ヒロリン雑学ブログ

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【人間万事塞翁が馬】と【諸行無常】

人間万事塞翁が馬】と【諸行無常

という言葉を最近、しみじみと、本当にしみじみと思う事が増えた。ような気がする。

人間万事塞翁が馬

よく目にもするし、聞きもすると思うけど、一応自分の記憶に基ずいて解説しよう(タイムボカンシリーズでは、このフレーズがよく使われた)

昔の中国に塞翁という人がいた。
その家で飼っていた馬がある日、逃げ出してしまう。
中国は広大なので、馬は出かけるのに必要だ。

それで近所の人達が集まって、口々に「困ったね」「不運だったね」とか言い出す。
その後、何日か経ってから、その馬が恋仲になった素晴らしい馬を連れて帰ってくる。
そうしたら、近所の人達は「良かったね」「幸運だね」と言ってくる。

それからまた暫くの時を経て、今度は塞翁の息子がその素晴らしい馬に乗って出かけた時に…馬が暴れたのかな?
よく憶えていなくてごめんなさいだけど、とにかく落馬して足を骨折する大怪我を負ってしまう。
そしたら、またまた近所の人達が集まってきて「災難だったね」「良くない馬だったかな?」とか言い出す。

それから、またまた暫くの時が経って、その地方が戦乱に巻き込まれる。
息子は、兵隊として招聘される年齢だったのに、骨折しているので兵役を免れた。
だから、またぞろ近所の人達が「骨折さまさまだなぁ」とか言って、良かったねになった。

ざっとこんなところで、物事というものは【良い事】もあれば【悪い事】もあって、それは移り変わるものだから、いちいち【一喜一憂】しないで暮らしましょう。的な?
ちなみに【鬼滅の刃遊郭編】の中で上限の陸のお兄ちゃんが言っていた【禍福はあざなえる縄の如し】というのも、これに近い。
【禍(災い)福(幸せ)】は、編んだ縄のように代わるがわるやって来るという事を言っている。

もっとも、江戸時代から生きている、しかも遊郭の中でも最下層に位置する位の餓鬼が、そんな洒落た言葉を知っているとは到底思えないのだけどもね。

それはともかく、ほんの数か月前と比較したら、私のブログはだいぶ大人しくなった。
ほんの数カ月前までなら、ニュースや巷で話題になっている事柄に対して「それは違うだろ?」と思った事に対して、あしざまな【悪口雑言】を書き連ねて、ツイートやブログに書いて投稿していた。

日本の法律では、まだ65歳未満なので、自分はまだ高齢者とは言われないけど、就活の現場では60歳を超えたらシニアといわれるらしいので、実質的には老齢なんだろうなぁ。
三男は、まだ11歳なんだけど…(結婚が遅かっただけの話なのですが…しかも長男とは8歳の差がある三男)

とにかく一応、性格的な問題でもあるので、カッとかイラっとかはするんだけど、それですぐに何かを書いて投稿するような事はなくなった(と、本人は思っている)

時代の流れというものは確実にあって、世の中がそちらに流れている時に「いや本来はそうじゃなくて、こうなのよ」と言ってみたところで、「貴方が時代遅れなの」と言われてしまうのがオチなのだし、恐らくは誰も耳を傾けたりはしない。

いろいろな点で、矛盾などを感じていても、それは古い人間だからだと思うと、何も言えないのは自明の理。というところですね。

という事で、このブログは個人的な疑問とか興味がある事だけを取り扱っている今日この頃。皆さん、いかがお過ごしですか?(手紙の書きだしじゃないって、という(^_^;))

だから多分、つまらないないようだとは思っている。
少し前までは嫌いなタレントとか著名人などの名前を出して、言いたい放題(と言うか、書きたい放題?)書いていたので、同じような気持ちの人達の留飲を下げる事も出来たのだろうけど、今では、そんな事もないので、単なる愚痴ブログの様相を呈している始末でおます(お、韻を踏んでいるじゃないか)。

何かを伝えようとするのも、おこがましい話だしねぇ。

というところで、続きます。