何故、戦争はなくならない？

なくなる訳がない、平和は幻想

ロシアがウクライナを相手に戦端を開いて一か月。この戦争ばかりに目が行くのは何故だろうか？

今現在も他の地域で国で【紛争】が終結していないものが多数、存在するというのに。アフガニスタン紛争シリア内戦クルド対トルコ戦争リビア内戦イエメン内戦

ざっと挙げただけでも、このくらいの多さで【戦争】【紛争】【内戦】が起きているというか続いていて、未解決だ。

上に列挙した【紛争】に、今回のロシア対ウクライナ戦争。何故、戦争や紛争という物は起きてしまうのだろう？

それは【人】の持つ【潜在的】なものに【原因】があると思う。なので【戦争のない平和な世界】というのは、【戯言（たわごと）】であり、【何者】かに【誘導】されて、持ってしまったものではないか？そんな事を【コロナ禍】を過ごした挙句の【戦争】の勃発を目の（まの）当たりにして、思ってしまった私です。

基本的に、この星の上に住むあらゆる物は【食物連鎖】の枠の中で、暮らしている。草食動物は【植物】を食み（はみ）、その草食動物を肉食動物が【食べる】そんな肉食動物が【死んだ】ら、その骸（むくろ)は【分解】されて、植物の【栄養】として還元される。簡単に言うと、こうした原理で【世の中】は成り立っている。

そして、【そこ】からはみ出したものが【人類】という事になる。取り敢えず、今の文明を保持している以上、人類に【天敵】という物は存在しない。敢えて名前を出せば【自然災害】というところだろうか？

自然の【摂理】に照らし合わせば、【適量】という物が存在する。それ以上【少なく】ても【多く】ても、少しばかり（それ以上かな？）問題になってしまう【量】の問題。動物を例に挙げれば【個体量】という事になる。

人が勝手に【熊が増えすぎてしまったから、間引かなければ（殺さなくては）いけない】と、いうのも【個体量】の問題になる。でも、この例に倣え（ならえ）ば、絶対的に【個体の適量】をオーバーしているのは人類そのものなんだよね。

自然の理（ことわり）で話せば【弱肉強食】が、この世のルールになる。例えば【野生動物】は生きる為に、食べていく為の【狩り】はする。だから【過ぎた量】を狩る事はしない。

人は【中世】の頃から【趣味】で狩りをする。キツネ狩りとか鷹狩りとか、有名だよね。昔の映画の中でも、大金持ちの【お屋敷】に行くと【ヘラジカ】や虎にライオンなどの【剥製】をこれ見よがしに飾っていた。

ちょっと話がズレたけど、食物連鎖の中で【生きる為の】狩りをしている分には【個体数】の大幅な増減はない。でも【そこ】から外れてしまった【人類】には【個体数】の【増加】はあっても【減ること】はなくなった。ハッキリと言って【不必要】に【増加】しすぎている。

しかし【人】もまた【動物】であるから、表面的には【紳士・淑女】を気取れても、その中に潜んでいる【野生の本能】という物は消せない。人という物は本来、他者と競い合うものだ。勉強でもそうだし、スポーツでもそうだ。

いつからか【運動会】でもビリになった子が可哀想。という理由で徒競走は何番であっても【全員１番】の旗を持って退場するようになった。この頃から、根本教育が腐り始めた。という話は置いといて…

だから【人】が優劣をつける方法として【争い】が取り上げられて、それが【肥大】したものが【戦争】ではないだろうか？そうしてみると、人は人である以上【戦争】をなくすことなど、できようはずもない。という事になる。

人は【野生動物】が増えすぎたら、【自らの安全】を守る為に【増えすぎた動物】を間引く（殺す）という事は、少し前に書いた通りなんだけど、じゃあ増えすぎた人間はどうなんだろう？と考えたら、今の【病気】や【感染症】に【温暖化】による【災害】。ここに至っての【戦争勃発】なども含めて、全ての現象が【人類減少計画】と言ってもいいようなものに見えてくるのだが…。私としては…。

そういえば、だいぶ前になるのかな？およそ宗教でいう【神仏】という物は、人によって作られた【まがい物】なので、信仰などは無駄である。というような事を書いたけど。

【民主主義】も【社会主義】も【共産主義】も結局は【人によって作られたもの】という意味では、取り立てて問題視するには値しない。なんていう事も考え始めたので、私はちょっと他人とは感覚が違ってしまったのだろうね。

社会主義の国なんて、昔からよくわからない。共産主義はここ５年程の【中国】の動きで嫌いになった。←昔は諸々の意味で興味があった。民主主義の国に生まれて良かったとは思っている。自由な【発想と思考法】が生まれるからだ。

だけど【欧米文化】がしてきた事を考えると、かなりの【矛盾点】に気が付く事になった。アメリカ主導の【偽善的】な【民主主義】には、うんざりするしかない。