ヒロリン雑学ブログ

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61歳の就活事情

61歳の就活事情

とはいっても、正確には生年月日の都合上、まだ61歳にはなっていないんだけどね。あとひと月ちょっとは60歳です。

とはいえ、一般的な会社に勤めていたら60歳が定年退職の年なので。
でも年金がもらえるのは65歳からなので、それまでは無収入の期間ですがな。
退職金はもらえても、5年間も食いつないでいけるほどの金額は出る訳ないし。

おまけに国民年金の納付期間が、5年延長になって65歳まで払い続けなくちゃいけないと。
となれば、年金の受給年齢もあと2~3年の内には70歳に引き上げられるんじゃないだろうか?
というのは、今迄のこすっからい政府のやり方を見ていれば、なんとなく想像ができる。

という事で、先月からちょっと真面目にはおr-ワークに行って職業相談に乗ってもらっているんだけど…。
微妙だ。
お役所仕事というものは、必ず、少しばかり、浮世離れをしている。
親方日の丸だから、世間の一般家庭の常識からは少しずれている。

やたらと杓子定規な対応をされる事などは日常茶飯事だしね。
そんな中、希望を言って、それなりに近い場所で働けるところを探してもらうんだけど、いちいち細かい。

履歴書を書くにしても、昔とは事情が少し違っているようだ。
例えば、取得免許について書く場合。
普通自動車運転免許。だけで良かったところが、普通自動車【一種】免許。と書かなければいけない。とか。
書類選考があれば、郵送する封筒の裏面の左端に郵便を出した日付を書かなければいけない。とか…。

そのくせ、面談だからと、こちらが少しくだけて話をしても通じないし。

一番、信じられないのは、61歳にもなって、今まで、なんの就活もしてこなかったと思っているんだろうか?
ものすごく当たり前のことを注意として言ってくる。
募集に軽作業とは書いているけど、軽作業かどうかは行ってみるまではわかりませんよ。
知っている。
冷凍や冷蔵の倉庫内のピッキングにも行った事はあるし、集配センターのピッキング作業もした事はある。

長続きしなかったのは、左半身に軽いとはいえ痺れがあって、おまけに左手首は粉砕骨折した事もあり。
パニック障害や首のヘルニアだとかいうモノを持っていたからだ。

そうした事を踏まえて、就活をしているのだけど、60歳を超えると求人数が極端に減る。
その上で雇う側も安く使ってやろうという魂胆が見え見えで、時給が安かったり、パートで4時間で縛ろうとしているから、ある程度の収入が見込めない為にハローワークにまで行って職業相談というものを受けているのに。

よほど、まともに就職をしようとする人がいないのか?
今時はくそ文句ばかり垂れて、働かない人が多いんだろうとは思うけどね。
じゅっぱひとからげに、そうした人と同列に見られるのは、ちょっとばかり自尊心というものが傷ついてしまう。

だけど本当にいろんな面でやりづらい世の中になっているよね。
っていうのは実感している。
国は70歳まで働け。と言わんばかりの政策だけど、その為の道筋というものが出来上がっていない。

岡山だから、首都圏に比べると時給などは安いと思うけど、
しかし900円程度で、4時間しか働けないとなると、22日勤務で、単純計算で79200円にしかならない。
年金が貰えていたとしても安い。まだ年金が貰える年齢ではなく5年間、生きていく為に働こうと思っている者には【死ね】と言われているような稼ぎにしかならない。

そして、その手助けをしてくれるはずのハローワーク職員の対応が人を見下すような。軽く見ているような事ではいけないと思うんだけどね。
この国は外国に手助けで大金ばら撒いていてはいけないと思うのだが…。