ヒロリン雑学ブログ

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潜在意識の活用法

潜在意識の活用法

について、少し前に書いたのだけども、私が【マーフィーの法則】というものを知ったのは二十数年前に遡る(さかのぼる)。
当時の私は【原因不明】の痛みに襲われて、体調は劣悪な状態にあった。
どうにかして痛みを取り除きたいと思っていた時に、中学の同級生の妹がやっている美容室にあった雑誌で知った。

人は、変化する。
わかりやすいところでは【経年劣化(けいねんれっか)】という表現だろう。
人でも物でも【経年劣化】からは、免(まぬが)れることはできない。という事実。

5年前に購入した製品は当時の最先端でも、5年も経(た)てば時代遅れになっている。
しかもパーツもくたびれてくるので、壊れやすくもなる。
人も同じで、若い頃には活躍していたスポーツ選手やお笑い、役者。
およそどの分野でも、キャリアが5年・10年・30年と伸びると、誰もそうした【ベテラン】に注意や文句が言えなくなる。

どんなに若い頃、礼節(れいせつ)をもって知られた人であっても、悪く言えば【天狗になる】という事だ。
そうなれば【言動】も【傍若無人(ぼうじゃくぶじん)】たるものになって、少しも不思議じゃない。

悪い癖なのだけど、話が本筋(ほんすじ)からそれてしまう。
元に戻すと、マーフィーの法則というものが、その当時、静かなブームになっていたので、その紹介記事を雑誌で読んだ。という事が伝えたかった。
だから俄然(がぜん)、私は興味を持った。
願望を実現するという事は【健康を取り戻す】という私の願望実現の【カギ】となるかもしれないと思ったからだ。

しかし、それを色々と考え方や、物事(ものごと)の捉え(とらえ)方が変わった今になって、やっと理解できたように思う。
最初は、とにかく【マーフィーの成功法則】とかいう表記のある本を、目についた物から買って読んでいた。

しかし、何冊も読んでいると、それは2通りに分けられることに気がついた。
つまり【ジョセフ・マーフィー著(ちょ)】という、本人が書いたものを【和訳】して販売されているものと、そうではなくて、その【マーフィーの法則】を日本に広めたいと思っている(?)人が書いた(と思われる)紹介本である。

当時は早く痛みから解放されて、元の健康体に戻りたいと思っていたから、あまり冷静ではなかったのだろう。
それでも何年かの後に再読していると、「紹介本の方は、本当に【マーフィー】の本意(ほんい)を読み解(と)いて書かれているのかな?」という疑念を持つようになった。

マーフィーの法則の事を書いている本の中には「願望が現実になるイメージがつけにくい場合には、【そうなりつつある】という思いの方が、早く実現できるかもしれない」と書かれているものがチラホラとみられる。
それは【現実が違うのに無理にそう思おうとすれば、そこに無理が生じる】という趣旨(しゅし)の事が説明されていて、それならば、今変化しているんだよ。という事にして誤魔化せば、願望は実現されやすくなるんじゃないだろうか?という理屈である。

本は何冊も読んだし、どの種類の本の中に、そういった事が書かれていたのかは忘れた。
本人が書いた物じゃない本は、やはり書き起こした人の主観が入るので、全面的に信用はできない。
という事は、かなり前から思っていたけど、先日【中畑清】の事例をもとにして記事を書いた後に気がついた。

結局のところ、【こうありたい】という【結果】を口に出して【深層心理】に刷り込むことが、一番効果的なんじゃないだろうか?
中畑清氏の行動は【理屈】じゃなくて【尊敬する先輩】に言われたから、それを実行したに過ぎない。
元気よく「絶好調です!」と答えていた事で、【潜在意識】が【実現】してくれただけなのではなかろうか?

言葉は悪いけど、つまりは【純粋なバカ】は【潜在意識の恩恵】にあずかれるのじゃないのだろうか?
【理屈より、まず行動】って事じゃないかな?