ヒロリン雑学ブログ

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コロナ第7波

コロナ第7波

医療逼迫(ひっぱく)とは言うけれど…

考えてみれば、政府も自治体も何の施策もとっていないのだから、当たり前といえば当たり前だよね。
3年振りのお祭り再開だー!と、報道各社も本当にコロナの現状を憂(うれ)えているのかどうかもよくわからないし。

ただね、医療逼迫の現状については、少しばかりの考察があるます。←SPY x FAMILYのアーニャの真似(^_^;)

今の人、特に若い親御さんは昔育ちの私からしたら(当年60歳)少しばかり過保護が過ぎて大袈裟(おおげさ)だ。

まだコロナなんかが出回る前の話になるけど、嫁さんの喘息(ぜんそく)が酷く(ひどく)なったので、夜だったし救急病院に連れて行った時のこと。
少し前に来たと思われる小学生くらいの男の子とお父さんがいた。
けど、男の子は割としっかりしている。

熱が出てしんどくてぐったりしている風にも見えないし、お腹が下ってどうにもならない状態でもなさそうだし…。
どうしたんだろうか?と少しばかり気になってはいたんだけれど。

私たちの前に診察室に呼ばれた親子が医者に言っている事が聞き取れて、少しばかり呆気にとられた。
なんでもコケたそうである。
だから救急病院に来たらしい。

しかし、そんな大怪我をしているようには見えないし、現実的にちゃんと自分の足で歩いて診察室に入っていってる。
気まずいのか、子供の方は少し足を引きずるような芝居をしていた。

半世紀前の私の世代の小学生なら「唾つけて赤チンでも塗っときな」といわれる程度の軽傷にすら見てはもらえない程の事だ。
そうした心理が、今の親世代にも引き継がれているんだろうなぁ。とは思う。

本来なら【自宅で様子を見て構わない】程度の発熱でも、「コロナだったらどうしよう」「コロナに感染したら死ぬんじゃないだろうか?」という【強迫観念(きょうはくかんねん)】に囚(とら)われてしまうんじゃないのだろうか?
でもね、コロナ以前なら37度台の【微熱】が出たくらいじゃ、大体は市販の風邪薬とか解熱剤’(げねつざい)を飲んで様子を見ていた筈(はず)なんだよね。

でも、少し前の状態でも擦り傷にカットバンを貼っておけば済むような事で、わざわざ救急病院まで連れてくる親がいる。
なら、今の人ならすぐに病院だとか保健所に電話とか、そうした事をしてしまうから【医療逼迫】という事象(じしょう)が起こる。

また、いつか書こうと思うけど、これは【情報過多】な今の世の中が助長していて、人を不安にさせる情報が垂れ流されているからだと思っている。

結局は【病(やまい)は気から】という根性論(?)とは少しニュアンスが違うんだけど、【気持ちの持ちよう】で病気というのは【悪化】もするし【回復】もする。
全てがそうじゃなく、医者にかからなければいけない時もあるんだけど、軽いものなら気持ちを強く持っていることが肝要(かんよう)になる。と、思う。