ヒロリン雑学ブログ

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ガンダムと富野由悠季監督

ガンダム富野由悠季監督

富野監督、ホメ殺し企画

機動戦士ガンダムのオンタイムの放送は、言わずと知れた1979年の事である。
当時、私は高校3年生だった。

この監督のアニメには【正統派】という言葉は当てはまらない。
遥かな昔、私がまだ小学校の低学年だったと思うけど【海のトリトン】の時から、子供達の頭の中に【?】がつくようなアニメばかりだ。

海のトリトンは、トリトン族の生き残りの少年【トリトン】をポセイドン族が屠る(ほふる)為につけ狙うという【物語】
勿論(もちろん)、ヒーローはトリトンであり、敵役がポセイドン族になる。
で、毎週トリトン族を滅ぼしたポセイドン族と戦って、勝ち進むトリトンの活躍に胸を躍らせていた。

しかし、最終回。おそらくは日本中の子供達は混乱したと思う。
ポセイドン族がトリトン族を滅ぼしたその理由。
「え?どうゆうこと?トリトン族が善(い)い方でポセイドン族が悪者だったんじゃないの?」
この最後のどんでん返しに翌日のクラスでは、この話題で満たされていた。

その後も【ザンボット3】や【ダイターン3】等、絶対に素直に単純明快なアニメが創られることはなく、どこかに捻(ひね)ったような作品ばかりだった。

そうして生まれたのが【機動戦士ガンダム
当時、発刊されたばかりだったと思うけど、アニメ雑誌の【アニメージュ】誌上で(友人が買った物)すごく端的に「戦場に放り込まれた少年少女の成長と生き残りをかけた物語である」と紹介されていたのは、なんとなく憶えている。

私は友人に引っ張り込まれるようにして見始めたのだけど、最初に見たのが【大気圏突入】の回。
それまでの【ロボット物】のアニメなら、大抵は理解するのは容易い(たやすい)。

基本的に【悪者】というものは【マッドサイエンティスト】だったり【宇宙人】であったり、奇(き)をてらっていてもせいぜいが地底人とか進化した恐竜だったりとか。
しかし【ガンダム】はセリフからも理解の域(いき)を超えていた。

まず、どう見ても【まともな地球人】同士にしか見えない。
そして【制空権】とかいう、俗にいう【戦争用語】が登場する。
「え、子供向けのロボットアニメで、なんで制空権なんて【戦争映画】みたいなセリフが出てくる?」
と、思っているところにいよいよ敵方のロボット【ザク】が登場する。

【格好いい】
素直な感想が、それだった。
当時からアメコミチックな【絵】が好きだったからか?
それまでの日本のロボットアニメに登場していたロボットとは一線を画した【ザク】のデザインは秀逸であり、すごく魅了してくれた。

そして、そのザクが【大気圏再突入】の熱で【オーバーヒート】して爆発してしまう。
こんなリアルな描写のアニメは、多分日本初だったろう。
その翌週からは、高校が終わるとダッシュで家に帰って、この【機動戦士ガンダム】を観ていた。

このアニメで、私は初めて【スペース・コロニー】というものを知った。
新しい知識を仕入れた。
これは、後で知った事なんだけど、アメリカのプリンストン大学の教授【ジェラード・K・オニール】の提唱していた論文をまとめた書物【宇宙植民島】の中に紹介されているらしい。←この本は読んだことがない。

そうした時の最前線の理論を見つけて【物語】に取り込んでアニメを作るのだから、すごいとしか言いようがない。
また、数々のアニメに限らず【ドラマ】や【映画】でもないがしろにされてきた【補給部隊】や【整備兵】なども取り上げていたというのも、興味深い。
このアニメのおかげで、色々な物事を数多く知り得たというのは、のちの私の読む本を選ぶという点にも、大きく影響している。と思える。

長くなりそうだな…。