ヒロリン雑学ブログ

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神話と宗教その3

神話と宗教その3

宗教の神仏はどこにいる?

今迄(いままで)、宗教における【神・仏】が、簡単に言えば【宗教を広めるために作られた【偶像(ぐうぞう)】」だという【私見】を書いてきましたが、あながち間違いではないと思っています。 なにしろ【神秘的】過ぎる。 【キリスト】はゴルゴダの丘で死刑にされたはずなのに、その後数日で復活している。 仏教の開祖(かいそ)とされる【釈尊(しゃくそん)またの名を【仏陀(ぶっだ)】【ゴータマ・シッダルタ】】は今もまだ遠い場所で【弥勒(みろく)】になるべく修行の真っ最中(まっさいちゅう)。 どちらも人の世が危機的状態になったら、降臨(こうりん)するとか言われている割には、この【末世(まっせ)】の状況を呈している現代に【降臨】してくる気配すらない。 これ以上の危機的状態が、まだあるというのだろうか?

ちょっと並べてみても【コロナの蔓延(まんえん)】【温暖化による気候変動と気温の上昇】【火山活動の活発化】 【コロナ・ウイルス】は常に強い生存本能を持って【変異】という【進化】を続けている。 【温暖化】は【気温の上昇】に伴って(ともなって)【海水温が上昇】して、海水の蒸発速度が変わる。 海水の蒸発が活発になると、今迄、雲ができなかったような場所で雲が発達してしまう。 そして、それが現在の【異常気象】の素である【気候変動】を起こす。 現実的に2021年の8月現在で、今迄は聞いたこともないような気象現象の【線状降水帯(せんじょうこうすいたい)】などというものが頻繁(ひんぱん)にあちこちに広がって【豪雨災害(ごううさいがい)】等を起こしてしまう。 この【豪雨災害】が怖いのは、単に長雨で地盤(じばん)が緩んで(ゆるんで)【土砂災害(どしゃさいがい)】を引き起こすだけではなく、田畑に多すぎる水量が集まって引かないために、農作物が収穫できないことも考えられる。 という事は、どういう事かといえば、十分な量の農作物が収穫できずに食糧事情が大変危険な状態になるかもしれない。 今の【北朝鮮】のように【食料がない】と海外に助けを求めなければいけない事にもなるだろうけれど、この現象は世界中で起きている事なので、多分、食料は回してもらえない。

さらに海外に目を向けたら、北欧(ほくおう)などでも【観測史上初の気温45度】以上を記録している。 他にも熱波(ねっぱ)による暑さで【自然発火(?)】的に数日から数ヶ月(つまり、今現在も燃え続けている)山火事も頻発している。 これは、えらく大変なことで、人の呼吸や物が燃えて出る【炭酸ガス(温室効果ガスとも言われる。一酸化炭素二酸化炭素))】を酸素に変えてくれるのが、これら山火事で燃えている植物達なのだから。 【温室効果ガス】が今迄、大気中に放出されたもので、まだまだ増え続けるのに、それを酸素に換えるべき役割を果たしてくれる【山林(ジャングルとか)】が燃えてなくなっていき続ける現実。 こうしたニュースは、決して当該(とうがい)地域の問題だけではなく、地球全体に及ぶものなので、他人事のように考えていては真の脅威(きょうい)に気づかない。 先日、日本国内の化学者君が「家庭の二酸化炭素を三割減らす事ができる」という装置を開発したと、何かの番組で観た。 それは素晴らしい事だと思うけれど、事態は好転することはないだろう。

少し前に、ニュース電子版に【環境活動家】を名乗る、かつて小泉環境相を環境問題でことごとく論破(ろんぱ)した少女の【グレタ】ちゃんが「まだ間に合うから今すぐ温室効果ガスの放出をやめるように言っていたけど、上の【化学者君】と同じ理由で、今すぐガスの放出をやめても、何も好転しない。 という事を告(つ)げようと思う。 何故なら、今からの【温室効果ガス】の放出量を減らしたとしても、すでに大気中にばら撒(ま)かれた分の回収ができなければ、これから先、何年かかけてそれらのガスは【温室の役割を果たす場所】まで昇り続けるからだ。 従って(したがって)、温暖化はこれから先も更に進んでいくだろうと予見される。

今やグリーンランドでは、観測史上初の【降雨(こうう)】が観測されて、北極や南極ではさらに深刻な氷が解ける(氷解(ひょうかい))現象が確認されているし、ことに南極では【皇帝ペンギン】がこのまま【氷解】が進めば【絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)】として登録しないといけない。 そうした状態にまで、追い込まれている。 人類のしてきた事で、全く罪のない【皇帝ペンギン】が絶滅の危機に瀕(ひん)しているという事実。

話が説明だけで、かなり膨らみ(ふくらみ)ましたが、こんな状態が今の地球の現実なのです。 けれど、【神】も【仏】も人を救済(きゅうさい)してくれるような気配さえ見られない。 結局は。各宗教を信仰している人達が、広めやすいように作り上げた【偶像】である。