ヒロリン雑学ブログ

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ちょっとマニアックなアニメ話

ちょっとマニアックなアニメ話

最近になって目にするのだけれど、富野監督のGレコはわかりづらいという意見。
端的に言って、個人的な感想としては【わかるかわからない】とか【理解できるかできない】とかではなく、最初に見て【面白いかどうか】だと思っている。

面白いと思えば、今は録画機器も配信サービスも充実しているから、何度でも見るという事もするだろうけど、面白くなければそういった行為はなされない。
だから【わからない】や【理解できない】という思いになるのじゃなかろうか?

面白いと思ったら何度でも見るから、1度見て気がつかなかった部分に何度目かで気がついたりするので、より面白いと感じられる。
つまりは【その部分の差】だけなんだろうと思っていたんだけど…。

さっきもテレビシリーズのGレコを見ていて、ふと気になったのは「富野監督のセリフの中に出てくる古い物の名前もわからないんじゃないか?」ということ。

例えば、さっき見たシーンの中で

トワサンガから地球圏に来た戦艦クノッソスの中でのマッシュナー司令とパイロットのロックパイの会話の中

ロックパイにはキリ一本の穴をあけてくれればいい」

このセリフの中に出てくる【キリ】
私は古い人間だから、昔からそういった道具を使っていて違和感なくわかるのだけど、若い世代の子にはわからないかもなぁ?という事に気がついた。
私が小学生や中学生の頃には授業の中の工作の時間でたびたび使っていたものだし、家でも使うことは多々あった。

けど、気がついたらいつの間にか、どこにも見かけなくなった道具だ。

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基本的には板などに穴をあける時に使う道具のキリ

DIYなどをする人は知っているのかもしれないけど、普通にそんな趣味がない人には認知されていないかも?とか思う。

子供達が小学校に入学してから後でも、およそ学校で使う道具はハサミにしろカッターナイフにしろ、かなり安全面に注意されたものに置き換わっている。
【版画】というものを子供達が創ったという記憶もないので、彫刻刀も握らずに過ごす子だっているんじゃないだろうか?

こうした文化の違いも、【わからない】の手助けになっているのかもしれない。
今迄は、あまり意識はしていなかったことだけど(自分は実際に使って知っているから)さっき観たテレビシリーズのGレコのセリフの中で、ちょっと思ったから備忘録的に書いておこう。と思いました。

ふっふっふっ、しょうもない内容のブログであった。