ヒロリン雑学ブログ

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派遣社員という働き方

派遣社員という働き方

私が【派遣社員】というものが存在するのだと知ったのは、まだ最初の工場で元気に働いていた30年程前のこと。
だから今や、世の中に派遣社員というものは浸透して久しい。

その弊害としていえば、派遣で働きに行くと【直接雇用】の社員には、軽く見られる。
という傾向にある。
派遣社員も気分でいきなり辞める人もいたようで、【卵が先か鶏が先か】のように信頼関係が損なわれている。という事情も知ってはいるけどさ。

先日の金曜日で、転職してから5週間が経過した。
5週間もいれば、同じ部署の責任者だかリーダーだかを務める人達の素性というものも知れてくる。
5週間目に入ってから、やたらとおじさん社員の方が「キャリア10年だから…」とか「10年前に○○」とか言い出し始めた。
自分は10年も頑張っているんだぞ。という事が言いたかったのかな?←ここは想像だから、どうでもいい話なんだけどね(^_^;)

キャリア10年といえば、若い人達にはすごいベテランさんのように聞こえるかもしれない。
しかし、どう見たって、若く見積もっても40代半ばのおじさんだ。
なんなら50歳前後のようにも見える。

若く見積もった40代半ばとしても、じゃあ30代半ばから働き始めているんじゃない。って話になる。
少なくとも、高校や大学を卒業してダイレクトに入社したわけじゃない。
途中入社だ。

43歳の嫁さんの世代が【就職氷河期】だったと、嫁さんが言うけれど、嫁さんよりは確実に年上のおじさんの時もそうだったのかな?
確かなのは、最初に入った会社で通用しなかったから【自主退社】に追い込まれたのか、他の事情で辞めざるを得なかったのか?
どちらにしても【ドロップアウト】した人間なのだろう。とは想像できる。

見た目や動きから見ても、私のように体を壊しているようには見えないし身体に不調を抱えているようにも見えないので、健康なのだろう。
だからなのかもしれないけど、新人に仕事を教えるという素養が徹底的に欠けている。

多分、その部署の責任者なのだろう。とは思っているけれど、この人はとにかく及び腰な様子が見て取れる。
正面切って顔を見てくるのは、私がミスをした時に注意をする時だけだ。
なにしろ、自分で仕事を教えないでおばさん社員に教育係を任せていた。
任せるのなら、徹底的に任せればいいんだけど、おばさんがいない時に「あの人はちょっと雑なんだけど、本当はココはちゃんとチェックしながら…」とか言ってくる。

この時点で失格だとお爺さん一歩手前の私は感じる。
で、その指示に従って「ここはチェックしながらした方がいいのか…」で仕事をしていると、今度はおばさんがその様子を見て「そんな事はいいから早くセットして」「無駄な時間だ」と怒ってくる。
ちょっとニュアンスは違うけれど、まさに「船頭多くして船、山を登る」状態になって、こちらは困惑する。

おばさんの方はキャリアが10年も経っていないようなので、どちらにしたって【五十歩百歩】のような教育係が2人。

さすが中小企業だわ。
完全にゆるゆるで新人に仕事を教える環境がまるで出来ていない。
一番困ったのが、その職場だけで通用する常識を始めてそこに加わっている私にも当て嵌めて「これは常識なんだから、全部言わなくてもわかるでしょ?」という決めつけで、明確な指示を出さないというところ。
わからないよ。としか思えないのだけれどね。

まあ、書けば切りがないくらい、いろんな面で、かつてリーダーとして新人教育をしてきた私から見たら、ザルのような教え方ではあるのだけどね。
そんなところは、また書く機会があれば書こうかな?と思っています。