光発電の続きです。

それだけではなく、そこに【蓄(たくわ)えた】エネルギーを、どうやって【地球】に運ぶのか?という【方法】も考えなくてはならない。 一説によると【宇宙船】が、大気圏を【突破】、【再突入】する時に【大気の層】を【構成】する【物質】の【結び付き】を【弱く】してしまうという事になる。 なので、頻繁(ひんぱん)に【宇宙船】が【大気圏】を出たり入ったりするのは、ちょっと怖い。 【スペース・シャトル】全盛の頃を過ぎているので、ひょっとしたら【単なる一説】でしかなかったのかもしれない。

私が20歳前後の頃に、色々な【世界情勢】というものを知る機会となった【本】と出合う。 以前、ここでも紹介したと思うけど、【ノンフィクションライター】【ジャーナリスト】の【肩書き】を持つ【落合信彦】氏の著書【日本が叩き潰される日】が、それだ。 他にも【別経路】で【オゾン層】の破壊や【温室効果(現在では、意味が分かりにくい【温暖化】に置き換わっている)】について書かれた本だ。 だから私は、40年程前から【温室効果】に関する【ニュース】には、敏感になって現在に至るのですね。