ヒロリン雑学ブログ

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ジョジョの奇妙な冒険

ジョジョの奇妙な冒険

ジョジョも奇妙にいい加減

よく【鬼滅の刃】が【ジョジョ】のパクリだと言われてきていたけど、【ジョジョの奇妙な冒険】も結構いい加減な構成になっている。
ジョジョの奇妙な冒険が【少年ジャンプ】誌上で連載され始めた時は、私はもうすっかり社会人だった。

始まった時には、鬼滅の刃と同様「絵が好みじゃない」からと、あまり熱心に読んだ記憶がない。
しかも、ちょっと間を空けてたまたま入った、当時はまだいっぱいあった【喫茶店】で退屈凌ぎに手に取ったジャンプ。
時間がいっぱいあったので、久しぶりにジョジョを読んだら、その時はわからなかったけど既に第2部に移行していたみたいで闘技場で【ワムウ】と戦っているところだった(当時はそれすらわからなかったけど)。

まず初めに【絵柄が好みじゃない】
続いてマンガの中でツェペリが「対吸血鬼用の戦闘手段を探して【仙道】を知り【チベット】で修業を積んだ」と話しているシーンで「漫画だからなぁ」と思ってしまった。
【仙道】は何度か書いているけど、【チベット】じゃない。
【中国】か【台湾】だ。
ひょっとしたら【中国系】の【道教】から派生しているので、【香港】もそうだったかもしれない。

【仙道】というものは【戦闘手段】ではなく、【仙人になる為の修行法】なので、この前見返した、アニメの第2部【戦闘潮流】に出ていたような【でたらめな】【呼吸の修行】なんかしない。
「1分間に何十回の呼吸をしろ」とか「十数分かけて1回の呼吸をしろ」とかいうのは、作者が物語を面白くする為に作ったものだ。
そこをベースにして物語を組み立てていると思われる鬼滅の刃は、でたらめの上にでたらめが乗っかっているから【面白くない】(ツッコミながら見ると面白い)

ジョジョが面白くなったのは、バリエーションがない【呼吸を使った【波紋】】という戦闘手段を捨てて【幽波紋(スタンド)】を戦う方法としたところからだ。
それまでは【太陽が苦手】な敵にしか使えない【波紋】だったから、敵も【太陽が苦手(吸血鬼とか)】なものしかいなかったし、戦う方法は【波紋】ただ一つだった。

しかしスタンドは人でも動物でも【誰でも】持つ事が出来る【能力】だ。
それなら敵のバリエーションも増えるし、戦闘方法もスタンドの数だけ増やせる。
1部、2部とジョースター家の血統の男たちが【代変わり】でヒーローになっているのも幸いして、第3部では【日本人のヒーロー】にした事も大ヒットの原因ではなかろうか?

なので、個人的には【第3部から第5部】までが好きなのである。
第6部の【徐倫】は連載中は読んだけど、ラストがどうだったかは【うろ覚え】なので、あまり読み込んではいない証拠になる。
結果的には【意地で読んでいた】感が大きい。
スティール・ボール・ラン】に至っては【ジョジョの第7部】だとは当分の間、気がつかなかった。

昨日、見終わったアニメ版の第5部【黄金の旋風】
矛盾点があるのは【連載当時】から知っていたけど、【面白からいいか】ってところで、読んでいた。
【第5部】を最後まで見る(読む)と【スタンド能力を引き出す【矢】で自分のスタンドを貫くと、その先に進める】
それが【敵を倒す】為の【唯一の方法】となっている。

でも、主人公【ジョルノ・ジョバーナ】はギャングの組織【パッショーネ】に入る為のポルポの試験の時に、既にポルポのスタンドの持つ【矢】に貫かれている。
といったところが、その場で思いついて変えたんじゃあないのか(ジョジョ風の言い回し)と思うところであります。

それから【ミスタ】の使う【拳銃弾】に関する知識も不足していた。
ラストの【ボス】との戦いの時、【ミスタ】のリボルバーは破壊され、その少し前に警官から奪っていたベレッタで応戦する。というシーン。
あまり知られていないかもしれないけど、リボルバーの38口径とオートマティックで使われる9ミリパラベラムは、同径だと思って構わない。
だから両方で使う事が出来る。と思うのは間違いだ。

同じ口径の弾丸でも38口径はオートマティックでは使えないし、その逆も同じこと。
それは薬莢の形状にあって、ベレッタなどのオートマティック用の弾丸をリボルバーのシリンダーに収めようとしてもシリンダーで【止まる事なく】下に落ちる。
逆にリボルバー用の弾丸をベレッタのマガジンに収めようとしても【入らない】そういった作りになっている。

でもそこは【興味があるかないか】で決まる事なので、流していた部分になるけど。

ただ、そんなこと、あまりに細々した事を見つけて読んでも面白くはないので、そこのところはあまり考えないようにして面白く読んでいたし、アニメも見ていた。

最近になって、細々したところに目が行くようになってしまったのは【時代のせい】かもしれない。
現代のネット民が、そうしたところで【1人を不特定多数】で【袋叩き】の目にあわす【炎上現象】のようだ。
うむ、反省反省。