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宇宙戦艦ヤマトについての考察

宇宙戦艦ヤマトについての考察

宇宙戦艦ヤマトはエポックメイキングなアニメだった

今日は平和にアニメの話をしたいと思います。 テーマは【宇宙戦艦ヤマト宇宙戦艦ヤマトは、確か私が中学1年生の頃に始まったと記憶してますが、それはもう面白かった。 夢中になってみてました。 知っています?それまでアニメはテレビ漫画と呼ばれていたことを? ヤマト放送中にいきなりハッキリと線引きがされてアニメという呼称が定着しました。

それまでのロボット物などとは一線を隔し宇宙戦艦に姿を変えたヤマトがはるか遠くイスカンダルまで14万8千光年の旅に出るという、壮大なスケールのお話。 ワープ航法だとか波動エンジンに波動砲。 それまでに見たことも聞いたこともない新しい名前の色々なSF具材(^^;) それまでのロボット物ももちろん大好きですけど、ヤマトは別格でしたね。 後で知りましたが、本物のSF作家の方がSF設定に一役かっていたようですね。 だからこその「ワープ航法」という事らしいですけど。

とにかく、第1シリーズの宇宙戦艦ヤマトは夢中になってみました。 その後、映画化されてギュッと圧縮されて巨大スクリーンに映し出されました。 それからのち、劇場版第2弾として【さらば宇宙戦艦ヤマト:愛の戦士たち】が作られて公開されました。 これは本当に名作の冠を掲げても良い1作だと思っています。 とにもかくにも、この作品でヤマトは終焉を迎えるのです。というはずでした(汗) その後、劇場版第2作をテレビ版にロングストーリーでやるらしいという情報が流れて、私達は胸を躍らせて待っていたのですが…。

ここから宇宙戦艦ヤマトは堕落し、駄作となり果てるのです。 少なくとも私はそう思いました。 こんなことなら劇場版の第2作でやめておいて欲しかった。 当時のアニメは(ドラマなどもそうですが)大体が1年間続くものでした。 1年もの長丁場をかけてヤマトは地に堕ちた。 何故か? プロデューサーが劇場版とテレビ版でラストを変えてしまったからだ。

噂には聞いていたのだが、劇場版の2作目のラストをどうするかで原作者の松本零士先生とプロデューサ-の間で相当揉めていたと…。 で、結局は原作者の松本零士先生の意見が通り、プロデューサーは涙をのんだらしいが、してはいけないことをこのプロデューサーはしてしまう。 テレビ版に直すときに独断で映画とは違うラストに変えてしまった。これは出来上がっていた作品世界をぶち壊す行為に他ならないと今でも私は思っている。

したがって宇宙戦艦ヤマトはこの後ただいたずらにシリーズを重ねていくだけのくだらない作品となった。 アホみたいに巨大兵器が地球を襲ってくる。 それまでのロボット物と何ら変わりないパターン化された展開が待っているだけの下卑た作品群。 だから私の中の宇宙戦艦ヤマトは劇場版第2作でもはや完結していた、それは揺るぎないものとなっている。