ヒロリン雑学ブログ

時事ネタや歴史、漫画アニメネタの雑学ブログです。

ネコが死んだ日の2

ネコが死んだ日の2

嫁さんが、あまりにも無駄に買い物をしすぎるから、一時期、私が財布を預かって、お金が入ったら5万円くらいを渡して、「これで、今月できるだけやってみて、足りなくなったら、また渡すから」と言っても、早く使ってしまうと叱られるから。と思ったのかどうか?
翌月になって、クレジット会社から連絡があって、利用額を引き落とせなかったので、これ以降の利用を停止させたいただきます。だって…。

どうも嫁さん、私の財布から会社員だった頃に作っていたクレジットカードを抜き取って、買い物をして財布に返して素知らぬ顔をしていたようだ。
なので、使っていた事を知らないから引き下ろし用の銀行口座にお金を入れる事もしていないのは当たり前で、それで使用禁止と相成りました。

他にも、私が結婚前に計画的にお金を貯めて買っていた、アニメのDVDボックスの上下巻を黙って、内緒で中古屋にもっていって売りさばいておりました。
ただ、嫁さんは18歳も年下というのもあって、私も嫁さんには大甘だったんですけどね。

どういう教育を受けてきたんだか、それともポンコツな私が同じようなポンコツを引き寄せてしまったのか?

嫁さんは、まず自分の嗜好品を買います。
それで、一応は気が引けるのか?
子供達3人にそれぞれ好きな飲み物のペットボトルを買います。
お菓子でもそうなので、3人それぞれの好物のお菓子を買ってやります。

なんでしょうか?
お金は自然発生するものとでも思っているのでしょうか?
貧乏な家庭というものは、お菓子でも飲み物でも少数、買って「みんなで仲良く分け合って食べるのよ」と渡すものなんですが。

親父が死ぬ前の1年間で、親父に対しての嫌な思いをしてきたので、親父が死んだのを【これ幸い】と「もう親父はいないんだからね、来月からはちゃんとやりくりしてくれないと困るよ」と言ったのに、

翌月の月末になったら、しれっとした顔で「今月、お金が足りない」と…。
いやいやいや。
という事なので、月末になったら、必殺のワンフレーズが飛び出すという事に、何ら変わりはなく。
しかし、子供が3人いるのだから、子供にひもじい思いはさせらない。という事で、お父さんは、なんとかお金を工面してきます。

工面をするという事は、もう親父はいないので、他人もしくは会社から【お金を借りなければいけない】という事を全く理解していない。としか思えない勢いで、それからも毎月毎月【お金が足りない】と言う。

当時の我が家はお袋が買った家に住んでいたので、家賃は支払う必要がなかった。
けど、このまま毎月お金がない攻撃をされ続けると、実家も売らなければならなくなってしまう。
その上で言えば、親父が死んでから、毎月「このままじゃ絶対にもたなくなるから、ちゃんと収入の範囲でやりくりしてくれよ」って言い続けているのだけど、説得力がなかったのか、驚異的に物覚えが悪いのか?

嫁さんのお金の使い方が改まる事はなかった。
ので、三国志諸葛亮孔明ではないけど【泣いて馬謖を斬る】心境で、嫁さんに離婚を切り出した。

しかし、それでも多分。嫁さんは自分のお金の使い方がおかしかった。とは思っていなかっただろう。
こちらは、お金の使い方さえちゃんとできれば、また一緒に暮らそう。と思っていた。
だから、今でも嫁さんの家の用事なら、喜んで車も出す。
パニック障害もだいぶ良くなってきたので、少々遠くても行けるし。

離婚してから実家の売却まで1年もかからなかったと思う。
それだけ、親父が死んでからも、お金を都合してきた。
売却後に住むところがなくなるから、出来るだけ嫁さんの家に近いところへ引っ越してきた。

丁度その頃に、何かで嫁さんと口論となった時、嫁さんは言った。
「離婚した時に慰謝料も払わなかったくせに」
払えるかって話だわ。
貴方のおかげで借金まみれだったのよ。
なんなら、引っ越してきた後、1年くらいは頑張ったけど、その後どうしても支払う金額は多すぎたので、ギブアップして自己破産もしてしまったのに。

貰えるものなら、こっちが慰謝料を払ってもらいたい。
と、当時は本気で思ったし、何も感じていなかったんだ。という事実を突きつけられて驚いた。

長々と説明を書き続けてきたけど、昨日の火曜日にミーちゃんの火葬場に行って、長男に話しかけて、シカトに近い返しをされて、今更ながらにやっと気がついた。
「あ、俺って恨まれていたんだ」

お母さんと自分達を捨てたクソ野郎とでも思っているんだろうなぁと、昨日気がついた(遅いって、やはりポンコツだ)
よく考えたら、嫁さんの家に遊びに行っても、長男は頑として顔を出さない。

離婚をした後に【自分のお金の使い方】に問題あるとは露ほどにも思っていなかったのだから、離婚した当時に、相当に盛大に私の悪口を子供達に言って聞かせたのだろう。
そして、考えれば離婚時の長男の年齢は14歳だった。
もっとも多感な時期だっただけに、許せない。という気持ちが強く残ったんだろうなぁ。
しかも、長男はお母さんっ子だったし。

その事に、やっと気がついたので、もうやり直すとか、どうでも良くなってしまった昨日。
嫌われながら、父親面はできないしね。

過去はね、過ぎ去っているから過去なんだよね。
やり直すことはできない。
その出来事自体や、それにかかわった人達を憎んだり恨んだりしても、何にもならない。
そうした事ごとに怒りをぶつけても意味がない。

この先に何かしらの展望を見つけるようにした方が、よほど建設的だ。