ヒロリン雑学ブログ

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ノストラダムスの大予言

ノストラダムスの大予言

1973年のベストセラー

とはいっても、大流行したのは、もう少し後になるのではないかと推測される。 なにせ、あまりに古い事なので記憶が曖昧なのだ。 けど、確か【ベストセラー】になり【映画化】されたのは、私が中学生になった頃だと記憶しているので、多分そうだろう。

確か中学生の頃に親父に映画館まで観に連れて行ってもらった筈で、その後、面白かったので本も買って読んだ。

その当時だから、書いてある事が全て初めて知る事で、面白く読んだ。 当時は【光化学スモッグ】が社会問題になっていたから、【空から降ってくる恐怖の大王】の正体は【それ】ではないかと、取り沙汰された。

本にはいろんな読み方があって、ひょっとしたら私は異端だったのかもしれない。 この当時の解釈では、【1999の年、7の月に空から恐怖の大王が降ってくる】と書かれていた事で、素直に【西暦1999年7月】に【恐怖の大王】が空から降ってくるものだと、みんなが思っていたけれど。

【1999の年】と【7の月】と記述されていたので、これを単純に【1999年の7月】と捉えていいものかと思っていた。 ひょっとしたらノストラダムスが予言を書いた時から1999の年数と7か月を経過した時なのではないかと、一人で想像して楽しんでいた。 想像した通り1999年の7月は何事もなく過ぎ去ってしまい、世の中は安堵した(のではなかろうか?)

つい最近の出来事のように思えるのだが、正確には覚えていない。 ノストラダムスの大予言の作家さんが、何十年も経過してから、公式の謝罪文を出した。 「あの本は、私の創作物です」と言い、世間を騒がせてしまった事を詫びていた。

しかし、私には【どこを基準】とした1999の年、7の月なのかが【明確】にされていないのと【ノストラダムスの予言の書】が存在はしている事を知っていたので、複雑だった。 ひょっとしたら、作家さん自身が自分が生きているうちに訂正しておかなければ。と思ったのかもしれない。 この辺りになると、作家さん自身しか知らない事なので、私には何とも言えない。

ただ、この本の中で私が気なっていた一文がある。

それは【僅かな希望】として紹介されていた。 今の物質(マテリアル)至上主義を捨てて、精神的に成長をした先で未来は変わるのではなかろうか。 と、ノストラダムス自身が記していたとされる一文だ。

残念ながら2022年3月の現在。 人は精神的には堕落しきっている。 物質至上主義が、より一層の支配力を強めて、表面的には【弱者】をいたわる様な【素振り】を見せながら、他方【仮想空間】では、重箱の隅をつつくようなヘイトクライムが横行している。

とにかく、変に細かくなり過ぎている。 人間はもっと大雑把でいいんだ。 あまりに細かくて、環境を綺麗に整えておかないと。いけないとする思い込みが支配している。

だから食物アレルギーの子とかが、異常に増えているんじゃないのか? 目の前に危険な兆候がはっきりと表れるようになっても、危険を感じ取る事さえできなくなっているのではなかろうか?

アトランティスの消滅も無人となった古代遺跡も現状の気象災害や地震の多発を考えたら、割とすぐそこにあるような理由かもしれないとは思えないかい?