ヒロリン雑学ブログ

時事ネタや歴史、漫画アニメネタの雑学ブログです。

身体を鍛える

身体を鍛える

という事の意義が、ここ数年で、かなり様変わりしている。
私が若いというか、まだ学生だった頃には、身体を鍛えるといえば、【腕立て伏せ】とか【腹筋】が主で、時に【ランニング】とかいうものだった。
そうした【運動】をする事で、それに付随して筋肉は鍛えられていたものだった。

けれど、今は【見栄えの良いよう】に【筋肉】は【トレーニング】するものという風潮が強い。
ユーチュ-ブで見かける、「○○を太くしたければ、これをやれ!」的な【レクチャー動画】は、ほぼそれに置き換わっている。
私が【筋トレ】を始めたのは、もっと切羽詰まった理由があった。

元々、高校卒業時のベスト体重は45キロほどだった。
なにしろ、【小食】の上に、ものすごい【偏食家】でもあったので、身長は165センチほどあったけれど(身長も低いけど(^_^;))一見してわかる【チビ】で【ガリガリ】の小男だった。
そのままの体格で【自動車の製造ライン】で働く事になって、数年が経った頃に、当時の直属の上司。
一応の役職名は【副作業長】という。

昼夜二交代制だったから、私のいる班がB班だとすると、A班の方に【作業長】というものがいた事になる。
のだけれど、私はこのおっさんからは嫌われていた。
【親の都合】で、いやいや入社したので、長く働くつもりは最初からなかった。
3年ほど働いて、お金を貯めたら、そのお金で【大学】に進学しようと思っていたからなのだった(もっとも親を信用して【貯金】してもらうべく親にお金を預けたら、気がついた時には【遣い込まれていた】ので、それは実現しなかったけど)

【早めに辞める気満々】だったので、【自分の主張】を引っ込めたり、曲げる事はなく、意見が違った時には、言い負かしていたので。嫌われるのも当然なので、陰湿なイジイジもされていたけど、その一環の中でイライラが募って【慢性胃炎】になった事がある。
ただでも【ガリガリ】なのに、食事が満足に摂れなくなって、食べても吐いてしまう、というのを繰り返しながら仕事を続けていたけど。

気がついたら体重が40キロを切ってしまいそうなほどに落ちてしまった。
「これはイカン」
「40キロ未満の体重で、こんな仕事をしていたら下手したら【死ぬ】んじゃないか?」と、かなり真面目に思ったので、入社以来、お世話になっていた叔父さんの先輩社員に相談したら、「なら、あの人に相談してみ」と言われたのが、私の筋トレの先生である。

ではあるけれど、最初は話しかけるのに勇気が要った(^_^;)。
身長は私よりも低かったから、多分150センチ台のおじさんなのだろうけど、後で知ったけど、胸囲は驚異の100センチオーバーだったという(^_^;)。
しかも、胸の筋肉は綺麗に盛り上がって漫画によく出てくるマッチョマンのような体だった。

というよりも、顔が…。顔が【ゴジラ】のような顔をしていて、思いっきりの短髪だったし、気難しそうな表情の人だったから、出来れば個人的なお話を避けたいなぁ。という思いは強かったんだけど。
入社以来、目をかけてくれていた【おじさん】に言われた事でもあり、それを無下にしては申し訳なかったので、とにかく話をして教えてもらう事になった。

当時の私のように細い人が肉をつけるのに、多少は役に立つかもしれないので、どんなことをしていたのかを書いておこうかと思います。

会社の体育館にあった、スタンド付きのベンチとバーベルを使ったトレーニングをしていたのだけれど、この部分は【何もない】としても【腕立て伏せ】などで代用はできるので、省くのですが…。

筋トレと同時に始めたのが【プロテイン】を飲むこと。
今は、ごたごたと難しそうなこと言っている人も多数いるけれど、当時はプロテインは1種類しかなかったので頭を悩ます事もなく、ただそれを飲んでいたけど、多分【飲むタイミング】も今、一般的に言われているのとは違うと思う。
朝食後とか夕食後。どちらか一方だけでもいいし両方でも大丈夫。
とにかく食事の後に、すぐ【プロテイン】を1杯飲む。
ご飯のおかわり、はできなくても【プロテイン】は水分なので、食後、すぐでも「何とか」流し込むことができる。

プロテイン1杯だけでも、結構お腹は膨れるので、そうする事によって【胃が拡がる(膨らむ(?))
量が食べられないのは【胃が小さいからだ」と思って、プロテインを利用して、無理のないように、意を拡げていったからか、食事の量も増えていったし、その上で【筋肉】がついてきたので、筋トレ開始後に初めて、体重が50キロ台まで増えた。
ふっふっふ、嬉しかった。という思い出話ですた。