ヒロリン雑学ブログ

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鬼滅の刃にツッコミを入れてみた

鬼滅の刃にツッコミを入れてみた

鬼滅の刃は面白い

鬼滅の刃は面白いお話である。 といっても、私はアニメ版しか知らないのだけど…(^^;) 身体を壊して23年間勤めた会社から放り出されて、以降様々な問題があってなかなか再就職ができなかったので、貧乏暮らしが長くなったせいで原作のコミックスが買えなかった。 だからコミックスはまだ1巻たりとも読んでない。 にもかかわらず面白いというのは稀有な事だろうと思っている。

とはいえ、あと1年2カ月ほどで還暦を迎える私から見たらツッコミどころは満載なのである。 しかし、それもしょうがない事とは思っている。 今の時代、ちゃんとした時代劇は本当に数少なくなってきたし、ちゃんとした情報も手に入れにくい。 確かにネット上では色んな情報を探すことができるのだけど、それがちゃんとした情報かどうかを精査する基準がない以上間違っている情報を基にお話が組み立てられることも多々あるだろう。 という事で、私が見た鬼滅の刃の中でここはツッコめるってところを書いていこうと思います。

まずは修行編ですが、かなりツッコめます。 「刀は脆い」という鱗滝左近寺(漢字が間違っていたら、ごめんなさい。原作読んでないから活字を見ていないので)のセリフ。 縦には強いが横の衝撃には弱い。と続くのだが、なかなか横の衝撃というモノは刀の勝負ではないし、かなりの斬撃や多人数相手の戦いの中では小説(史実に基づいた)たまにある。 私が幕末物が好きなので、例を取ると新選組池田屋事変。 この時、新撰組は反幕府の浪士たちが集まる場所を特定できていなかった。 で、仕方なく隊を二つに分ける。土方率いるその他大勢組と近藤率いる少数精鋭部隊。

近藤率いる少数精鋭隊の中には沖田総司永倉新八などが含まれている。 それで浪士達の集会場を引き当てたのは近藤勇麾下の新選組だったことから、こちらが激戦地となるのは必定(ひつじょう)で。 この戦いの後に近藤が国許(くにもと;出身地のこと)に送った書簡によると「永倉新八の帽子(刀の先っぽの部分)折れ~」としていることから、池田屋事変では刀身の先の部分が折れていることがわかる。 また坂本竜馬は土佐を脱藩する時に姉から刀を譲り受けていたが、それが後に激しい斬撃に遭いとっさに抜刀して避けたものの刀身が折れてしまったと書かれている。 いずれも真横から衝撃を受けたわけではなく、戦いの中で折れたものなので真横としてしまったのは、ちょっと残念かな?と思う。 ちなみに竜馬は折れて使い物にならなくなったので、折れた刀身を打ち直してもらって脇差として使っていたそうだ。(雑学ですが…) 姉の形見となってしまった刀だからよほどの思い入れがあったのではないかと思う。

結構な量書いた(?)と思うので、続きはまた今度。