ヒロリン雑学ブログ

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誤字のはなし

誤字のはなし

普段は、ブログを書いて公開したら読み返すという事はしないのだけれども…。
今朝は、なんとなく気になって読み返した。
そしたら誤字っていたじゃあありませんか!
ああ、恥ずかしい(TT)

もう修正はしたけれど、【登場】と打ったつもりが【乙】から始まる一見、訳の分からない熟語になっていた。

という事で誤字のお話です。

しばらく前からTwitterなどの誤字が気にはなっていた。
最初の内は「もう、今時の若者は本を読まないから、漢字を知らない」という事を思っていたけど、最近、そうじゃないな。という事に気がついた。
スマホであれ、パソコンであれ、文字を打つためにはキーボードやそれに準ずるもので打ち込んでいく。
そうしたら、打ち込んだ【ひらがな】に対して【変換候補】というものが、優先順位順に出てくる。

これが曲者だった。
パソコンで文字を打つ時には、あまり関係ないのかな?
スマホはこれが重要になってくる。

人間の癖(?)として、打ち込んでいる文章の漢字は、一番目に挙がってくる【漢字】だと思い込んでしまうみたいだ。
それで、急いでいる時には、尚のこと。
最初の【変換候補】を選択してしまう。
だから【誤字】になるという現象がある。

という事なので、Twitter上の誤字は、ある程度【しょうがない】事なのだ。
私だって誤字のまま、文章をアップしてしまう事もある。
そういう事に気がついてからは、かなり気をつけている筈なのに、誤字ってしまう。

パソコンでいうところの【IME
日本語変換機能。
スマホに搭載されているのは【AI】の小型版なのだろうか?
興味を持った人がいたら、調べてみるのもいいかもしれない。
スマホの【変換候補】というものは、さすがに若年層に特化されているようで、最近の流行りもの、人名や用語などは割と素直に変換される。

しかし61歳の読書好きな文学少年の成れの果て世代には不満がいっぱい。
昔から、私の中では普通に使っている【慣用句】が変換されない。
変換の候補の中にも出てこない。
だから、一字一字、漢字を言ってしまえば【単漢字】で変換しないといけない。
これが、すごく時間がかかる。ので、面倒くさい。
この点では、まだパソコンの【IME】の方が使い勝手はいいのだけれど、やっぱり時代の流れなのか?
スムーズな変換ができなくなっている。

でも、しょうがないかな?とは思っている。
私と母親の年齢差は28歳。
それだけの年数で国語で習っていることが違った。

私が小学校の低学年で習ったひらがなでは【蝶々】のことを【ちょうちょう】と書く。
多分、今も同じだと思う(^_^;)
しかし確か小学生の頃は戦時中だった母親は【尋常(じんじょう)小学校】に通っていて、そこで教えられた書き方は【てふてふ】だった。
【それでは一緒に遊びましょう】というのは、【それでは一緒に遊びませう】だ。
【しょう】という平仮名は【せう】で表現されていたらしい。

僅かに28年で、読み書きがここまで変わっている。
それなら、私が小学1年生の時からは、55年が経過しているのだから昔の慣用句が変換候補から消えていても不思議ではないかぁ。
などという事をしみじみ思う。

でも、少しばかり【寂しいなぁ】とも思うのでありました。