ヒロリン雑学ブログ

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戦争と平和

戦争と平和

トルストイの本のタイトルじゃないよ

2022年3月末時点で、ロシアとウクライナ間の戦争は1か月ほど経過した。

この時点で確実な事は、ロシア側の情報もウクライナを中心とした反ロシア側の情報も、あまり正確なものはなく信じるには値(あたい)しないという事。 何故なら、どちらもが自分たちが優位に【戦争】を進めている。 そういう風に【伝え】たいからだ。

第二次世界大戦下の、日本の報道に照らし合わせてもよくわかると思う。 ラジオから流されていた【大本営(だいほんえい)発表】は、常に【日本の優位】を伝えていたけど、実際には【かなり負けていた】

戦時下にあっての【ニュース】はどちら側から発表されても【鵜呑み(うのみ)】にしてしまうのは【危険】だと思っていなければ、多分【本物の国際人】にはなれない。 そういう意味でいえば、アメリカもNATOも、こちらの【勢力】が強いからかなり偏った(かたよった)情報が流れている。

実際のところ、社会主義の【ロシア】の事を、私はよく知らない。 ウクライナも、かなり前にロシアから【独立】したところとしか認識していなかった。 今年に入ってからの【ロシア、ウクライナに侵攻】という一報に触れなければ、全然【興味】など持たなかった国同士だ。

簡単に整理をすると、現アメリカ大統領の【バイデン】が、副大統領時代にウクライナが【社会主義】は嫌だ、【西側】に入りたい。 と、頭を抱えていた時期に「いいよ、ロシアなんか窮屈(きゅうくつ)なだけでしょ、こっちにおいで、いざとなったら守ってあげるし」 という甘言(かんげん)で、ロシアの勢力を削ぎ(そぎ)落したかったので、NATOも一緒になって独立に向かわせたという経緯がある。

それで【開戦当初】のウクライナの【ゼレンスキー大統領】の怒りの矛先が【アメリカとNATO】に向かっていたのだけど、憶えていないかな? それはロシアとの間に【戦端】が開かれたのなら、アメリカやNATOは【守ってくれる】筈だという【期待】を打ち砕かれたからなんだけど。 アメリカはウクライナを独立させた後に、なんの【安全保障条約】も結ばずに、放置していた。

NATOは【紛争地域を有する国は参加不可能】としていたから、ウクライナNATOには参加できなかった。 この【紛争地帯】がロシアに、きっかけというか口実を与えしまった。 【開戦直前】に、ロシアが【独立】を認めたウクライナ内部の【二つの地域(都市?)】が、それだ。

ウクライナが、平和裏に【話し合い】で解決していれば問題はなかったと思う。 だけど、独立はしたけれど【後ろ盾】がないという状況なので、ウクライナとしては早くNATOに加盟したかった。 それで【紛争地帯】を持つことになった。 だから、NATOには加盟できない。

【負のループ】と言ってもいいと思う。 だから【開戦当初】にロシア側からの報道で【ウクライナ人同士】が【撃ち合っている】とか【砲撃をしている】というのは、皮肉にも正しい情報でもあった。

というのが、【ロシア・ウクライナ戦】が始まってから、聞き耳を立てて情報を集めた結果の推察であり、多分【起こった出来事】に関しては現実を見れば、これで間違いない。のではなかろうか?? ここまでを列挙してみると、単にロシアの勢力を割く(さく)為にウクライナに独立を促した【アメリカとNATO】の。責任の重さと無責任っぷりが際立ってしまう。

ところが、今。 このニュースでは根本などはどこかに行ってしまって、ひたすらに【戦況】ばかりが伝えられている。 確かに、いきなり【戦時下】に置かれた、ウクライナ国民は可哀想だ。 だけど、それは【よくわからない国同士】のいざこざであって、何も世界的に拡大させる必要はないんじゃないか?とは思っている。 なんならウクライナ独立に関係した【国と機関】だけで解決してくれとも思っている。