ヒロリン雑学ブログ

時事ネタや歴史、漫画アニメネタの雑学ブログです。

いつからこうなったのか?

いつからこうなったのか?

現代人は根本(こんぽん)を見ない

5年前くらい前から顕著(けんちょ)になっているけど、本当はその前から世の中で持て囃され(もてはやされ)ているのが【時短・簡単・お手軽に】という【スローガン(で、いいのかな?)】
それこそが、重要なので、根本とか基本とかいうモノは、既にどうでもいいものとなってしまっている。

なので、全ての人がそうだとは言わないけど、【自分の頭】で【考える事が出来ない】という風になっている。
「自分で選んでいるよ」と思う人もいるかもしれない。
けど、飲食やエンタメに代表される、【食べログ】という【アプリ(?)】←使った事がないからわからない。

そうしたものに表示されるものの中から選ぶだけだ。
エンタメも、「これがバズりそう」という情報を目にしたら、それに向かって皆(みんな)で駆け出していく。
それは腐れたような【ONEPIECE FILM RED】なんて意味のない、作者が歌手の為に作っただけの【個人的ファンアニメ】が驚異的な【興行収入】を得られるわけだ。

先日の二つの台風。
九州地方は大規模な停電に見舞われて、当初【復旧のめどが立たない】とされていた。
静岡では【降水量】が多かったおかげで、停電も九州同様に起きたけど、そこに加えて【断水騒ぎ】だ。

ここ数年間の台風に【違和感】を感じないだろうか?
基本的に台風というものは、日本から遠く離れた海上で発生し、割と長い時間をかけて日本に到達していた。
しかし、ここ数年間の台風は【発生場所】がどんどん日本に近づいてきている。

「台風が出来た。はい、明日はこの位置で沖縄地方は警戒が必要です」
こんな天気予報を、最近よく目にする。
しかも今年の台風の発生数は【異常なほどに多い】と【気象庁】も警戒を呼び掛けている。

じゃあ何故?こんな事がおきているのか?
乱暴に、簡単に結論付けると【温暖化による気候変動】でしょ?
勿論、温暖化の影響というものは【気象】と深くかかわるので、「台風がいっぱいできる~」とかいうようなもので済むほど、単純ではない。
Aという国では【干ばつ】だけどBという国では、大規模な水害。

現在【世界各地】で取り組んでいる【SDGs】とか【脱炭素】なんていうのは、誤魔化しでしかない。
これも、今、【目の前で目立っている】現象に対して、【何か手を打っているよ】という【アピール】でしかない。
今更そんな事をしても意味がない。

では、その根本を解説します。
温暖化というものは【大気中の二酸化炭素濃度】が増え続けた結果、起きている現象です。

何故?二酸化炭素濃度が関係するのか?
これが【根本】ですが、私も研究者ではないので、40年間で【温暖化に対するニュース】や【異常気象】というものに対する【記事・考察】を整理するとこうなった。という事で書きます。

二酸化炭素】というものは、古くから地球上に存在します。
第一次産業革命前】までくらいの【濃度】なら問題はなかった。
二酸化炭素】の特性として【大気層】に存在し、太陽の【光と熱】は問題なく【地表】まで届けてくれます。

そのおかげで、地球には【光に満ちた昼間】と【適度な気温】が存在していたのです。
夜の部分になると【太陽の光】は入ってきません。
従って【真っ暗】です。
昼間に入って来た【光を放出】するからです。

この時、【二酸化炭素】の特性が、地球上の【熱】を全て【放出】しないおかげで、【夜でもある程度の気温】が保たれているのです。
そうです、二酸化炭素というものの働きは【光は全放出】するもの、【入ってきた熱(温度)】は、全放出しないで【地表に残す】というものです。
これがなければ、火星のように【光が当たる部分は【高熱】なのに、夜の部分は【氷点下】】という激しすぎる温度差で人は生きてはいけません。

第一次産業革命前】までの【二酸化炭素濃度】なら【温暖化】や【異常気象】の【脅威】というものは、感じなくて済んだかもしれません。
しかし、【化石燃料(薪・木炭・石炭・重油など)】を使った大規模な【蒸気機関】から、自動車でもお馴染みの【内燃機関】の発達で、そこから【加速度的】に二酸化炭素濃度の値は上がっていきます。

さっきも書いた通り、二酸化炭素は【取り込んだ【太陽の熱】を大気内に【留めて】しまう特性があります。
だから、その量が年々増えていけば、それだけ多くの【太陽の熱】が、大気中に留まって現在の異常気象の元になっているのです。

問題は、大気中に溢れた【現在の二酸化炭素の量】なのだという事なんですが、こんな事を書いても変人扱いされるだけなんだろうなぁ。
【SDGs】に【脱炭素】なんかは、本当に意味がない。
少しもないとは言えないけど、それよりも大気中の二酸化炭素の濃度を減らす事の方が重要。

この行動に出ないと、何年か先には【人類史】は終わる。
という個人的な危機感のお話でした。