ヒロリン雑学ブログ

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アメリカの成り立ち:アメリカは何故銃社会なのか?

アメリカとは本来、どういった国であるのかという事を紹介したいと思います。

アメリカは本来ネイティブアメリカン。つまりインディアン達が暮らす台地でしたが、そこにヨーロッパの所謂、言葉は悪いですが食詰め者や新天地に夢を託す者たちが移住してきます。 そこで何が行われたのか?と言えばジェノサイド(皆殺し)です。

移住者たちは先住民と手を取り合うことはせずに殺して土地を奪い取り、そこに街を作って住み始めました。何故たやすくそんな事ができたのか? 彼我の戦力差が大きいですね。インディアンが弓矢や槍。接近戦用のナイフに対して、移住者達はピストルやライフルといった銃火器を使用していたから、より遠くから安全に先住民を殺戮することができたわけです。

しかし、だからといってインディアンもその誇りと同胞の仇討という念に駆られて黙って引き下がってはいられません。 戦術を駆使して移住者たちに牙をむきます。 そんな中で勝利したインディアンは戦利品の中の銃火器の使い方を覚えます。

これは、移住者たちには脅威です。 大きな戦力差がなくなってしまったのですから…。 そこで、移住者達はより強力な武器の開発をします。 しかし、それもいずれインディアン達に奪われて戦力差がなくなります。 つまりは、先住民族を殺害して住み着いた土地であったから、武器が手放せなくなった国がアメリカという国の起源だといってもいいでしょう。

ピストルやライフルがそばにないといつ、今度は自分たちが殺されるかわからない状況に追い込まれたら怖いでしょうからね。 それこそ「因果応報」という言葉に集約される結果だと思いますが。

つまり、今のアメリカ人の祖先というのは殺戮者であり、略奪者でもあります。 だからこそ、今でも全米ライフル協会は大きな力を持っているのです。 なにしろ襲われた時に自分を守るのは自分が一番早い。で、いまだに銃の所持を許可している州もあれば、自宅内ならOKという州も存在するのです。

そうした理由から、アメリカにおける武器開発の技術は目覚ましく発達します。 そうして、暫くの時が経ち、アメリカが世界のトップに立つ機会が訪れます。 第1次世界大戦です。

このときアメリカは確か参戦せずにもっぱら武器弾薬を他国に売りつけて商売をしていました。 それにより、アメリカの経済は潤い、それまで列強と呼ばれていたイギリスやフランスは経済的に疲弊してしまったのです。

最もひどい言い方をすれば、この時のアメリカは国ぐるみの死の商人でした。 第2次大戦も、アメリカは積極的に参戦しようとはしていなかったのです。自国の戦力を温存させておいて、他国に武器弾薬を売りつける方が効率よく国が潤うからです。 このころのアメリカの経済様態を軍産複合体。と呼びます。 つまり、軍需産業と普通の産業が密接に結びついていたのです。

余談ですが、その象徴的なもの代表が、電子レンジです。 これは元々は兵器として開発していたものです。できるだけ無駄な破壊をせずに中の人間だけを焼き殺してしまおうという兵器だったのです。 しかし、電子レンジを見てもわかるように四方を囲まなければならない。そこに巨大なマグネトロンという電波発生装置も配置しなければいけません。

さすがに無理があるという判断をくだした軍部はこれを通常の家電産業におろして電子レンジが出来上がったのですよ。 怖いですね。

ちなみに漁夫の利を得ようとしていたアメリカが参戦したのは、日本軍の潜水艦が誤ってアメリカの民間船を撃沈させてしまったことに端を発します。