ヒロリン雑学ブログ

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領空侵犯

領空侵犯

今、自民党の総裁選間近という事で、テレビでも【討論会】の様子が割と流される。
今日、見たものは先日の【中国軍機】の【領空侵犯】についてのお話しだった。
高市早苗】は「日本は舐められていると思う」と明言していた。

そりゃあそうだ。
前にも書いた通り、日本には【軍隊】がない。
自衛隊】は存在するけれど、あれは【アメリカの都合】で無理やり作られた組織で、【軍隊じゃない】お飾りの組織だ。
と言うと語弊があるというのは重々承知なのだけれど…。

この国に於いての【災害支援】には欠かせない立派な組織。
【災害支援】だって、戦争と変わらない、【二次災害】というものに巻き込まれたら、命を落とすことだってあるだろうから、その身をもって国民の為に支援(救助も含む)するという事も、なかなに覚悟のいる仕事だと思う。

お話しは脇に逸れたけど、元に戻して…。
【軍隊】と【自衛隊】のできる事の差を明確に示したのが【石破茂
中国に限らず、【領空を侵犯】した航空機に対して、現状。
自衛隊機は【威嚇射撃】しかできないのだそうだ。
日本国憲法】に準ずれば、それしか対処のしようがない。
軍隊ならば、「ここは日本の領空だぞ、出て行け」という事で、段階を追って、最終的には、領空侵犯機に対しての【当てる】射撃ができるそうだ。

この差は、実は大きい。
例えば【厚かましく】も、ずうずうしい輩なら【舐めてかかって】
「発砲されたからと言って、所詮は【威嚇】しかできないのだから、恐くもなんともない」
と、ふてぶてしくも領空内に長時間、居座り続けたり、【何度も何度も】やってきたりするだろう(現にされているし)

別に軍隊を持ったからと言って【軍事大国】を目指しましょう。というのではないし、ましてや「どこそこの国」に攻め入ろうじゃないか。という事でもない。
ただ【自国防衛】を他所の国任せにしていては【国家】としての【面子】が立たない。
【中国】や【北朝鮮】ではないけれど、【舐められて】しまう。
ひとつの目安として、【戦後半世紀】が過ぎたあたりで、少し真面目に【自衛隊の処遇】などについて【議論】をするべきだったのではないか?
などと思ったりもしている。

第二次世界大戦】の【敵国】は【日独伊三国同盟】だろう。
イタリアは、それほどの脅威として取られなかったのか?
多分、戦後もそれまで通りだったのではないだろうか?
日本は【原爆】を落とされて「軍隊を持ちません」という【憲法】を押し付けられた。
ドイツは【ベルリンの壁】に象徴されるように【西と東】に分けられた。

しかし、そのドイツも【ベルリンの壁】を取っ払って【東西ドイツ】が統一されたのは【1990年】のことだ。
半世紀も経っていない、【戦後45年】のことだった。
ただ、その頃のに本は今以上にアメリカが作って押しつけた【憲法】を【平和憲法】だと位置づけて有り難がって【崇拝】していただろうから、「日本防衛のための軍隊を作りましょう」といったところで反対する人や団体は多かっただろうな。

現在だって、押し付けられた【まやかしの平和】という幻想を刷り込まれて国を守る為には、【他人任せ】ではなく自分達の手で。という【諸外国】では当たり前のことを【遺憾】として、頑として認めない。という人は多いのだろう。
日米安保】というもので「日本に何かあればアメリカが救いに行くよ、だって日本には軍隊がないもんね」
というのは、戦後間もない間なら、ひょっとしたらアメリカも本腰で臨んでくれたかもしれないけれど…。

【戦後79年】も経過していれば、「何が嬉しくて関係のない国の為にアメリカ人が血を流す必要があるんだ?」と、思う人が大多数になっているはず。
【戦後79年】も経過しているのに、未だに「日本の危機にはアメリカ軍が死をも厭わずに助けに来てくれる」と、考えているのなら、それは相当に厚かましい考え方ではないだろうか?

日本人は血を流さずにおいて、アメリカ人は…、なんなら【片手や片足】が戦闘でちぎれ飛んでも構わないんだあ。と言っているのに等しい。という事に、何故?気がつかないのだろうか?
【平和呆け】した【ご都合主義】もここまでくると、もうご立派という他はない。日本人としての誇りはどこに捨ててきたのだろうか?

ちなみに【最後の遊説】とかで、現在【岸田文雄】がアメリカに行っている。
会見で、バイデンのことを【ジョー】と【ファーストネーム】で呼び、私邸に招かれる。という特別扱いを受けているらしいけれど、これは、日本人をたらし込む時の、アメリカの【常套手段】だ。というのは過去に書いた。
中曽根康弘の時に、まんまと乗せられた。

【政府関係者】の談話として【防衛費の(安定した)増額】を確立した事が評価されてのことではないだろうか?
と、伝えられている。
特別扱いをされている理由として…。

それはそうだわ。
アメリカにとって、日本は【アメリカの言う通り】に【兵器】を買ってくれる【上得意様】なんだから、少しくらいの【サービス】なんて事はしても構わない。
ジョー・バイデン】には、それほどの大統領としての【威厳】も【威信】もないのだから、少々落ちぶれても国家としてのアメリカには痛くも痒くもない。