ヒロリン雑学ブログ

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パニック障害とうつ病

パニック障害うつ病

うつ病の方は、何年か通院した後に、いつしかついてしまった病名。
パニック障害の方は歴としては長い。

私の不幸は、整形外科医の見立てにある。
35歳前後のある日、いつものように仕事が終わってから会社の体育館によって40~60分の筋トレをしていた時に、肩甲骨の辺りで、バキッという音がした。
そんなに痛くもなかったので、その時は「ああ、筋を痛めたかな?」くらいに思っていたけど、翌日から1週間。

派遣社員が自己都合で仕事を辞めたものだから、リーダーをしていた私はその工程に入って仕事をする事になった。
身体が普通なら、なんともなく済ませることができたけど、相当な後になってわかった事は、この時私は肩甲骨に近い背中側のろっ骨を骨折していたらしい。

おまけに、悪い事は重なるもので、その工程の自動化(自動でエンジンを降ろす設備)が、壊れていて、自動でエンジンは降りるものの、人力で正しい位置に直してやらないといけなかった。
という事で、必要以上の力を出さなきゃいけなかったのね。その時。

最初の3日間くらいは「痛いなぁ、おかしいなぁ」でも、やり過ごせたもののそれ以降の3日間(休日出勤があったから)まともに仕事はできなかった。
ただ、それでも昭和中期に生まれて、意地っ張りな男は極力我慢して働いて、1日の最後の1時間とか2時間のあいだだけ、もう一人いたリーダーに代わってもらった。

そんな状況だったから、その週の間にも整形外科には行ってみた。
行ってみたけど、骨折を見つけてくれる医者はなかった。

1週間後には、代わりの人間が来たので、その仕事はしなくてもよくなったけど、それからだってリーダーである以上は、計画的に休暇を取る人の工程には、入らないといけない訳で…。

痛みは激しくなっても落ち着く事はなかったから、それからも何か所も、個人の開業医や総合病院の区別なく受診して、かなりのレントゲンも撮られたけど、ただの1か所も骨折を見つけてくれたところはなかった。

確実に【痛み】はあるのに、その原因がわからない。というのは、かなり精神的なプレッシャーになる。
こうして、何年もかけてじっくりとパニック障害になったみたいだ。

最終的に40歳近くになってから、受診した総合病院の整形外科で「症状から、多分、頚椎のヘルニアでしょう」と言われて、以来、頚椎のヘルニア持ちとなった。
ついでに、「実は…」と過去の話をして、医者が撮っていたレントゲン写真をまじまじと見て「あー。なるほど、ここに骨折してくっついたような痕がある」と言われて、やっと骨折していたんだという事実に突き当たった。

このお医者さんは、一応、病名をつけてくれて痛みの原因も見つけてくれたので、良いとして、最初の段階で、かかった全ての整形外科(個人も総合病院も含む)には、恨みがましい気持ちしかない。

早く、骨折を見つけてもらっていたら、無理してライン作業なんかしていない。
原因さえわかっていたら、ここまで体を痛めつけて。それが原因であるパニック障害にもなっていない。

という事を、今朝、思い出して書いただけのブログでおます。
でもね、自動車の生産ラインで働いていたから、今となっては無理ない理由で辞められて良かったのかなぁ。とか…。

脱炭素とか言ってEVに舵を切ろうとしている業界だからなぁ。
古参の企業でも安穏とはしていられない筈だしね。

あのままいても、去年には定年退職している筈だから、大した影響はなかったかな?