劇場版Gのレコンギスタ ⅣとⅤ
12月23日からバンダイチャンネルで配信スタートとなったので、レンタルという形で2本続けて観ました。
面白い。
単純には、こういった表現しかできないのですが。
【激闘に叫ぶ愛】というタイトルの4部は、本筋とは関係ないエピソードが上手く省かれて、その分、必要な部分は丁寧に解説されていてわかりやすく、ビーナス・グロゥブのジット団の存在意義というものがよくわかるように描かれている。
どうでもいい事なんだけど、ビーナス・グロゥブのラ・グー総裁とその秘書官の女性のセリフが増えていた。
それも世界観を伝える為には必要だったんだろうなぁとわかる。
地球圏に帰ってきたメガファウナはアメリア軍とキャピタル・アーミー、ドレッド艦隊の三つ巴の戦場に身を投じる事になるのだけど。
そこでG-セルフに装備されたパーフェクトパックの中の絶対兵器と呼ばれる【フォトントルピード(トかな?)】
その威力と【それ】を使ってしまったベルリのリアクションはぜひDVDとか配信で観ていただきたいのだけど、それを発射するスイッチには誤射をしないようにカバーがつけられている。
しかもカバーを開けても、誤って押さないようにボタンではなく、指ではね上げる形式のスイッチになっている。
どれほど【ヤバい】兵器なのか?
マスク大尉との戦闘シーンで、一つ気になるシーンが…。
富野監督は、鬼滅の刃の無限列車編だけは見たそうで、なんとなくだけど、煉獄杏寿郎VS猗窩座で猗窩座の腕を縦に切り裂く煉獄杏寿郎の剣さばきと似たようなシーンが…。
うーん、メカでも出来るんだよー。というところを見せたかったのだろうか?←こういうのを【贔屓の引き倒し】という
他にもね、法王様に巫女さんがついていたり、アーミーの女性兵士が多数描かれていたり、割と目新しかった。
【死線を越えて】というタイトルの5部。
こちらも、細やかな人物描写が足されていて、それだけでもテレビシリーズよりも面白い。
興味が出た人には、ぜひ本編を観てほしいと思うので、あまり細かいストーリーには触れないようにしよう。と思っていたんだけど…大丈夫だよね?…
とにかく、Gのレコンギスタ・劇場版5部作を観た感想は…。
Gのレコンギスタの反筋のお話は面白いのだけど、その底には【地球は一つなんだから大切にしましょうよ】というメッセージも込められていた。ような気がする…。
十人十色という言葉が示す通り、人によって感じ方や受け止め方は違うので、これが正解じゃないし、監督本人じゃない身なので、本当に言いたい事なんかはわかる訳もない。
そう感じました。というお話。